【コミックス化前/改変・修正前/「花とゆめ」本誌連載のdata】

  

※作りかけで申し訳ないですが、時間をみながら徐々にupしていきます。    
掲載
回数
年度
章タイトル
扉絵の煽り
あらすじ 作者・柱コメント 編集部から告知・他
205
  **
  第11章
紫の影
----------

真澄のもとへ乗り込んだマヤ!!
芸術祭参加への手立てはあるのか!?
     
229
  12
  第11章
紫の影
     
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
230
1986(昭和61) 19
  第12章
紅天女
     
268
1988(昭和63) 21
213~233
----
21頁
第12章
紅天女
----------

月影千草が紅天女を舞う…!?
場所:紅天女の故郷・梅の谷/月影による「紅天女」の芝居を観るために、大都芸能創設者(義父)・速水英介や演出家・黒沼龍三等、関係者が各々の思いを胸に秘め続々と集結する。 次号よりお休みをいただきます。読んで下さっている方、どうもごめんなさい。近況は「ガラスの仮面通信」でお伝えしますネ(ハート印) 美内すずえ先生取材旅行のため「ガラスの仮面」は来年3号までお休みします。
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
269
1989(平成1) 4
34頁 第12章
紅天女
----------

姫川亜弓と北島マヤ――これから語られる二人の天才のドラマから、もう目は離せない!!
★50P(※扉での修正間に合わず)/カラー扉絵見開き2Pで連載再開。ベルベットの服を着たマヤ・亜弓二人のイラスト★

場所:梅の谷/月影の指示により(月影の「紅天女」の前に)、亜弓とマヤの稽古の成果を見せましょうと、最後のエチュードを二人がかわるがわる演じ始める。

―掲載なし―
予告等で今回の「ガラスの仮面」は50Pとお伝えしましたが、事情により減ページとなってしまいました。読者の皆様にはたびたびご迷惑をおかけする結果となり申し訳ありません。
【2月4日発売 5号につづく】
(扉:HC「ガラスの仮面(1)~(35)」2500万部突破発売中!!)
270
1989(平成1) 5
30頁 第12章
紅天女
----------

マヤと亜弓… それぞれの紅天女…
場所:梅の谷/マヤと亜弓による「紅天女」エチュード演技終了。関係者による感想が述べられる。
そしていよいよ月影+源造語りによる「紅天女」がStartする。ホンの一瞬登場した時には能面をつけた月影で、驚きと共に観客の意識が一気に集中する。
次の場では村娘・阿古夜を演じる月影(素顔)で顔半分を髪で隠している。‘愛らしい本物の乙女がそこに居る…!’誰もが魅了されるのだった。
紅天女のお話の資料に、それぞれの時代の権力争いなんかを調べてみたんだけど、どれもドラマチックで色々なお話ができそう(ハート印) 【つづく】 …だけ…
271
1989(平成1) 6
14頁 第12章
紅天女
----------

幻の名作・紅天女が ここ梅の里に蘇る…!!
場所:梅の谷/源造は語りをやりながら、記憶を失くした一真をセリフのみで演じる。一真役候補の桜小路と赤目は、(月影演じる)阿古夜に一瞬だけ恋をする。神女扱いを受ける村娘・阿古夜。そして不思議に思う一真の問いに、阿古夜は竜神や土の神・風や水の心をごく自然に語るのだった。
―掲載なし―
今回「ガラスの仮面」は事情により減ページとなってしまいました。読者の方々に、たびたびご迷惑をおかけして申し訳ありません。【つづく】
272
1989(平成1) 7
30頁 第12章
紅天女
----------

一同の見守る中 "紅天女"はいよいよ その核心へ…!!
場所:梅の谷/阿古夜と一真の穏やかな暮らし。しかし2匹のカラス天狗の噂等で世の中は不穏な空気が流れているのを観客は知る…そして梅の香や櫛を彫っている手の感覚に触発されて一真の記憶が覚まされようとする。また阿古夜(月影)が眠れと何気ない立ち居振る舞いは、観る者に梅の木を思い起こさせる。源造は阿古夜が"神の分身"だと語る―鈴の音…そこに面をつけて優美に舞う天女・阿古夜が現れ、次の瞬間、面を取り外しても神々しい姿の阿古夜(月影)が!

亜弓の隣に居るマヤ…その食い入るように見つめる瞳の中には本当にメラメラと‘炎’が描写され、亜弓はその姿に圧倒される。― 亜弓脳内「マヤ…!なんて目…!」 ―
能や狂言、歌舞伎のおもしろい資料を知ってる人がいたら、ぜひ教えて下さいね(ハート印) 【つづく】 …だけ…
273
1989(平成1) 8
24頁 第12章
紅天女
----------

紅天女――、その 幻の名演が今、ここに…!!
場所:梅の谷/とても人間のものとは思えない声―「神の言葉」を発した巫女・阿古夜(月影)。梅の精に惹きこまれ我を忘れる観客。神女と村娘を自在に操る月影を見ながら、演劇協会理事長は思う…「あんたは今 尾崎一蓮の魂と一つになっている」。
月影による「紅天女」の芝居が終了。

コミックスでは脇役に登場した劇団つきかげと一角獣のメンバーは、連載では全く登場しなかった
先日、打合せでジンギスカン料理の店に行きました。ラムのたたきがとても美味で、一緒にいった和田先生ともども大満腹に…!! 【つづく】 …だけ…
274
1989(平成1) 9
24頁 第12章
紅天女
----------

わたしの紅天女……
場所:梅の谷/カツラと面をとって月影が正座・お辞儀する。静まり返った場で演劇協会・御岳理事長の言葉と拍手を皮切りに拍手と歓声で満ちる。一蓮と芝居の思い出を語る月影―そして能面を割って、理事長に今後を託す。
隠れて芝居を見守っていたフランス人写真家・ハミルはその存在がバレ、亜弓に叱られる。また芝居に感動して涙する速水会長は、部下に命じて負ぶって貰って山を下りる「こんなざまを真澄にみられてたまるか」と心の中のモノローグあり。
月影は真澄に少し信頼して「紅天女」を見守ってほしいと頼む。マヤと亜弓は、それぞれ割れた能面を手に、役作りに思いを馳せる。
「紅天女」への反響のお便りありがとうございます。劇の細部はこれからのマヤと亜弓の稽古の中で描いていこうと思ってます(ハート印)  
275
1989(平成1) 10
24頁 第12章
紅天女
----------

いつも応援、ありがとうございますっ(ハート印)
場所:梅の谷の麓にある旅館/療養中の速水会長はしばらくこの山を離れないと言う。真澄は自身が東京に戻る報告と共に、紅天女候補者等の予定を報告。

場所:梅の谷/マヤは前日に見た芝居のセリフを一言一句間違えずに一人で稽古する。その姿を木陰から見守る真澄の心の中「マヤ…!おれはおまえが好きだ…!どうしようもないくらい愚かに恋している…!」。声をかけずにその場を去る真澄。

続いて、東京へ帰省する準備を終えた亜弓がやって来る。マヤが月影の動きを再現している姿に、亜弓「月影先生のただ一度の芝居をすっかり覚えているっていうの…!?」と心の中で驚愕。
マヤの無邪気な言葉に、亜弓は憎悪の表情を浮かべ『わたし…なぜあなたなんかに出会ったのかしら…?ときたま あなたが憎らしくてたまらないときがある…』と口にする。マヤ『亜弓さんそんな… なにをいっているの?』亜弓蒼ざめながら『「紅天女」はきっとわたしが演ってみせるわ!!試演の日あなたに会うのを楽しみにしているわ』と捨てセリフを残し、東京に帰る。
コミックス化であった取っ組み合いの喧嘩シーン&亜弓の本音の吐露のみで二人の罵り合いは、一切なし


残されたマヤも心の中で、紅天女をあたし演りたい・誰にもとられるのはいや…!と強く思う。
宿泊していた所に戻るマヤ…真澄が少し前まで座っていたという座布団を触りながら泣きそうな表情に…そして紫のバラが届く。メッセージカードには「この先どんなことがあってもこの気持ちは変わりません・たとえあなたと一生会える日がこなくても…」と書かれ、マヤはいつもと違うメッセージに疑問を持ちながらも真澄への気持ちを再燃させる。

移動中の航空機内・真澄の心の中「この苦しみに慣れるのにはどれぐらいの時間が必要なのだろう…」。
春のポカポカ陽気に誘われて、自転車で遠くの喫茶店までいってお話を考えました。気分転換になってなかなかよかったみたい(ハート印) 【5月2日発売 11号につづく】
276
1989(平成1) 11
24頁 第12章
紅天女
----------

いつもとちがう紫のバラ…!?
場所:梅の谷の麓にある電車の最寄り駅ホーム/マヤから月影先生にお別れする前に…と月影と一蓮の恋愛について質問する。マヤは年の差にも言及し素直に答えながら月影は『勇気を出して恋をなさい…!』と言う。
発車した列車の中で黒沼より東京での稽古予定の指示を受けながら、マヤは真澄への気持ちを告白しようと心の中で決意する。

マヤは大都芸能ビルに出向くが、まず近くの公衆電話から問い合わせると、社長はパンテオンホテルにいるとの返答―ホテルに行くとそこは"速水家・鷹宮家 婚約披露会場"だった。

コミックス41巻の最終ページ相当の回だが、よく見るとマヤの服装や月影に恋の相談をする場所等、コミックス化で何箇所も描き直されている
ついにマヤと真澄さんの恋も佳境に…。二人を幸せいしてあげてください…って手紙をくれる方が多いけど…、多いので…!?


(柱では,結論なし)
【つづく】 …だけ…
      〓〓〓―――――  ここまで コ ミ ッ ク ス 41 巻 相当  ―――――〓〓〓
277
1989(平成1) 12
24頁 第12章
紅天女
----------

私のことを見守って下さい 紫のバラの人――
場所:パンテオンホテル婚約披露会場/グラスを手から落としたマヤに気付く真澄と紫織。真澄の方から『よくきてくれたね』とニッコリと笑いかけられ、マヤは『心からお祝い申し上げます』と述べて告白しなかった事を馬鹿な事をしなくて良かったと本心から思ってしまう(展開はコミックスと同じ)。
場所:姫川邸/亜弓も明日に稽古を控え、紅天女への思いを馳せる。
場所:キッドスタジオ・黒沼班の稽古/セリフの読み合わせをしながら、マヤは真澄への思いを捨てきれず、阿古夜のセリフで涙を流す。
来年、大阪で開かれる"花博"の企画で、何本かお話を描くことになりました。どんなものにするか、いろいろ資料を調べてます(ハート印) 【つづく】 …だけ…
278
1989(平成1) 13
24頁 第12章
紅天女
----------

真澄の婚約を知ったマヤは…!?
場所:キッドスタジオ/黒沼班の試演の稽古。台本を見ずにセリフは完璧に言えても心ここにあらずのマヤ…一日中稽古しても無駄になってしまったマヤに、黒沼が雷を落とす。『恋をしてみろ!北島!阿古夜として一真に恋をしてみろ!』とマヤをどつく…桜小路に抱きつく体勢になってしまうマヤ。時間外に一真役・桜小路と二人っきりで残され稽古するが、マヤはまだ心の中の真澄への想いを吹っ切れずに涙してしまう。

場面変わって/真澄と紫織は、真澄の運転する車で鷹宮家の親類(?)で旧財閥の会長・松倉影清の自宅に出かけ仲人を依頼する。帰りの夜道、車を停めて星を見る真澄。真澄は紫織に星について語ろうとするが、紫織は高台から望む街の夜景を見て『都会の銀河が~略~すばらしい美しさだお思いになりません…』と真澄の言葉を中断して話しかける。真澄は、マヤと梅の谷で星空を見上げて語った子供の頃の思い出話を思い浮かべ、心の中を風が吹きぬける。
私の仕事場はマンションの6階にあります(ハート印) 天気のいい日に窓を全開にして外の風をたくさん入れて仕事をすると、気分壮快!!


漢字原文のまま
「ガラスの仮面」は美内すずえ先生取材のため14号15号をお休み致します。16号の再開をお楽しみに。
【16号につづく】
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
279
1989(平成1) 16
24頁 第12章
紅天女
----------

紅天女の稽古、いよいよ本格化!!
  坂本龍馬を題材にしたミュージカルを見ました。脚本は古いものを使っているのだけれど、演出が新鮮でなかなか楽しめました(ハート印) 【つづく】 …だけ…
280
1989(平成1) 17
11頁 第12章
紅天女
----------

―扉:掲載なし―
小野寺班・亜弓の稽古/王子と乞食を演じた時のように、亜弓は村娘・阿古夜をイメージしてみすぼらしい衣装で現れる。
―掲載なし―
美内すずえ先生急病のため、減ページすることになってしまいました。読者の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
【つづく】
281
1989(平成1) 18
24頁 第12章
紅天女
----------

どう演じよう!?阿古夜の恋…
黒沼班の稽古/紅天女の恋の場の稽古が行き詰まり、稽古場で心ない噂が飛び交う。

桜小路自宅(家族と同居設定)/公認の彼女・舞から貰ったプレゼントのマフラーをタンスに乱暴に放り込む。
翌日、桜小路は、マヤを稽古が終わったらミュージカルに行こうと誘う。『じゃデートの約束』指切りして別れる2人。

その翌日ミュージカルの会場では、有名な2人の役者が客席に現れ、観客がアレコレと噂する。さり気なくマヤの肩を抱く桜小路…そして、そのデートの様子を陰ながら聖が見守っていた。
喫茶店で冷しウーロン茶を注文したら、キッパリと「ありません」と言われてしまった。ホットはあるのにどうしてなのかしら? 【つづく】 …だけ…
282
1989(平成1) 19
24頁 第12章
紅天女
----------

桜小路の接近に
揺れるマヤの心…!?
マヤと桜小路のデート/ミュージカルは無事終了し、帰り道、桜小路がマヤの不調を心配して『きみの悩みを忘れさせることはできない?』とアプローチしてくる。マヤはそれが桜小路の真剣な恋のアプローチだとは考えずに(と言うか薄々気付いているが)、その優しさに委ねてしまう―「ごめんね桜小路くん…哀しみを忘れられるまで…」とマヤは心の中で考える。

場面変わって聖の運転する車内で真澄と密談。仕事の報告がてらマヤの稽古も報告―なにか悩み事がある様子でうまくいかない、苦しい恋でもしているのではないかと噂が出ている、と。

黒沼班稽古場/先日マヤが欲しがっていたような髪飾りを桜小路が購入し、マヤにプレゼントする。黒沼はそんな2人の様子をずーっと見守っていたため、封印していた恋の場の稽古をやってみようとなった。当初は以前とは比べられないぐらい感情のこもった良い演技をするマヤ。
しかし、聖からの報告が気になっていた真澄が稽古場に様子を見に訪れ、真澄の訪れをマヤが気付き、すぐに蒼ざめ凍りついてしまう。
お待たせしていましたHC「ガラスの仮面」36巻が発売されます(ハート印) 発売日等の詳しいことについては、広告ページをみて下さいね。 【9月20日発売 20号につづく】
283
1989(平成1) 20
24頁 第12章
紅天女
----------

阿古夜の恋が
演じられない…!!
黒沼班稽古/真澄が見ていると思うと蒼ざめ震えて、まともな演技が出来ないマヤ―そのマヤにムキになって振り向かせようと桜小路が演技をすると目をそらすので、桜小路はマヤを抱きしめる。白目になるマヤ→桜小路も白目になる。2人の気持ちは噛み合わず中断する。

そこへ舞がまたやって来て、マヤと桜小路の恋の噂の真偽を確かめに来たと言う。黒沼の許可がおり桜小路は舞との結着をつける為、稽古場から離れる。マヤ以外の関係者は黒沼の指示で全員帰る。
そして真澄だけを残して、マヤに座っている真澄を一真だと思って(相手にして)さっきの恋の演技をやれと命じる。
最近、お芝居をあんまり見てないの…。でもこの秋にはまた色々見ようと思っています。面白そうなのがあったら教えてね(ハート印) 【つづく】 …だけ…
284
1989(平成1) 21
24頁 第12章
紅天女
----------

黒沼の意外な言葉にマヤは…!?
黒沼班稽古/真澄は黒沼からただ座っているだけでいいと言われるが、わざと噴き出して『やめましょう こんな冗談は』と席を立とうとする。しかしマヤが真剣な表情で真澄を制止し、黒沼にも『つきあってくれ』と頼まれ、また渋々席に座る真澄。
一瞬の間の後、振り向いたマヤは恋する乙女の表情で感情たっぷりにセリフを発する。真澄はその表情・演技に驚いて、マヤの芝居に惹き込まれ、マヤの頬に手を触れていた。黒沼の言葉で真澄は正気に戻り、感想を求められ上出来だと褒める。真澄の帰り際、稽古場の外で黒沼は真澄と紫織の婚約への祝いを述べる。

真澄が帰った後の稽古場に残されたマヤは、1人涙していた―それを見てマヤの片思い(だと黒沼は思う)の相手は、真澄だと確信し、真澄相手の演技を忘れず舞台の上で再現できるように、いい経験したな北島とマヤを慰める。黒沼の胸を借りて、泣きじゃくるマヤ。
コミックス「ガラスの仮面」の36巻が発売になりました(ハート印) 黄色いふちごりにマヤのイラストという表紙ですのでよろしくねっ!! 【つづく】 …だけ…
285
1989(平成1) 22
24頁 第12章
紅天女
----------

負けられない
誰にも…
黒沼班稽古/マヤは阿古夜としての演技で「感覚の再現」という言葉を思い出し、真澄との思い出を元に翌日の稽古場で見違えるような良い演技をする。マヤは、演技をしながら―「あたしは貝のように口を閉じていよう、正体をあかして大事なあなたを失いたくないから…!」と、心の中で強く決意する。
桜小路は、舞に対して謝りながら『ぼくはきみにふさわしい男じゃない~いままで通りにはつきあえない』と別れを切り出すが、舞は『そんなこといっちゃいやだ…!』『好きなのに…』と桜小路に抱きつく(最終的にうまく別れられたかの描写はなし
)。

翌日、真澄はマヤの想いのこもった演技が忘れられず、仕事中に失敗が増えてしまう。周囲は紫織との婚約の影響だと勘違いする。

劇団オンディーヌ青年部スタジオ/取り巻き連は美しい亜弓の阿古夜の演技に見惚れるが、亜弓自身は納得いかず悶々とする。と外を突然雷雨が振り出し、小野寺に雨に打たれながら演技をやらせてくれと頼む。亜弓は考える―「わたしに足りないのは説得力…!」
久しぶりに故郷の大阪に帰りました。街並はあまり変わってなかったけど、よくお話を考えていた喫茶店がなくなっていて残念… 【つづく】 …だけ…
286
1989(平成1) 23
20頁 第12章
紅天女
----------

豪雨の中に立ちすくむ亜弓…
その真意は…!?
雨に打たれながら阿古夜として『空のことは竜の神にきけばよい~』とセリフを発する亜弓―「本物の雨の中で(観客だった取り巻き連)みんなを説得できるか試したかったが、誰も芝居のセリフを信じられる?との問いに是を答えなかった―敗北ね―わたしはなにひとつ阿古夜のセリフを理解してなかった」と、改めて思い知る。

黒沼班の稽古/マヤの稽古を見ながら阿古夜のセリフ「大地の囁き風の声」に、芸能記者があの子を見てるとそんな気になると呟く。恋の場面も臆することなく順調に進む稽古―但し桜小路だけが、マヤの視線の奥に自分を通じて誰かを見ていると違和感を感じていた。

劇団オンディーヌの稽古場に戻る/芝居の稽古の後に、優雅な動きのためにパントマイム等の稽古で汗を流す亜弓。

黒沼班に戻る/マヤは黒沼に指導されるが、技術的な表現力がないと周囲の誰からも指摘されていた。
アシスタントをしてくれているTさんが、フランス旅行に行ってきました。話をきいているうちに、私も行きたくなっちゃった(ハート印) 【11月20日発売 24号につづく】
287
1989(平成1) 24
24頁 第12章
紅天女
----------

マヤ…
あの子には負けられない…
亜弓の1人暮らしのマンションにて/女優である母・歌子がある主演女優賞を受賞し、記者からインタビューを受ける様子をTVで眺める亜弓。そして亜弓の紅天女試演のことに話が及ぶ。しかし記者の"亜弓が歌子と監督の美貌・感性を受け継いでいる~"との言葉に、TVを切って怒りに震える亜弓。「紅天女」を早く自分の手で演じ、両親からの七光りから脱却したいと強く再認識する。
亜弓私服:推定20歳の成人にしては幼い格好。フリルたっぷりの襟付きワンピースにツインテールの髪型・ワンピースと同系色っぽい濃い目の色のリボンをつけている…冷静に見て、ちょっと変w カラーページではないので、実際の色は不明


●亜弓の失明の危機…!?●
翌日以降、劇団オンディーヌ稽古/亜弓はどんな稽古や訓練にも、今まで以上に驚くほどの真剣さで汗だくで行っていた。そんな時、脇役女性にライトが倒れかかりたまたま稽古の合間で見ていた亜弓が、咄嗟に『あぶない…!』と彼女を庇い、逆に亜弓の後頭部にライトが当たってしまう。
その時点では、亜弓自身も周囲も大した事がなかったと思って、そのまま稽古を続ける。

その夜稽古を終えて帰宅する亜弓は、自宅マンションのエレベータ内で、降りたい階のボタンを押そうとした一瞬、(視覚に異常が発生し)自分の周囲が停電したか!?と驚き、思わず顔をしかめるほどの激痛を頭に感じる。
翌朝目覚めた時に周りの風景がボヤ~っとしか見えず、バランスを崩しベッドからズリ落ちてしまう。部屋の中が暗くかすんでしまって、自分の手ですら判然としないことに愕然とする亜弓…
来年度の花とゆめの表紙には花言葉が入るそうで、1号用に紫のバラのイラストを描きました。どんな表紙になるのかたのしみ(ハート印) 【つづく】 …だけ…
288
1990(平成2) 1
25頁 第12章
紅天女
----------

’90年もよろしくお願いします(ハート印)
★扉絵カラー1枚、濃い目の緑色背景、マヤが羽根飾りの沢山ついたクラシックバレエ風の衣装を身につけている。★

眼科(?)で眼の検査を受けるが、その場では眼の異常は発見されず。この時点では精密検査をしていない。3日後に再度来るように指示を受けて安心する亜弓。
そのままオンディーヌの稽古場に出向き、最初のうちは問題なくいつも通りに励んでいるが、また視覚がぼやけてしまう…!偶然にも巫女の演技をするシーンだった為、亜弓が視覚の異常に驚いた表情など、神秘的でちょうどいい"間"だったと演出家・小野寺にすら勘違いされる。

続々と稽古時間が終了して帰宅する団員がいる中、亜弓は姫川家専属の車が迎えにくるのを1人待っていた。車の到着が遅れ誰もいない劇団で、突然吐き気に襲われる亜弓。用務員室の電話を使って、誰かに連絡しようとしても気絶してしまう。
雪村いづみさんが久しぶりに開いたコンサートに行ってきました。のびやかな声とすばらしい演出に、とっても感動してしまった(ハート印) 【つづく】 …だけ…
289
1990(平成2) 2
24頁 第12章
紅天女
----------

目の異変に
亜弓は…!?
病室で目覚める亜弓…劇団オンディーヌの用務員室で気絶したところを守衛が発見したと言われる。急遽、北海道ロケを抜けてきた母・歌子とばあやさんの2人が付き添っていた。目覚めた亜弓は、両親の仕事に迷惑をかけてしまって…!と心配するが、ベッドから出て立ち上がろうとすると目まいを起こしてしまう。精密検査等も受けたが、亜弓にはその結果を伝えられていなかった。診察室で医師と母が深刻そうに会話しているのを見たり、視力の低下に不安を覚える亜弓。

入院が長引き母・歌子がロケ現場に復帰した後、亜弓は直接医師に尋ねる『正直におっしゃってください!わたしの目はどうなんですか…?』
医師は、その真剣な様子から『正直に答えよう~略~ではきみに舞台をあきらめる勇気をもってもらおう』『このまま症状が進めばおよそ三か月後には視力は著しく減退~略~失明ということもありうる…!』『手術をすればある程度はよくなるかもしれんが 目の回復率はせいぜい20%だ とても舞台で芝居をやれるような状態ではない』と宣告され、亜弓は絶望の淵に立つ。

誰もいない劇場に足を運び『わたしは今までどんなにつらくても自分のために泣いたことは一度もなかったわ 自分を哀れむようでいやだったの』『でもね ばあや 今は泣きたいの 自分のために泣きたいのよ』と付き添うばあやさんに正直に打ち明けて、舞台の上で泣き崩れる亜弓。
退院してマンションではなく姫川邸に帰宅する。そこへ海外映画ロケ中の父からの電話。まだ女優への夢を諦められず悶々としているが、気丈に心配かけまいと笑顔で明るく電話に応対する亜弓。

両親にもばあやさんにも内緒で置き手紙―心の整理をつけるためにしばらく旅に出ます 心配しないで ばあや きっと帰ります 亜弓―
列車の中で、サングラスをしつつ涙を流す亜弓の姿が…。
年末にはいろいろと観てみたいお芝居やショーがあるのだけれどなかなか行けません…。何か観に行った方、情報をくださいね(ハート印) 【つづく】 …だけ…
290
1990(平成2) 3
24頁 第12章
紅天女
----------

思い出の地で
亜弓は…!?
亜弓は、10年前最年少助演女優賞を受賞した映画「ゼロへの逃走」でロケ地だった高原に、誰にも告げずにやって来た。その時の支配人が今も在籍して思い出を語りかける。
―亜弓の回想―「なぜこの地にやって来たのか…「ゼロへの逃走」…はじめての大役であの時10歳だった~必死だった~パパ・ママの名前のせいでかすみがちだった自分の存在を皆にわかってもらおうと一所懸命だったわ。」

しかしホテル内外の施設・テニスコートでもレストランでも彼女は他の宿泊客等から衆目を浴びて、落ち着くことが出来ない。
レストランの食事を途中でやめ、ホテルの部屋の中に戻り、亜弓は「どうすればわたしは"姫川亜弓"をやめることができる…?わたしは人前で泣くこともできないのよ…!誰かわたしを支えて…!」と心の中で思いながら号泣する。

場面変わって、亜弓の滞在するホテルの近くでサスペンスドラマの撮影が行われていた。その主演女優・関口みどりは子役の頃から亜弓と浅からぬ因縁を持ち、他人にも『だって勝てっこないでしょ コネも七光りも強力なんですもの』と公言する。ホテルに亜弓が来ているとの噂を聞いて「紅天女」の稽古は?と不信に思っていた。
亜弓はホテルの庭にある喫茶コーナー(?語彙がなくてすまん)で第3者から見るとボ~っと座っていたが、確実に視覚の悪化が進んでいるのを自覚していて「化石になりたい…」と心中は穏やかではなかった。そして撮影の合間にみどりがやって来て亜弓のそばに立っていたのだが、亜弓は視力の低下で気付かない。
みどりは無視されたのか?と勘違いして、他の宿泊客や近隣からやって来た亜弓のファンと亜弓の暖かな交流の様子を監視する。その時亜弓は、ファンに自分の女優の仕事が他人に力を与えていたのだと聞いて、心の中で―「みんなの夢をこわさない為に、女優 姫川亜弓の役を演じてみせるわ…!」と決意していた。

みどり→『ごきげんよう お見忘れかしら? 奇遇ね こんな所で会うなんて』
亜弓→顔は判然としないが声で判別する『(この声は…)関口…みどりさん』
みどりと亜弓は「紅天女」の稽古中にこんな所にやって来た経緯等の会話をする。みどりは身体を悪くして保養にきたのかと口にする。
亜弓→『わたしはあなたにうらまれているのかしら?』
みどり→『そうね~略~なにしろ母親ゆずりの美貌 両親のおかげで生まれながらのスター なんの努力もなしにいつでも主役の座が与えられる』
亜弓→『残念だわ わたしを理解してもらえなくて~略~あなたが主役に選ばれなかったのは わたしのせいじゃないわ~略~大役がほしければ死にものぐるいで勝ちとるのね』と、その場を立ち去ろうと振り向きざまに言う。
みどり→『~略~それほどいうのなら本当の実力ってものをみせてよ!』
亜弓→『ええ…!ちょうどわたしもそうしたかったところなの~略~』
亜弓は、亜弓のファンとみどりとの会話により、言葉に発して決意表明する。『きっと演りとげてみせますとも…!「紅天女」を…!』
最近、イギリスでよくお茶の時間に出される"スコーン"というお菓子が気に入ってます。という訳でただ今ダイエットは休止中(ハート印) 美内すずえ先生取材のため、「ガラスの仮面」は4号・5号をお休みします。6号の再開をお楽しみに(ハート印)

【花とゆめ 6号につづく】
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
291
1990(平成2) 6
25頁 第12章
紅天女
----------

―煽り:掲載なし―
1ページ目から桜小路の心の中の思いでStart―恋を語るきみは いったいぼくの後に誰をみてるの~略~うっとりと恋を表現するきみは 遠い幻を夢みてる~略~きみの心のうつろさに ぼくは悲しみでいっぱいになる ぼくをみて!ぼくにふれて!ぼくの声をきいて!―

黒沼班稽古場/村娘・阿古夜ではなく、梅の木の精・紅姫として登場するシーン…マヤは黒沼を納得させる演技ができない。バケツの水をぶちまけた床の上を歩いてみろ!と指示されると、パシャパシャと水音を立てて歩く人間にしか見えない。
そして稽古場でも亜弓のことが噂になっていた‘雲隠れしていたが、今は戻っていてがらっと演技が変わったらしい’と。亜弓の噂を聞いたマヤは、梅の谷での別れの言葉を思い出す『わたしはいつだってあなたに敗北感を感じてきたのよ…!』―マヤは「あんなにきれいで何でもできる人はどうしてあたしなんかにあんな言葉を言ったのかしら?」と、「かないっこない」とくじけそうになりながらも「でも自分で新しい紅天女つくる…!」と夢をかなえたいと思う。

黒沼と関係者が試演の劇場に下見にやって来た。黒沼がスタッフと打ち合わせしている時、舞台上で桜小路が真剣な顔をしてマヤの手をとり話しかける『本当のことを話した~略~(舞は)2時間も泣きつづけたよ…』『この芝居の間だけでいい ぼくだけを見ていてくれ…!』

するとそこに真澄が登場。真澄は皮肉っぽく話しかける『これは…!今から芝居の稽古か?』『あいにくこの劇場のオーナーでね 君には迷惑な話だろうが~略~大都の劇場には金輪際出ないと言っていたが~略~どうする?』 
マヤは、心の中で紫のバラの人…と思い蒼ざめながら返答する『あなたなんかにしっぽ巻いて逃げるもんですか…(でもその口調には昔のようなケンカ腰の勢いはない)』『ただし…!あたしにこの劇場で1番いい席を1枚招待券としてください』
真澄→『ほう 誰を招待するんだ?』 マヤ→『紫のバラの人を…~略~例え試演でもその方には 1番いい席であたしの「紅天女」をみてもらいたい…!』
真澄→『わかった 支配人にいっておこう』マヤ→『あなたは? あなたはきてくださるんですか?』真澄→『おれは…わからんね 君の足長おじさんほど誠実じゃないからな』この返答が最後で他のスタッフと共に劇場を去る。

マヤは、少しの間立ちすくむが客席のドアの向こうに消えた真澄を突然走って追いかける、しかしロビーにはもう真澄の姿はなかった。直後に今度はサングラスをした亜弓が1人で歩いてくる。取り巻き風に人々が後ろをついてくる中、(劇場ロビーなのになぜか)小さな男の子がオモチャの新幹線で遊んでいて、その新幹線があやまってその手から離れ、亜弓の足元前方に転がろうとしていた。視力が低下している亜弓は物音が気になりつつも、ハッキリとは気付かずにそのままカツカツと歩き続け、マヤは無言で亜弓を見ている――次号へ。
白泉社の新年パーティで久々に色々な人にあいました。以前からの知り合いと再開するのも新しい人と知り合うのも両方楽しい(ハート印)

漢字原文のまま
【3月5日発売 7号につづく】
292
1990(平成2) 7
  第12章
紅天女
----------

紅天女は
どちらの手に…!?
大都劇場のロビーを歩く亜弓の足元に転がってくるオモチャ―亜弓よりも先に周囲にいた人々が気付いたが、誰も亜弓やオモチャの持ち主の男の子に注意を促さない…後1、2歩という瞬間、男の子がオモチの行方に気付いて、亜弓にぶつかりつつ走って奪取した為、亜弓は事なきを得た。『大丈夫?』と亜弓を心配して声をかける取り巻き。そして亜弓はホッっとする間もなく、客席扉に立ちすくむマヤと黒沼班の役者達にも、全く気付かないまま通り過ぎてしまった。

黒沼班役者は、通り過ぎた後に嫌味を言う『すごいわね北島マヤを無視したわよ』『あたし達なんて目にも入らないのよ』
亜弓は足元に転がってきたオモチャの件で、霧がかかったようにあたりの景色がぼんやりしてしまう…と気に病んでいた為なお驚く―噂した声の主(マヤ達の方角)を振り向いて見た―そして今度は『こっわーい すごい目をして睨まれちゃった』
亜弓は"なんと思われてもいい、この目のことさえ気付かなければ わたしは女優…!見える演技をしてみせる…!" 亜弓も試演の舞台を下見しながら"どんな空間なのかした?"と不安を感じていた。
マヤは口にこそしないが、"あの人とあたしはライバル、あたしに親しく口きくわけない 負けられない亜弓さんに…!"と心の中で思う。

黒沼班稽古場(屋上?)/水音をたてずに歩こう・精霊の暑き方を練習しようと、マヤは1人で水を床にぶちまけて練習していた。いくらやっても上手くいかず、歩き方や動き方の悩みをブツブツと声に出しているマヤ。その様子を聖が壁に隠れて見ている。
バレンタインデーや私の誕生日にプレゼント等を贈ってくれた皆さま、どうもありがとうございました。これからもよろしくね(ハート印)  
293
1990(平成2) 8
  紫のバラの人正体の意図は…!? インド舞踊    

 

297
1990(平成2) 12
  千草の寿命があと一月[ひとつき]意外な事実に事態は急転する      
298
1990(平成2) 13
    箱根・鷹宮家別荘で森林を真澄と紫織が散歩    
299
1990(平成2) 14
  ひと月半後に迫る紅天女試演の日。だが千草の命はあとひと月…!?      
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
300
1990(平成2) 17
26頁
(扉・イラスト大会含む)
第12章
紅天女
----------
少女まんが史上最高のSuper Long run.
Special Thanks 連載300回
[亜弓とマヤのカラー扉絵]
----------

幕があがる。そして
光の中へ出てゆく
主役はただ一人――
紅天女の梅の谷近くの病院で療養してる千草を内緒で訪ねていくマヤからスタート 今回で連載300回。ファンの皆様を始め、演劇関係の方からお医者さんまで色々お世話になりました。今後もよろしくお願いします。 【8月20日発売 18号につづく】
301
1990(平成2) 18
24頁 第12章
紅天女
----------

千年の梅の谷で
マヤは意外な人物と再会する…!?
梅の谷で、マヤが大都グループの会長(真澄の義父・速水英介)に出会う。 最近、アシさんが猫をつれてやってきます。ほとんど鳴かないのだけど、かまってやらないと小声で自己主張するのがかわいい(ハート印) 【9月5日発売 19号につづく】
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
302
1990(平成2) 21
24頁 第12章
紅天女
----------

お待たせしました(ハート印)
コミックス[37]巻
10月19日発売決定!!
亜弓の母・女優である姫川歌子が仕事場からばあやさんからの連絡を受けて急遽帰宅する―それ程に亜弓の病状(視力低下)は悪化していた。 19・20号と続けてお休みしてしまって、皆さんにはご心配・ご迷惑をおかけしました。励ましのお便りをありがとうございました。 【10月20日発売 22号につづく】
303
1990(平成2) 22
24頁 第12章
紅天女
----------

女優・姫川亜弓
誇り高く 美しく
神の祝福を受けし者…
歌子は、亜弓の心からの願いを聞いて、演出家・小野寺の下を訪れ、演出プランを教えて貰い亜弓の特別レッスンをしたいと言い出す。 仕事明けにアシスタントさん達と、佐和貫利郎さんの絵画展に行きました。妙に懐かしい気がする不思議な雰囲気の作品でした。 【11月5日発売 23号につづく】

 

308
1991(平成3) 3
24頁 第12章
紅天女
----------

紫のバラ
ただその一輪のために…
●真澄が暴漢に襲われるエピ●
「だれよりもあなたが好きです」「あなたを愛しています どんなことがあっても」と怪我で意識が朦朧としている真澄を看病しながら涙を流して告白し、額にキスしているマヤ。

マヤの告白の言葉は耳にこそしていないが、そのただならぬ雰囲気に嫉妬を顕わにする紫織
紫織は、マヤを追い出した後、伊豆の真澄の別荘で発見したマヤの舞台写真のアルバムの存在を思い出す。
今回のお仕事は、アシスタントさんが持ってきた嘉門達夫のテープがBGM♪ う~~っ笑いすぎて手がふるえる、線が曲がる~~!! ※美内すずえ先生取材旅行のため、「ガラスの仮面」は7号までお休みさせていただきます。8号からの再開をお楽しみに。

【花とゆめ 8号につづく】
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫

 

318
1991(平成3) 17
24頁 第12章
紅天女
----------

紅天女の恋…
あたしの恋…!
黒沼班の稽古/梅の木を切る場で、桜小路が一真役として、切断に踏み切れず自ら中断する。こっそり稽古の様子を眺めていた桜小路の彼女・舞が、桜小路の真剣な演技に心を打たれ『もうわがままはいわないわ』と言って帰る。

●ホテルマリーンへの序章●
場面変わって真澄の別荘にて/暴漢に襲われて夢うつつの中でマヤに愛の告白された言葉を思い出し、真澄が聖に『そのことで胸がいっぱいで何もてにつかない~省略~こんなことを話せるのはきみだけだ聖…』と言う。聖は『今一番なにをなさりたいのですか?』と問うと、真澄は『ほんとうは…今すぐにでもとんでいきたい。とんでいって会いたい…!』『会えばバカなことをしてしまいそうな気がする…』『婚約者のいる男がとてもやらんようなことを…だ』と正直に告白する。
聖→『おやりなさいませ 真澄さま』『ふつうの男と同じように照れながら胸をどきどきさせて そして相手の顔色をうかがいながら 平凡なきまりきった文句を告げるだけでいいのですよ』『そしてなにもかもうちあけるのです』
真澄→『なにもかも…?おれがあの子に紫のバラを贈りつづけていたこともか…!』真っ赤照れて叫ぶ。
聖→『真澄さま この件はわたくしにおまかせ願えませんか?』真澄の反論をよそに、聖は車で別荘を去る。
車を運転しながら聖脳内―真澄さま…あなたのあんな気弱なとり乱した姿をぼくははじめてみました~略~ぼくは あなたの幸せな笑顔がみられればいい…知っていましたか?それだけでぼくが幸せな気持ちになれるってことを…そう…少年の日にはじめてあなたの笑顔をみたときから…
別荘に残された真澄―おれにうちあけろというのか…!?あの子に紫のバラの人はおれだ…と…。
暑い夏がやってきたのにクーラーの効きがイマイチ…と思っていたら、フィルターを洗った途端に復活。今度は効き過ぎで寒い…。 【8月20日発売 18号につづく】

(扉:コミックス(1)~(37)巻 大好評発売中)
319
1991(平成3) 18
24頁 第12章
紅天女
----------

困難に立ち向かう
その姿は美しい…
劇団オンディーヌ青年部スタジオ/失明の危険を隠したまま、亜弓が特訓から稽古場に戻ってくる。事情を知らない周囲の湧き帰る様子をよそに洗面所で薬を飲み、紅天女がわからない、マヤを思い浮かべてまたあの子に負けると涙する亜弓。

場面変わってマヤの稽古場/聖から呼び出しの電話を受け近くのファミレスで会う。マヤの紫のバラの人への想いを聞いて、聖が『わかりました あなたを紫のバラの人におひきあわせしましょう』『2日後時間がとれますか』とマヤの予定を確認して約束する。

別荘近くの海岸で、真澄は聖からの電話連絡を思い出す―『2日後の夕方ホテル・マリーンで そこで正式にあなたを紫のバラの人として紹介します』
マク○ナルドのチキン・タツタはけっこうイケます。でもやっぱり、スタッフの作ってくれる肉じゃがの魅力には勝てないわね(ハート印)


○の伏字は原文のまま
【9月5日発売 19号につづく】

(扉:コミックス(1)~(37)巻 大好評発売中)
320
1991(平成3) 19
24頁 第12章
紅天女
----------

待ち続けていた日が
もう すぐそこに…!!
紫織さんが狂言自殺して、急遽伊豆→東京へ戻りかける途中で、交通事故に遭う真澄。 この原稿を描いている間に、ソ連のクーデターが始まり、そして終わってしまいました…。ちょっとだけ浦島太郎の気分です(ハート印) 【つづく】 …だけ…

 

326
1992(平成4) 1
25頁 第12章
紅天女
----------

愛されて連載16周年
語り継がれ 受け継がれゆく 熱き魂の系譜…
マヤは母・春の墓参り。東京湾クルーズで居合わせた他の客に撮影して貰った真澄とのツーショット写真が届いたのを見ながら、脳内で春に対して謝罪する―ごめんね母さん あたし速水さんが好き… 心の底から誰よりも… ごめんね母さんの仇なのに…(略)速水さんを愛してる… あの人がふりむいてくれなくてもきっと一生…―
そして墓参りの後、その足で交通事故でまだ入院中の真澄のもとへ見舞いに向かうマヤ。しかし同日その病室での真澄と水城秘書の会話を偶然聞いた紫織が、真澄がマヤの母の仇である事を知る。
マヤが船での写真を差し込んだ花束を手に病院に到着すると、マヤの姿に気付いた紫織がロビーで病室に行くのを阻止するため、マヤにわざと酷い言葉を言い放つ。
紫織→「わざわざご苦労さま」「一般の方のお見舞いはお断りしていますのよ」「速水から聞いていますのよ お母さまのこと… きっととても速水を憎んでいらっしゃるでしょうねえ?」
マヤ→「いえ…!そんな…もう速水さんのこと 恨んでなんかいません」
紫織→「いいんですのよ 隠さなくても あなたにとって速水はお母さまの仇も同然ですものね」「でも『紅天女』の試演では速水はなんの力にもなれませんのよ 審査は公正なものですし…」「よくいますのよ 大作の企画が持ち上がると実力者のもとへ訪ねてくる役者が…」
マヤは真っ青になって、紫織に持ってきた花束を押し付けて病院を後にする、心の中で―ただ速水さんの元気な顔を見たかっただけなのに…!―と思いながら。
紫織は花束にあった写真と添えてあった手紙を勝手に読み、二人の間にある見えない絆に更に驚愕し、手紙を握り潰すが写真だけをバラバラに破り、他の大勢の見舞い客から届いた手紙や書類にまぜて、あえて真澄の目につくように画策する。そして紫織は真澄に対して全くの嘘八百を並べたてる。
紫織→「なんでも『紅天女』の本公演が大都に決まったとかいう噂を聞いて…きっとあなたの仕業に違いないと(略)『紅天女』の上演権をあなたが騙しとろうとしていると…」「(マヤが)言っていましたわ あなたは自分から大事なものをみんな奪っていく」「あなたのことは一生許さない」
真澄→「そうか… そういっていたのか あの子は…」 病室でパジャマにガウン姿で椅子に座っていた真澄の背後には、真澄の心中を表すかのような吹雪・ブリザードを思い起こす絵。真澄の顔アップは蒼ざめた白目。
紫織が病室から消えた後の真澄の脳内(暴漢に襲われ意識朦朧としている時にされたマヤからの愛の告白を思い浮かべながら―あれはきっと夢だ… これが現実だ… あの子の足長おじさんは永久に主人公の前にあらわれることはない… 小説と違うところは それが主人公にとって 幸せなことだ…―と自己完結してしまう。
夏に遊びに行った北海道・遠軽町から、おいしいホタテが届きました(ハート印) でもいつのまにかスタッフが半分以上食べちゃったの…。 【12月20日発売 2号につづく】
327
1992(平成4) 2
24頁 第12章
紅天女
----------

ひかれあう心
すれちがう運命[さだめ]…
黒沼班稽古場/マヤに紫のバラの花束と包装紙に包まれた物体が届き、添えられたカードには『最後の紫のバラをあなたに…』。そして開封した物体は、マヤが紫の人に贈った舞台写真のアルバム。『女優としてのあなたに失望しました もう2度とあなたに会うことはないでしょう』との手紙が…!
全身をガクガクと震わせ驚愕するマヤ―どうして今になって… 見限られたんだ あたし…!今までどんな事があても変わらず ずっと見守り続けてくれていたのに…!切れてしまった…!紫のバラでつながっていた 速水さんとの絆が…!
マヤはショックのあまり稽古に身が入らず、黒沼先生に稽古中断させられる。

しかし桜小路がマヤに休憩後稽古しようと提案し、2人だけで稽古し始める…が、心ここにあらずのマヤに次第に苛立った桜小路が「阿古夜として演じながら 君はいつだって僕をみちゃいない 昔からずっと君が好きだった(略)君の阿古夜としてのセリフが本物になるように 僕に恋してほしい…!せめて…舞台の間だけでも…!」
グイっと強引にマヤの身体を抱き寄せ、キスをする桜小路(見開き2ページのアップ描写あり)。
キスした直後、稽古場を離れる桜小路の背中を見ながら蒼ざめたマヤの横顔 ―次回に続く。

―掲載なし―
【1月8日発売 3号につづく】

 

        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
333
1994(平成6) 13
50頁 第13章

----------

新章スタート!!
演劇にかけた情熱が 新たな奇跡を巻きおこす!!
★大スケール50P/カラー扉絵見開き2Pで連載再開。★
黒沼班の「紅天女」試演の稽古からStart。梅の木の精として登場する場がうまく演じられないマヤ。またマヤに限らず他の共演者も気負いばかりが先走りイマイチ…黒沼はファミレス・公園・新宿の東京都庁に場を移し、演技してみろと指示する。

場面変わって大都芸能/社員達が最近の速水社長の様子が変だ、前よりおっかないカンジ!と噂する。そしてその職場を紫織が訪れる。

とある総合病院の病室(個室)/目に包帯を巻いて絶望の淵にいる亜弓が、運ばれてきた食事に手をつけず、ばあやさんに『食べたくないわ~ほしくないの』と断る。
お休みしている間もお便り等いただきありがとうございました!!今号より新章スタートしますので、応援よろしくお願いします(ハート印) 【つづく】 …だけ…
334
1994(平成6) 14
29頁 第13章

----------

街に命があったなら
今の私に 何を
語りかけてくるだろうか―――
新宿・東京都庁の展望台や噴水にて、黒沼班の稽古が続く。稽古場よりもリアリティをもって表現でき、黒沼の助言によりマヤも紅天女の世界観を実感する。 新章スタートのプレゼントにたくさんのご応募ありがとうございます。当選者の方は16号で発表いたしますので、お楽しみにっ(ハート印) 【7月5日発売 15号につづく】

 

346
1995(平成7) 5
21頁

ガラカメ
通信
第13章

----------

お互いの
想いはひとつ…!
  兵庫県南部地震で被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。チャリティなどで多少ともお力になれたらと思っています。 【つづく】 …だけ…
347
1995(平成7) 6
19頁

粗筋

挨拶
第13章

----------

阿古夜の仮面が
かぶれない…!!
  申し訳ありませんが、単行本の加筆修正のためお休みをいただくことになりました。より楽しい作品になるようがんばりますっ!! 単行本加筆修正のため、次号より「ガラスの仮面」を休載させていただきます。詳しい情報は次のページをご覧ください!!

【つづく】
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
348
1997(平成9) 15
31頁 第13章

----------

一人の平凡な少女の
演劇にかけた情熱が
奇跡を起こす――!
  「ガラスの仮面」のTVドラマの収録風景を見に行ってきました
思っていた以上に熱気があって出来あがりが今から楽しみです!!
【つづく】 …だけ…
349
1997(平成9) 16
26頁 第13章

----------

真澄の言葉に
マヤ…そして亜弓は…!?
  7月22日にガラスの仮面のTV化の様子などを収録した「ガラスの仮面パーフェクトブック」が発売されますので見て下さいね(ハート印) 【花とゆめ18号(8月20日発売)につづく】
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
350
1997(平成9) 18
21頁 第13章

----------

それぞれの決意を胸に 試演の日が近づく――!!
  仕事場に物があふれて手ぜまになったので、引越ししようと思い物件をさがしはじめたのですが、仲々見つかりません。困った…。
漢字原文のまま
【花とゆめ20号(9月20日発売)につづく】
        ≪≪≪≪≪  休 載  ≫≫≫≫≫
351
1997(平成9) 20
29頁 第13章

----------

闇の中であるからこそ
わずかな光でもはっきりと見える…
目標の定まった今…
もう何も迷うことはない――!!
  大変申し訳ありませんがHCの描き下ろしの為お休みを頂くことになりました。一日も早く41巻が完成するようにがんばります。 HC[コミックス]41巻描き下ろしのため、しばらくの間「ガラスの仮面」は休載させて頂きます。HCの発売及び連載再開をお楽しみに!!

【つづく】

 

 

――― コミックス化していないページで出てきた、脇役の名前や設定など ―――
274
*全日本演劇協会の理事長・御岳[みたけ]
278

*旧松倉財閥の会長・松倉影清[まつくら かげきよ] … 真澄と紫織の仲人役を引き受けた人物。
鷹宮紫織のセリフでは『松倉のおじさま』『きっとおじいさまが頼んで~』としか出ないので、正確には親類ではない可能性もあり。真澄の心の中では"経済界の大物"と考えられている。
290

*TV番組のサスペンスドラマでの主演女優・関口みどり … 亜弓と同世代。過去にオーディション等で亜弓に負け続けてきたと推測される。
みどりの愚痴『彼女にはなんども苦汁を飲まされてるわ』『子供時代から映画にTVドラマの主役 みんなもう少しというところで彼女に奪われたわ だって勝てっこないでしょ 姫川歌子の娘よ』『私はしがないテレビ女優』
291
*全日本演劇協会「紅天女」上演委員会 という組織が存在するらしい。

 

 

※※文章をまとめるのが得意な方、募集中です※※