2スレ>>598


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「ジム戦で疲れただろう、しっかり休むんだぞ。」
『はーい』

ここはセキチクシティ内の萌えもんセンター。プリン達ご一行はさっきまでセキチクシティにあるジムで、ジムリーダーのキョウとバトルしていたのだ。

「よいしょっと……」

傷を直す機械ベッドに登り、横たわるプリン。
流石に激戦だったのか、くたくただった。幸いにもプリンは掠り傷程度で済んだ。ヤドランやサンドパンは相性がよかったために無傷で済み、マスターと一緒に残っている。
さっきどくどくを受けたピッピと、先鋒で出て毒が体に回ってるガーディは、集中治療を受けるためモンスターボールに入れられ、別の所へ運ばれていった。

「あ~あ、今日はあんまり得意な相手じゃなかったわ…」

そして、かなりボロボロではあるが自力でベッドに乗るスピアー。それを心配そうに見つめるプリン。何故なら……

「ねぇスピアー姐さん……」
「ん? 何?」
「さっきの大爆発、大丈夫なの?」

そう、スピアーは最後、マタドガスの大爆発をモロに喰らったのだ。

「大丈夫じゃないに決まってるじゃん♪」

笑って流すスピアー。

「え、でも……」
「主人があそこでこらえるを指示してなかったら、ポックリ逝ってたわねぇ?♪」
「体、集中治療受けなくていいの……?」
「いいのよ、それに……私ボールに入るの好きじゃないから♪」

心配そうにするプリンをよそに、平然とするスピアー。
そのうち、ベッドが透明なシャッターにより閉められ、ゆっくりと治療が始まった。

「……ねぇ、スピアー姐さん……」
「ん? 今度はどうしたの?」

シャッター越しにスピアーを見つめるプリン。スピアーもプリンの方を向く。

「御主人様と姐さんって、仲いいよね……?」
「そうね、長年一緒にいた身だし?♪」
「……御主人様のこと、大好きなの?」
「ふふ♪ 婚約済みって言ったら怒る?♪」
「えぇっ!? …あたっ!」

プリンは驚きのあまり起き上がり、頭をシャッターにぶつけてしまった。

「ふふ、冗談よ冗談♪ 結婚なんてできるわけないじゃない♪ 幾らなんでも人間と私達、種族を超えて混ざり合う事は禁則だからね♪」
「ふぅ……よかったぁ……」
「プリンちゃんも大好きなんでしょ?♪ あんなに抱きついちゃってるんだし♪」
「え……あ……うん。」
「別に奥手にまわらなくてもいいのよ? 時には大胆に行かなきゃ♪」
「大胆に?」
「そう。例えば……そうね、夜這いとか?」
「よ、よばい!?」
「誘惑とか?」
「ゆ、ゆうわく!? も、もしかしてしたことあるんですか!?」
「ん~、ある♪」
「ご、ごごごごごごご御主人様は何て答えるんですか!?」
「ん? 答えてくれるわよ、ちゃんと♪」
「え、えぇ……」

プリンは思わず想像してしまった。

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「ねぇ主人、となりで寝てもいいかしら?」
「ん、スピアーか。 ……いいぞ。」
「ねぇ主人、私最近ストレス貯まっちゃって~♪ 今からアレ、してくれないかしら?」
「ん、じゃあこっち来な、スピアー。」
「やさしく……お願いね?」
「あぁ、わかってる……やるぞ……?」


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プリンの顔が赤らみ、頭から湯気が昇り始めた。

「あら、どうしたの?♪ まさか想像しちゃってる?♪」
「ひえっ!? そそそそそそそそんなことないですぅ!」

慌てて赤らみを隠すプリン。

「ふふ、大丈夫♪ 主人もちゃんとわかってるから、今プリンちゃんが思ってるようなことはしないわよ?♪」
「え、じゃあ何を……」
「私は羽を弄ってもらってるのよ♪ 時にやさしく、時にキュッと摘んでくれて気持ちいの。 疲れた時とかに行って頼めばやってもらえるわよ?♪」
「そそそそそうなんだぁ……今度、御主人様と一緒に寝てみようかな……?」
「ふふ、そうしてみなさい?♪」
「う、うん……」

スピアーから目を離し、天井を見つめるプリン。その顔はまだ赤らみ、目が点になっている。



ポンッ!

プリンの頭がプチ爆発を起こした。

「あらあら♪」

にっこりと笑うスピアー。

「いらぬ種撒いちゃったかな? ふふ♪」










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――

「ねぇ、スピアー姐さん。」

しばらく経った所でようやく赤らみから醒めたプリンがまた話しかける。

「今度は何?」
「さっき言ってたけど、どれくらい長い間御主人様と一緒なの?」
「そうねぇ……半年って所かしら?」
「半年も……御主人様と、どうやって出会ったの?」
「ちょっと暗い話だけど……聞きたい?」
「うん。」
「わかった、じゃあ教えてあげる。私と主人との出会いを……」



後半へ続く
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