巨人小笠原、全てを思い出す

1 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2012/03/09(金) 01:36:07.22 ID:i9KoHw36
今日も日課の性犯罪を敢行すべく、少女に強姦を迫る巨人小笠原。泣き叫ぶ少女をシャカシャカ走りで追跡し、からくりドーム内を駆け回っていた。
気が付くとそこはドームの地下。追いかけるのに夢中になりすぎた巨人小笠原は、ドーム内で迷ってしまったようだった。
暗い、長い回廊を行くと、その先には光が。なんとそれは野球場であった。スタンドに客はおらず、乾いた打球音だけが響き渡る。
「よう来たな、お前が来るのを待っとったんや」
声の主はかつて鷹の大エースと呼ばれた斉藤和巳。何故こんな場所に。
いや、彼だけではない。横浜の内川聖一選手、背番号25を付けた選手など、謎の失踪を遂げた選手の名前ばかりが電光掲示板に並んでいた。
そして巨人小笠原は気付く。スコアボードに空いた不自然な空白。3番ファーストだけが空欄になっているのだ。
微かな頭痛を覚えながらも、何かに背中を押されるように巨人小笠原は守備位置につき、すぐに試合は始まった。
試合は両者一歩譲らず、0-0のまま9回裏へ。打席には巨人小笠原。斉藤から放たれた渾身の152km直球をフルスイングすると、白球は高々と舞い上がりスタンドへ。
ベースを一周する巨人小笠原をナインが出迎え、巨人小笠原にも笑みがこぼれた。もう何も迷うことはない。全てを思い出した巨人小笠原の顎にはうっすらと髭が生えていた。
仲間達と1人ずつハイタッチをかわしていると、最後にグータッチで構えてニッコリと微笑む男の姿が。胸ポケットに入れていたお薬を日ハム古城に渡すと「これはもう必要無いね(ニッコリ」と一言残し、去って行った。
なお、姿を消した巨人小笠原は、ファンの間で長く語り種となる模様。


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最終更新:2012年03月09日 16:24
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