巨人小笠原の「こころ」

「向上心のない奴はバカだ」と私はそのキンタマ(以下K)に吐き捨てました。
Kは「絶対許さない、顔も見たくない」と叫ぶと宿舎にそのまま籠もってしまいました。
私はKが宿舎で自慰している間に、アメリカ帰りの野村さんのもとを訪れずれ、頭を地面につけて頼みこみました。
「グリニーを私に下さい」
こうして興奮剤を手に入れた私は、紅白戦で首脳陣の目に留まりそのままKからレギュラーの座を奪いました。
しかしそれを知ったKは宿舎の屋上から飛び降りて自ら命を絶ってしまったのです。
遺書には私への恨み言は一言もなく、ただ「小瀬、涅槃で待つ」とだけ書いてあったそうです。
原さん、私は長い間自分の犯したあやまちに苦しんできました。もう限界です。
この手紙をあなたが読んでいる頃には、既に私はこの世にいないでしょう。しかし、オープン戦には間に合うと思います。

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最終更新:2012年05月02日 21:19
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