アウシュビッツ以降、童貞である事は野蛮である (アドルノ著 『童貞の弁証法』より)
童貞は今や車裂きの刑に処せられているも同然である。童貞を捨てないと童貞というレッテルの持つ効果から社会への参画は果たせず、いざ捨てるとなると相手をしてくれる人が居ない。もしも玄人で捨てようものなら、一生「素人童貞」のレッテルを貼られて生きなければいけない。
そんな社会への反抗として、あえてこっそりこう呟こうじゃないか。
童貞でよかった!と。
この物語は童貞が童貞であるための、
そして非童貞がセカンド童貞を忘れないための警句集である。
僕たちは何があっても童貞の心を忘れたくない。
だからここに書き残しておこうじゃないか。
童貞の心が叫ぶ悲しい詩を、僕らの詩を。
ルール 1.何か言う。 2.語尾に「童貞でよかった!」をつける 3.受けを狙ってもいい 4.泣いてもいい
■ぼうけんのしょ 1 ・二次元に偏見が無い!童貞でよかった! ・予備校内でのどろどろし始めた男女関係を完全に傍観できる!童貞でよかった! ・ ・ ・
童貞質量保存の法則
セカンド童貞
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