巨人小笠原、宇宙(そら)へ

1 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2012/04/26(木) 17:11:44.20 ID:pxHwtFF/
「地球は青かった」この言葉に巨人小笠原は真っ向から反論する。
「地球はキンタマだ。シワシワで黒ずんでいてキンタマのように醜い星だ」と主張するも当然耳を貸す者は誰一人いない。
ならば実際に見て来て証明してやるとイチモツを地面に向けてしごくと三日三晩溜め込んだ精液を発射し飛翔、大気圏を突破し衛星軌道に乗ることに成功した。

さっそくキンタマを拝んでやるかと地球へ視線を移すカッス。しかしその目に飛び込んできたのは青々と輝く地球の姿だった。
「美しい…」思わず絶句し口元を手で覆う。おや?何か違和感を覚えた。
何と髭が生え揃っているではないか。そう、宇宙へ到達するほどの絶頂射精による男性ホルモンの分泌が髭の成長を急激に促進させたのだ。
「地球はやはり青かった」美しい地球に触れることで昔の心を取り戻したガッツだったが、大気圏突破の衝撃で体はボロボロ。何よりまず息ができない。
朦朧とする意識の中でガッツは願う「遠い未来までこの青く輝く地球であり続けますように―」

その日地球に何兆もの精子が降り注いだ。それらはやがて森を育み、海を浄化し、大気を澄み渡らせるだろう。
「ガッツ…」頬に掛かった精液を拭いながら原監督は宇宙(そら)を見上げた。


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最終更新:2012年04月28日 22:45
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