5スレ>>827-3


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リ「トキワの件だが……戦争が起こったと聞いたぞ?」
主「戦争……ねぇ」

思わず俺はアイ達を見た。
アイは何故か一瞬少しだけ頬を染めた後顔を伏せた。

サ「まぁ戦争よね。あれは」
ア「……」
主「譲れない物があったからな。そういう意味では戦争か……」

譲れない物ですって、とサラがアイの肩を叩きながら言うと今度は顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。
何でそうなったのかは分からなかったが、ちょっと可愛かった。

リ「その件に関して詳しく聞こうか?」
主「面倒だから断る」
リ「そうか……

  いやいやいやいやいやいや!それじゃ済まんからな!?」
主「チッ……」

面倒な男だ。
いや、リーグか。

ア「そ、の……元凶は私達なんです……」
リ「この娘がか?」
主「アイ。元に戻ってくれ」
ア「はい、ご主人」

水色の光がアイを包んで元の姿へと変えていく。
その姿が――

リ「グレイシア……か?」
主「ああ。それとリーフィアだ。今は……外で雪合戦してやがるな。鬼ごっこ止めたのか」

鬼さんこーちら!とか言いながら後ろからタックルしやがって……それで海に落ちた俺も俺だが。
そもそも雪が降ってるのに鬼ごっこをやらせた事が問題だった気がしなくも無い。

リ「珍しいといえば珍しいが……それならイーブイ系統を乱獲している輩などから買えばよかろうに。
  ……認めたくは無いがな」

歯を食いしばりながら、リュウジがそう言った。
リーグ……リュウジはそう言った事が大嫌いだった。
珍しいポケモンの乱獲、利用した悪事、売買……まぁ俺も嫌いだが。

主「こいつらは俺の下で萌えもん化したんじゃないんだ」
リ「……何?しかし萌えもんは手持ちだけでしか確認されていないんじゃなかったのか!?」

そうなのだ。
今現在確認されている萌えもん達は、俺のやアサギのハブネーク等手持ちのものだけしか確認されていない。
その"常識"を覆した存在とも言える。

主「分からん。だが現にこうしている以上認めなければならないしな……そして、その強さに目をつけたロケット団とトキワでやりあった……というわけだ」
リ「だがグレイシアやリーフィアはシンオウ地方だけでしか確認されていないポケモンだろう?」
主「ああ。どうもそこでも追っかけ回されてたみたいでな。そこで進化し、萌えもん化してカントーまで逃げてきたらしい。
  だが、力尽きたらしくトキワへの道で二人とも倒れてサラに見つけられたわけだ」

もしあの時俺がトキワまで買い物に行かせなかったらどうなっていたのか。
あのまま朽ちていたかもしれないし、捕まっていたかもしれない。

サ「私のおかげよね♪」
主「……今回ばかりはな。草に隠れて見えなかったらしいからな」

サラがイーブイ系統に見られる特徴的な波動……というべきか、それを感じていなかったら見つからなかったわけだし。

リ「ふむ……おおよそ話は分かった。だが、その件に関してまだ追撃が残ってたりは……」

アイがそこで息を呑んだ。
すっかり忘れていたと取るべきなのか、気にしていたことなのか。

主「問題は無い。叩き潰したと言ったろう?
  それに仮に追撃があったとしても、だ」

サラを見るとニッコリと微笑んでいた。
きっと同じ事を考えていたんだろう。
折角だから二人で同時に言う事にしようか。

主・サ「「絶対に守りきってみせる(さ/わ)」」
リ「……そうか」

安心したように目を閉じ、小さく笑った。

リ「そういうところは、あの時から変わっていないんだな」
サ「そうね。あなたは変わってないわね」
主「うるさいな。別にいいだろうが」

こいつらは妙なところで波長が合うな。
サラが合わせてるだけかコンチクショウ。







リ「もう一つ、本当はあるんだ」
主「何?」

サラとアイは夕飯の買出しという事でトキワまで買い物に行っている。
本当はレイが行く筈だったが、俺が海に落とされたと知って説教している所だ。

リ「今後だ。五年前のグレンの一件でロケット団は力を大幅に失った。だが、一年前……トキワの件ではまた力をつけて来ている。
  どういうことか分かるか?」
主「……まぁ、な。新しい指導者か……確かに優れては居るが、脅威にはならない」

今は、まだ。
問題はそこではない。

主「問題は、ロケット団に対する抵抗力の無さだ。
  各地の町でロケット団を潰した時、各町は後始末などで随分疲弊する事になった。
  シオンタウンに至ってはジムを失い今は廃墟みたいなもんだ」

ここから立て直すのは至難の業だ。だが、やらなければ成らない。
ジムを建て直す前に町を建て直さなければならないだろう。

リ「そうだな。まずはそちらから片付けねばならないな」
主「ゴーストと同じく目に見えぬ力……エスパーか。そのジムを作ろう。
  場所は、そうだな……今資金に余裕がある町は?」
リ「ヤマブキだな。シルフカンパニーの資金で潤っているからな……だが、そう上手くいくか?」

シルフカンパニーは他の町への援助も行っている巨大な会社だ。
かなりのやり手でほとんどのモンスターボール等の道具はここで作られている。

主「いい情報があるんでな」
リ「というと?」







主「今後の40~50年後……早ければ20~30年後。この世界からポケモンは消える」
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