223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 05:53:54.30 ID:eYUUg+WO0

第三部 院生編

ヒカルは市ヶ谷にある日本棋院本部にきていた。
関東のプロ棋士たちは、みなここへ属しているほどの格式あるところである。

ヒカル 「やっとここまできたな……」

阿部さん 「ああ」

なんだかんだで結局、中学校では囲碁をやった。
だけど人間関係で長持ちせず、より高みを目指すためにヒカルは院生試験を受けに来たのだ。

ヒカル 「棋譜を三枚っていってたけど……」

阿部さん 「良い男は、棋譜なんかなくても合格するんだぜ」

ヒカル 「だよなっ! じゃあ持っていかなくていいや」

ヒカルは既に阿部さん依存症になっていた。
普段の生活から、夜の営みまで。阿部さんの言葉ならなんでも信じた。


227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 05:58:36.00 ID:eYUUg+WO0

院生試験を受けにきた、と受付に言うとヒカルは和室へ通された。
その和室から、泣いている少女が出てきた。
恐らく院生試験に落ちた、いや、この試験でひどいことをされたのだろう。

ヒカル 「どんな試験なんだ……。でも、打倒塔矢アキラのために頑張るぜ」

和谷 (打倒塔矢アキラ!?)

阿部さん 「さぁ行こうか」

ヒカル 「ああ」

ヒカルと阿部さんは、院生試験という名の濡れ場へと勇み足で向かっていった。
和谷は、ただその後姿を眺めているだけであった。

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:08:11.59 ID:eYUUg+WO0
篠田院生師範 「進藤ヒカル君ね、よろしく」

ヒカル 「よ、よろしくお願いします!!」

篠田 「棋譜を出してください」

ヒカル 「棋譜は出せないです」

篠田 「なに!? 君はなにしに来たんだ……っ!」

ヒカル 「棋譜じゃなくて、これを出しにきたんですよ」

初対面の人には、もはや恒例となってしまったこの行為。
ヒカルはズボンを下ろすと、目にも止まらぬ速さで射精した。

篠田 「うっ……!!」

精液は篠田師範の顔にかかる。普通なら、この時点でヒカルは落とされていただろう。
しかし、試験は続いた。なぜなら――彼も普通では無かったから。

篠田 (今一瞬で射精したかのように見えたが、0,1秒で20回しごいていた)

篠田 (雑で早漏だが、これから実力もちんこも伸びるかもしれない)

篠田師範は眼鏡をかけなおし、顔についた精液を舐めとる。

篠田 「ペロッ……これはママの味!

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:14:24.99 ID:eYUUg+WO0

棋院に設置された自動販売機。
その前で、飲み物を飲みながら談笑している二人の院生がいた。

伊角 「そしたら奈瀬のやつ、碁石で乳首隠そうとしてさ……」

和谷 「それで?」

伊角 「でもあいつ、乳輪大きいから隠れないわけよ。だから俺が攻めまくったら勝てた」

和谷 「じゃあ今月も伊角さん、院生順位一位か。くそっ」

伊角 「どうだろうな。最近、越智とかやばい絶倫らしいぞ」

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:21:10.09 ID:eYUUg+WO0

和谷 「そういえばさ、今日院生試験なんだな」

伊角 「へー、誰かきてた?」

和谷 「一人イった。今、もう一人男が受けてる」

伊角 「ふーん」

和谷 「そいつは……」

伊角 「ん?」

和谷 「そいつは多分受かるぜ」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:26:07.36 ID:eYUUg+WO0

ヒカルは緊張していた。
この張り詰めた空気、ふいんきっ!ああ!(←やっとレイプできた に心が押しつぶされてしまう。

阿部 (その精液は飲んでもらえない。さっきやったヌキも悪かった)

阿部 (相手の男はなかなかの熟練者だ。ヒカルでは勝てまい)

篠田 「すごいパンパンだね、おちんちん。皮をむきむきしようか?」

ヒカル 「……うっ」

篠田 「またイったのかぁ。でもまだ元気か、若いっていいね」

阿部 (だめだ、ヒカルが何百回イこうとも、この師範が言葉責めを続ける限り……)

ヒカル 「あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

阿部 「ヒカル、お前が望めば――今一時だけ力を貸すぞ」


249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:33:47.89 ID:eYUUg+WO0

しかし阿部の問いかけに、ヒカルは反応しない。
聞こえていないのだ。余りにイきすぎて、意識が朦朧としているのだ。

篠田 「このくらいにしておこうか」

ヒカル 「やっと終わった……」

篠田 「キミ、師匠はいないのかね?」

ヒカル 「あ、はい(阿部さんは穴友だしな)」

阿部さん 「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」

篠田 「いいだろう、来月から来なさい」

ヒカル 「よっしゃー!!」

ヒカルは手を高く突き上げる。阿部さんは隙を見て篠田師範のバックを突き上げる。
こうして、ヒカルは晴れて院生に、篠田師範はアナル童貞を卒業した。

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:42:17.54 ID:eYUUg+WO0

そして翌月、ヒカルは院生として初めて研修会に参加した。
しかし、そのとき既に――噂は広まっていた。

「あいつか、塔矢アキラのライバルって」

「あの化け物のライバルとか……相当なデカマラなんだろうな」

「噂だと、院生試験では篠田師範を何度もイかせたららしいぞ」

「ちんこの皮がむけすぎて無くなったっていう話も聞いたことがあるぜ」

空気は完全にアウェーだった。
院生たちからしてみれば、突如ホモセックスの最中にお母さんが乱入してきた。
そんな感覚だろう。

ヒカル 「……」

阿部さん 「ヒカル、大丈夫だ。実力で見せ付けてやろう」

ヒカル 「……ああ!」

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:49:12.32 ID:eYUUg+WO0

大きな座敷部屋に、院生のみんなが集まる。
それぞれの対戦相手を向かい合いながら。

篠田師範 「みなさん、くんにちは

一同 「「くんにちは」

ヒカル 「くっ、く? くんにちは?」

阿部さん 「もっとしゃっきとしろよ」

篠田師範 「今日から新しい友達が増えました。進藤ヒカルくんです」

みんなの視線が一気にヒカルに集中する。
視姦されたも同然のヒカルはイきそうになったが、細木数子のベッドシーンを想像してなんとかこらえる。

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:55:20.38 ID:eYUUg+WO0

今日の相手は女の子だった。
ヒカルはホモセックス以外に興味は無いので、棄権することにした。

しかしそれ以降は――

院生A 「いぐっ!!」

院生B 「はぁはぁはぁ、っう!」

阿部さん 「ほれ、ほれ!」

篠田師範 「アナルはだめえええええ」

院生C 「進藤……やるな」

連戦連勝。なんと合格してから初めてのリーグ戦で、いきなり一部にかけあげる快挙をやってのけた。
これがのちに、小泉総理の「雄精民営化」のヒントになったのは言うまでも無い。

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 06:59:58.63 ID:eYUUg+WO0

四月――

ヒカル 「和谷っ! 和谷っ!」

リーグ戦の紙をヒラヒラと振りながら、ヒカルは和谷に駆け寄る。
何事か、と表情を曇らせた和谷にヒカルは告げる。

ヒカル 「一組だ。一組! 今日から俺一組!」

和谷 「一組のケツ、すなわちアナルだけどな」

伊角 「ぷっ」

奈瀬 (進藤君、前髪だけ金髪……金髪、金髪、金玉……金玉!?)

奈瀬 「あっ、あっ、あぁぁぁぁぁああぁぁ!!」

伊角 「また奈瀬イっちまったよ。妄想もたいがいにしろよな」

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:05:48.25 ID:eYUUg+WO0

潮を吹いた奈瀬は放っておいて、一組のメンバー達が集まってくる。
そしてヒカルを囲うように並んだ。数人は奈瀬を囲み始めた。

和谷 「今日から俺たち一組が相手だぜ、大丈夫か?」

ヒカル 「……」

伊角 「まぁでも思ったより早くあがってきたな」

伊角 「ようこそ、一組へ」

越智 「よろしく」

ヒカル 「よ、よろしく!!」

こうしてヒカルは一組の仲間入りとなった。
ゆっくりとだが、確実に。ヒカルはオナニストとしても、ホモラーとしても成長していた。


282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:10:41.42 ID:eYUUg+WO0

棋院一階にあるトイレ。
そのトイレで一人マスかく少年がいた。

越智 「はぁ、はぁ、はぁ」

オカズは手に持っている鏡。いや、違う。
その鏡に映る自分をオカズにしているのだ。

越智 「い、イく……」

出した直後にまたしごきはじめる。
そう、越智は絶倫だったのだ。

本田 「おい、越智んこ。またマスかいてるのかよ」

越智 「本田さん、人のオナニー邪魔するなんて無粋ですよ」

本田 「だからよ、俺の唇で越智んこのおちんこ咥えてやるっていつも言ってるだろうが」


289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:14:47.57 ID:eYUUg+WO0

越智は身を震わせた。
本田の、あんなタラコ唇に僕のちくわぶを汚されるのを想像する。二秒で吐いた。

越智は自分しか愛せない少年だ。
究極のナルシストでオナニストだ。もちろんホモセックスの経験もない。

絶倫、という能力を買われて院生になった。
そしてトップレベルの実力を身につけた。

越智 「ごめん、本田さん。今日は遠慮しておくよ」

越智は優雅に精液を飛ばす。
絶倫すぎて、トイレの床にはちょっとした白い水溜りができるほどだった。

297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:22:16.30 ID:eYUUg+WO0

越智は悩む。このままで良いのだろうか、と。
もしプロになれても本番無しの三流男優になってしまう。

そんなとき出会った、この少年に。

ヒカル 「あれ、越智んこじゃん」

越智 「ああ、進藤」

阿部さん 「ヒカル、最近俺たまってるんだけどさ」

ヒカル 「今楽しい時期なんだよ。しばらく我慢してろよ」

阿部さん (え……?ヒカル――)


301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:25:10.19 ID:eYUUg+WO0
            _  -───-   _
            ,  '´           `ヽ
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       ' 「      ´ {ハi′          }  l
      |  |                    |  |     ヒカル、ヒカル――
       |  !                        |  |
      | │                   〈   !      ヒカルはもう
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !   俺に射精させてくれる気は  
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !    ないのだろうか!?
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
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305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:30:39.08 ID:eYUUg+WO0

阿部さん (なあ、ヒカル――俺に射精させてくれないのか?)

ヒカル 「あ、でも待てよ」

ヒカルは頭を押さえて、今思考中ですよー。というポーズをとる。
阿部さんは亀頭を押さえて、今しこり中ですよー。というポーズをとる。
そして二人は同時にイった。

ヒカル 「越智はホモ童貞らしいからさ、阿部さんのはけぐちにしちゃってよ」

阿部さん 「なるほどな。相手は小物だが、ひさしぶりのデュエルとなると興奮するぜ」

越智 「なに独り言いってるんだよ」

ヒカル 「いやさ、越智んこ、この後暇?」

越智 「別に用事はないけど……」

阿部さん 「じゃあ や ら な い か

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:35:13.63 ID:eYUUg+WO0

久しぶりに阿部さんが本領を発揮した。

ホモセックスを嫌がる越智を、無理やり押し倒す。
そしてそのデカマラを高速で出し入れすることによって、見てるものには同時にたくさんの穴にマラを入れてるように見えた。

ヒカル (本気の阿部さんは残像も使えるのか。いや、これはまだ本気じゃない!!)

阿部さんは、越智のあらゆる穴を攻める。
アナル、鼻の穴、耳の穴、毛穴。
越智はアナル童貞どころか、一度にたくさんのものと人間としての大切なものを失ってしまった。

310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:42:51.76 ID:eYUUg+WO0

越智 「うっ、うっ、うっ」

阿部さん 「あ、それ。あそれ。あそれそれそれそれ」

越智 「うぇーいぃぃぃいいいいぃぃぃぃ!!!」

阿部さん 「よし、いいこと思いついた。お前のケツの中でションベンするぞ

越智 「ヒーッ!」

全てはヒカルを通して、伝えられ犯される。越智はヒカルにやられている感覚を味わう。
しかし、いつものヒカルとは段違いの実力に、越智は驚いているだろう。
阿部さんはそう考えていた。


312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:47:01.57 ID:eYUUg+WO0

しかし、デュエル終了後に越智が発した言葉は、阿部さんの想像と違うものだった。

越智 「進藤……。君が実力をつけたのは知ってたし、まさかこれほどとは思わなかった」

阿部さん (うんうん、俺がやったからな)

越智 「けど進藤、これが今の君の実力だとしても僕はそれが不思議だとは思わない。君はそれほどの男だから」

ヒカル 「あ、ああ」

越智 「べ、べつに童貞を奪われたから言ってるんじゃないからね///」


313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 07:52:08.69 ID:eYUUg+WO0

ヒカル (阿部さん、聞いたか。これが今の俺の実力でも不思議じゃないって)

ヒカル (段々と俺が阿部さんに追いついてるんだ! みんなは阿部さんじゃなくて俺を追いかけ始めてるんだ!!)

阿部さん (……なんだこの玉騒ぎは。嫌な予感がするぜ)

今、ホモ界ではマンネリ化が続いていた。
トップに座り続ける塔矢ゲイ人、防衛しつづけるタイトル者たち。

しかし、その世界を革命するであろう一人の男。いや、良い男。
塔矢アキラが頭角を見せ始めていた。

第三部 院生編 完

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最終更新:2007年12月09日 01:46