2スレ>>650


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ぬくもりが私の体を抱いている。
柔らかい寝床で目覚めるたび、最初に感じるそのぬくもりは、私にとっての宝物。
そっと視線を上げれば、そこには大好きな貴方の寝顔。
幸せそうな笑みを浮かべる、貴方が見たのはどんな夢?
私が見たのは、貴方と出会った日の記憶。

背の高い草の茂みの中、ぽろぽろ泣いていた私。
罠に噛まれてできた傷、痛みはずっと消えなくて。
ひとりぼっちでいた私、孤独に押しつぶされそうで。
助けを呼んでいた私、怖くて怖くて仕方がなくて。

そこにやってきた貴方、じっと私のことを見つめる。
初めてヒトを見た私、涙隠して威嚇する。
私の怪我に気づいた貴方、ゆっくり私のほうへと近づく。
逃げることなんてできない私、怖くて涙が溢れ出す。
泣いてる私に触れた貴方、やさしく私を撫でてくれる。

初めて触れた貴方の手、小さいのにとても大きくて。
罠を外した貴方の手、そっと傷を手当てしてくれて。
私を抱きしめる貴方の手、なぜだかとても愛おしくて。
うちにおいでと言った貴方、私はこっくりうなずいた。

ようやくお目覚め、ねぼすけマスター。
むにゃむにゃむにゃむにゃ寝ぼけ眼で、ぎゅっと私を抱きしめる。
私はとってもうれしいけれど、起きてくれなきゃもう駄目だよ。
ぺろりと顔をなめてあげ、ようやくマスター目を開く。
にっこり笑ってお出迎え、いつもの朝のご挨拶。

「むにゅ……おはよ、コラッタ」
「おはよう、ますたー」

大好きマスター、いつまでも。
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