「こちらスネーク、カントー地方に潜入した」
「よくやったスネーク!なんでもその地方はUMAの宝庫らしいからな。
是非とも持ち帰ってくれたまえ」
「少佐、任務はオーキド研究所への侵入および研究内容を書面にして奪うのでは」
「ん……そうだ。だがUMAを連れて帰るのを忘れるなよ!いいなスネーク!」
◇◇◇
「萌えもんのノコッチをキャプチャーしたのね」
「萌えもん?」
「その地方に棲息する生き物よ。なんでも人の言葉を理解ししゃべれるらしいわ。
ねぇスネーク、その子に喋らせてみてよ……」
「ん……」
「…………」
「喋らないぞ」
「あら?資料にはそう載ってるんだけど。なんでもそのノコッチはしっぽをドリルのように使って
地面を掘って進むらしいわ」
「ドリルだって?こんな柔らかそうな尻尾がか」
「えぇ、そうらしいわ。その尻尾で地中深くに巣を作るらしいの」
「そうか、で?うまいのか?」
「へ?」
「このノコッチという生き物はうまいのか?」
「スネーク!君というやつは度し難いな。珍しい生き物を食べるなぞもってのほか!
必ず連れて帰って来い!いいな!」
ツーツーツー
…………美味すぎる!
最終更新:2007年12月21日 01:04