5スレ>>655-2


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~二ヶ月も間があいたのであらすじ~

NEETなムウマたち一行は、ハナダシティでロケット団のスカウトを受ける。
そしてそれを快諾。ロケット団の一員となるが、司令にムカついてすぐ脱走。
とりあえずクチバから船でどっかへ逃げることにした。


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「マスター、船ですよ船! 乗るの初めてです~♪」
ムウマはとても楽しそうにはしゃいでいる。

…が、こっちは正直それどころじゃない。
酔った…気持ち悪い…話しかけないで…
「ムウマ、船の中でも見てきたら……?」
「はいっ! いってきまーす!」
ふぅ、行った行った。さぁ寝るか。


と思った矢先、知らない三人組に話しかけられた。
見るとロケット団の制服を着ている。
「おっ、その服は! 君、ロケット団員かい?」
「はい、そうですけど…」
見るからに下っ端やられ役な顔の連中だなァ。
「なぁ兄ちゃん、俺ら脱走者を探してるんだけどさ」
「この船に乗ったらしいんだが、誰がターゲットだか分からなくてよー」
追っ手かよ!!
「すいません、僕にも分かりませんねー」
そのターゲットは僕ですサーセン。
「そっか、ありがとよ!」
「任務頑張ってくださいね~^^ノシ」
ターゲットの顔くらい把握しとけよwwwバカスwww
…うん、あんなアホが追っ手なら気にせず寝られるな。
おやすみ。




アホな三人組は聞き込みを続けていた。
「聞き込みは捜査の基本!」
「努力に勝るものはなし!」
「乗ってる奴全員に聞けば絶対見つかるな!」
アホである。

…が。
「なぁなぁ嬢ちゃん、俺らロケット団なんだけどさ」
「最近、団を脱走した奴がいるわけよ」
「そいつを追ってるんだが、どこにいるか知らねーか?」

「あ、知ってますよー。うちのマスターです♪」
それ以上のアホがいた。




「マスター、マスタぁ! なに寝てんですか、起きてください~」
せっかく熟睡したところにムウマがやってきよった。
船酔いだと寝るのも大変だというのに…
「なんだよムウマ~…」
「この人たちがマスターを捜してたそうです!」

見るとさっきの三人組。
「…用件は?」
「捕獲」「連行」「死刑」
「あはははは、そうですかー」

「…………ムウマのばかーーーーーーーーーーー!!!」
「な、なんですかー!? ばかって言ったほうがばかですーっ!」
「逃げるよッ!!」
僕はムウマの首根っこをつかみ、脱兎のごとく逃げ出した。



船の上じゃ逃げられないし…なんとかして迎撃しないとっ!
「ムウマ、ガラガラさんは!?」
「し、知らないですよぉ…船内のどっかにいると思いますですっ」
「当たり前だぁぁぁぁぁぁ!!」
追撃をかわしながらガラガラさんかハブネークを見つけろと?
無茶苦茶不利な鬼ごっこだなぁオイ!


ちなみに当の二人は。
「なんか騒がしいわねぇ」
「ですねー」
まったりしていた。


階段があったので、一瞬考えて上に向かって進む。
甲板に行けばいざってとき海に飛び込めるしね。
「っていうかムウマ」
「はい?」
「君も萌えもんでしょ? 戦ってよ」
「やですよそんな疲れる」
このニートめ…!

と、後ろからヘドロ爆弾が!
「ムウマシールド!」サッ べちゃ
「いたっ! マスターひどいです!鬼畜です人でなしです~!!」
いやぁ僕に当たったらそれこそ致命傷ですし。
「初めて戦闘で役に立ったね、ムウマ♪」
「うわーん、この人最低ですぅぅぅぅ!!」
まぁまぁ、あとでミックスオレ買ってあげるから。


そのころ二人は。
「ちょっとお腹すいてきたわぁ」
「こんなこともあろうかと、食糧庫を探しときました!」
「さすがね、ハブネークちゃん」
「ふっふっふ、私にかかればこんな鍵なんて……あれ?」カチカチカチ
「…開かないわねぇ」
「おかしいなぁ」カチャカチャ ポキッ
「針金折れたわね」
「あぅ。鍵も盗んでおけばよかったかなぁ」
盗みに入ろうとして失敗していた。
しかも。
「泥棒だーーーーーッ!! 食糧庫に入ろうとしているぞっ!」
「あらあら」
「あわわ、逃げなきゃ!」
あっさり見つかってこっちも鬼ごっこを開始していた。



なんとか甲板まで逃げ切ると、そこには…
「ガラガラさん! よかったー、助けてください!」
「ごめんなさい、それどころじゃないのよぉ」
鬼のような形相をした船員に追われる、ガラガラさんとハブネークの姿が!
「お前ら何をしたぁぁぁぁ!?」
「ちょっと食べ物をもらおうと思ったんですが…失敗しちゃいました、てへ☆」
「てへ☆じゃなーーーーーーーい!!」
「マスタぁ、そんなに叫んでて疲れません?」
誰のせいだと思ってるんだー! まったくこいつらは…

しかしもう逃げ場はない、どうしよう。
その時ハブネークが叫んだ。
「こっちです、早く!」
言われるがままに走る。
そしてホップステップジャンプ! 華麗に救命ボートに乗り移る。

…ん?救命ボート?
「盗んだボートで走り出す~♪」
そう唄いながら、ハブネークは救命ボートを繋いでいるロープを切った。


自 由 落 下   そして着水。っていうか激突。


ばしゃーん
「痛ぁーーーーッ!」
「マスターってば大げさですねぇ。全然痛くなかったですよ?」
ムウマ…君は浮いてるからでしょーが!



まったく…予定が狂った。
グレン島まで行けるはずが途中下船、ここどこだよ…

「大丈夫ですっ!こいでればどっか陸地に着きますよ!」
「疲れたんだけど」
「がんばれがんばれ、マスター☆」
「君も手伝ってよ」
「…応援という形で手伝いますね♪」
役に立たん萌えもんよのー。


しばらく船をこいでいると、目の前に陸地が見えてきた。
「ちょっと小さいね…島かな?」
「山が二つありますねー」

地図を見てみる。
ここは…ひょっとして、この双子島ってやつかな?
人がいるかもしれないし、上陸してみようか。


まぁ誰もいないんだけどね。
「…なんか寒くない?この島」
「こういうときは裸で暖めあうのが基本って、本で読みました!」
「ハハハありえないありえない。」

「だってだって! 入れとばかりに洞窟があるんですよ!?」
「うん、あるねぇ」
「これはもう、そういう展開に持っていけと言わんばかりじゃないですかー!」
「はいはいワロスワロス」
「マスターのばかばかぁ、据え膳食わぬは男の恥ですよーだっ!!」

確かに洞窟はある。
でもね、そう上手くいくとは思えないんだ…

「せっかくこんな素敵な洞窟が…って、さっむーーーーーっ!!」
ほらね。
「ななな何ですかこの洞窟は! めちゃくちゃ寒いですよぉ!?」


さて、選択肢は三つ。
【この島にとどまり救助を待つ】
【とっとと船でどっか行こう】
【せっかくだから俺はこの洞窟を選ぶぜ!】

僕は叫んだ。
「せっかくだから俺はこの洞窟を選ぶぜ!」
「えーっ、強制選択ですかー!?」
だって、地図によるとグレン島までは割とすぐみたいだし。
何か宝とかあるかもしれないじゃん?
「さぁ行くよ、ムウマ」
「寒いのいやです~… あっ、そうだ。私ここで待ってますね♪」
「却下。(ズルズル」
「あ~~~~~~…」

そんな感じで、僕らは氷の洞窟へと足を踏み入れた。





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=外伝書いて司令もそこまで悪い人じゃないんよ?と主張してみる=

R団・タマムシゲームコーナー地下基地…
各地にあるアジトの中で、もっとも規模が大きなものである。
ヤマブキシティを占領した今も、ここは団の中枢として重要な役割を担っていた。

もちろんこの基地を任されている司令は、と・て・も有能な人物である。
知略に長け、今までに様々な作戦を成功へと導いてきた。
さらに萌えもんバトルの腕もトップクラス!
まさに首領・サカキの懐刀といえる存在だ。

…が。
その超エリートは。

「貴様らァ! 暇があったら盗みの一つもやってこんかっ!!!」
「へーい」「ふーい」「ほーい」

発売日からずっとポケモンプラチナで遊んでいるヒラ団員にぶちキレていた。



「全く。どうしてこうも不真面目な団員ばかり集まるものか…」
司令室へと戻った彼はため息をつく。
「サボり、命令違反、さらに脱走。悪の組織の戦闘員って、もっと忠実なものじゃないのか?」

その背中に声がかけられる。
「うーん…求人方法がダメなんじゃない?」
「ザングースか」
振り向くと、そこには巫女服姿の女性が立っていた。
美しい銀の長髪に、一房だけ赤い髪が混じっている。そして腕には長い爪。
そう、彼女が司令の萌えもんであるザングースだ。
「だってさぁ、それなりのトレーナーを片っ端から勧誘とか脅迫とかしてるだけじゃん?」
「そうだが?」
「忠誠心も何もあったもんじゃないよね。せめて面接くらいやればいいのに」
見事なまでの正論。
しかし司令は…
「そんな余裕はない。ヤマブキを占領したことで、必要な人員が大幅に増えたからな。」
四方の門を固める警備、反乱防止の監視役、資金稼ぎ係、研究員etc...
街を制圧するよりも、それを維持するほうが大変だ。
「つまり人手不足なんだー。なんか悪の組織にしちゃ微妙な悩みだね」
「言うな…こっちも気にしてるんだ」



「アジトの運営がここまで大変とは、正直思ってなかったな…」
と、司令はぼやく。

実は彼の子供の頃の夢は、悪の組織の参謀になることであった。
そして見事その夢をかなえたのだが… 待ち受けていたのは厳しい現実だった。


まずは人手不足。
悪事をするには人がいる。逮捕される者も出るため、常に団員を集めなければならない。
しかし悪の組織に志願する人間などそういないので、求人活動をする必要がある。
当然、見返りもなしに協力してくれる人間などいるわけがない。
そのため、しっかりした収入や保障などの体勢を整えることも重要だ。

そうすると今度は金が足りない。
人材を増やせばそれだけ金がかかる、金を稼ぐためには人材がいる。悪循環だ。
今でこそゲームセンターを開き安定して稼げているが、昔は本当に大変だった。
アパートの一室を借りてアジト(っていうかただの事務所)にしていた時代もあった。

そして今直面している、人材の問題だ。
質を気にせず量を集めた結果、団の雰囲気自体がまったりしたものになってしまった。
引き締めのため、皆の前で命令違反を繰り返す団員を処罰してみたのだが…
少しはましになったものの、任務が無いときは遊んでいる団員がほとんどだ。
それぞれに休みの日は設定しているのだし、それ以外はきちんと働いてもらいたい。
自分で言うのもなんだが、イーと叫んで死ぬのが仕事な某秘密結社よりよっぽど待遇はいいと思う。


最近は胃の痛みにも悩まされるようになった。
ストレス性のものらしいが、かといって自分が休むわけにはいかない。

「…なんでこの団、まともな奴がほとんどいないんだよ」
「ホントお疲れ様。たまには休めばいいのにー」
「じゃあお前、その間俺の仕事全部やってくれる?」
「あームリムリ。あたしは戦闘専門だよ? 頭を使うのはキミの役目なのー」
「ま、こっちとしてもお前のようなノー天気な奴に団を任せるつもりはないがな。」
「なんだとーっ!? こうしてやるこうしてやるっ」
ザングースは彼の肩を叩き始めた。
司令は目を細め、
「ぁ、気持ちいい」
「そう?じゃあしばらく続けてあげる。あたしが飽きるまで」
「ははっ。すぐ終わりそうだな、それ」


ザングースと戯れ、少しだが安らぐことができた。
そろそろ仕事に戻らなくては。
「さて、脱走した奴をどうにかしないとな…」
「あれ? 今まではそんなこと気にしてなかったよね。」
「団員どもにはもっと緊張感を持ってもらわないと困る。今回は厳しく行くさ」
パソコンで計画をまとめる…こんなもんかな。
「追っ手なんて無駄なことに人員は割きたくないけど、ある程度いないと厳しく見えないしな…」
正直なところ捕まえられるかどうかなんてどうでもいい。
脱走したら殺される、みたいな感じに思わせられればそれでよし。
なので追っ手には役立たずでサボりがちな人材をチョイス。


「君達には、この間脱走した団員を追ってもらいたい。」
「へーい」「ふーい」「ほーい」
「覇気が足りんッ! もっと真面目にやってくれたまえ」
「へーい」「ふーい」「ほーい」
ふざけんなこいつら…ちょっと脅すか。
銃に手をかけ、低い声で言ってみる。
「……死にたくなければさっさと任務につけ」
「「「サー、イエッサー!!」」」

…やれやれ。
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