3スレ>>881(後編)


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※どうも、零です。
この物語は主人公の萌えもんマスターまでの道のりを描く(つもりの)ものです。過度な期待はしな(ry
ちなみに、原作のストーリーや設定、ルールなどに従ったりガン無視したりしますが、そのあたりは気にしないでください。フィクションですもん。
それから、なにぶん未熟者なので、誤字脱字があったり、表現の使い方間違ったり、文章がおかしかったりしても、ぜひぜひ暖かい目で見守ってくださいm(__)m
お暇があればぜひどうぞ。



登場人物
・ハル この物語の主人公、春に生まれたからハル。単純っすね。この物語は基本、ハルの一人称形式で進んでいったり進んでいかなかったり、まぁ進んでいく(はず)。
・ナツキ 原作でいうところのライバル。もちろん夏に生まれたからナツキです。なんでナツじゃねーの?とかいわないでください。ナツキです。
・アキ ハルの妹。秋に生まれたから(ry
・オーキド ナツキのジーさん。まぁそれだけ。
・ナツキの姉 名前なし。別に考えるのがめんどいわけではない。決して。
性格はそのうち変わっていくなんて異常事態もあり得るのであえて省略。
作中のセリフ部分は、人物名、萌えもん名の頭二文字or三文字のみ表記します。


ハル冒険記
第2話『春風とともに ――別にあるゲームの中のある作品のタイトルをパクッたわけではありませんよ?』後編 by零



ミニリュウは、白いワンピースを着て、いつものポニーテールを、ほどいている。
そのワンピースは、ミニリュウの大きさに合わせるために、スカート部分と両横側部分をカットしてある。
その両横側部分は、それぞれ三ヶ所紐で縛る仕組みになっていて(なので、少し素肌が見えてしまう)、肩にかける部分も紐でできている。
ナツキの姉にもらったものだ。
こういうのもまた可愛い。
ていうかかなり可愛い。
ていうか両横、かなり際どい。
  ハル)「すごく可愛いよ!似合ってる!」
褒めてあげた。
が、
 ミニ)「!!」
ミニリュウはテーブルの足に隠れてしまった。
  ナツ姉)「ふふ・・・」
  ハル)「ていうか、お姉さんちの風呂じゃなくていいじゃないですか、うちんちすぐ隣なんですし」
 ナツ姉)「まぁいいじゃない、ミニリュウちゃんの服も作れたんだし」
 ハル)「それはまぁ助かりましたけど」
ナツキの姉は、面倒見がよく、こうしてよく世話を焼いてくれる。
特に、僕が可愛がられるのだが、その理由は、ナツキより可愛いから、だそうだ。
  ナツ姉)「どうせ帰っても怒られるんでしょ?」
よくわかってらっしゃる。
  ハル)「お姉さん・・・もしかしてエスパー?」
  ナツ姉)「だって、昔は怒られたらすぐ私のところにきてたじゃない、泣きながら」
  ハル)「うぇ!?そ、そんなの覚えてませんよ!時効ですよ時効!!」
  ナツ姉)「あの頃は可愛かったのになぁ」
  ハル)「・・・今でも可愛いとか言ってくるじゃないですか」
  ナツ姉)「ふふ・・・ナツキよりはね」
ミニリュウは、まだテーブルの足に隠れて、僕を見ている。
  ハル)「あの・・・ミニリュウ、あまり人に懐かないんです・・・僕にはすこし懐いてくれてるようなんですけど、まだまだで・・・僕、どうすればいいのかわかんなくて・・・」
思い切って聞いてみた。
  ナツ姉)「ご主人様でしょ?しっかりしなさい!」
  ハル)「妹と同じこといわないでくださいよ・・・」
  ナツ姉)「ふふ・・・まぁ・・・最初はみんなそんなものよ、ナツキだって、捕まえてきた日は大変だったわよ、無視されっぱなしでね」
  ハル)「ナツキも・・・」
  ナツ姉)「私だってそうよ。まぁナツキより早く打ち解けたけどね。ていうかナツキがバカなだけだけど」
  ハル)「どう・・・したんですか?」
  ナツ姉)「簡単なことよ。相手と仲良くなりたい、ただそれだけを想って接すればいいの」
  ハル)「・・・それだけ・・・?」
  ナツ姉)「そ、生き物ってね、相手がどんなことを思っているのか、考えているのか、すぐにわかっちゃうもんなのよ。だからね、どうして懐いてくれないんだろう、
      どうすればいいんだろう、って『手段』だけを考えてたらね、この人は心から仲良くなりたいと思っているのかな、ホントに自分を想ってくれてるのかな、
      って迷っちゃうのよ。だから一歩引いちゃうの」
  ハル)「・・・」
  ナツ姉)「だからね、余計なことは考えないで、懐いてほしい、仲良くなりたい、って気持ちだけを全身全霊で伝えればいいのよ」
  ハル)「伝える・・・?」
  ナツ姉)「相手のことだけを思いながら、言葉にするだけよ。これは人間でも同じこと。例えば、誰かに好きって伝えるとき、相手を褒めてみたり、デートに誘ってみたり、
      そんな『手段』もいいかもしれないけど、直接でも手紙でも、素直に好きっていったほうが伝わるでしょ?ハルは、ミニリュウちゃんに懐いてほしい、
      だから今日、海で一緒に泳いだ、それもいいかもしれない、でも、仲良くしたい、って一言いえば、簡単に伝わるでしょ?」
  ハル)「・・・」
  ナツ姉)「仲良くなりたい、だから『手段』として泳ぐ、じゃなくて、仲良くなりたい、一緒に泳ぎたい、だから『目的』として泳ぐ、お互い、似てるようで、全然違うことなのよ」
  ハル)「・・・」
  ナツ姉)「ふふ・・・ちょっと難しかったかしら?」
ミニリュウは、テーブルの足に隠れて、僕を見つめている。
しゃがんで、呼ぶ。
  ハル)「おいで」
仲良くなりたいから。
  ハル)「抱いていい?」
触れ合いたいから。
  ミニ)「・・・・・・コクン」
頷いてくれる。
抱いて、素直に褒める。
  ハル)「可愛い!すごく可愛い!」
微笑んでくれる。
僕も微笑み、抱き締める。
  ハル)(そうか・・・それだけなんだ・・・)
いつもすぐ側にあって、大切なこと。
だけども、一番見失いがちなこと。
  ハル)(その気持ちを・・・全身全霊で・・・)
確かに、今までの行動は『手段』としてだっただろう。
しかし、『目的』として、そうしたいと想えば、こんなにも簡単に触れ合える、笑ってくれる。
  ナツ姉)「ふふ・・・もう大丈夫そうね」
  ハル)「はい!ありがとうございます!」
  ナツ姉)「相手とこうしたい、そのことを伝えられたら、その上で『手段』をとるのよ」
  ハル)「・・・?『手段』も必要なんですか?」
  ナツ姉)「もちろん、『手段』であっても、『目的』としてね」
  ハル)「・・・?」
  ナツ姉)「そのうちわかるわ、あとは自分で考えなさい」


  ハル)(でも・・・)
ナツキの姉と別れた後、ふと思い出す。
  ハル)(ミニリュウが人に懐かないのは、気持ちの問題だけじゃない、そんな気がしたんだよな)
ミニリュウが初めてアキと会った時のことだ。
  ハル)(それにあの感覚も・・・)
暖かい光に包まれ、冷たい光に覆われる感覚。
  ハル)(あれは・・・っと、今はまだこんなこと考えるのはやめとこう)
ミニリュウは楽しげにあとをついてきている。
服は、自分の服に着替えてあり、貰ってきた白いワンピースは、抱き抱えている。
僕との間には、もう壁はないように思えた。
 ハル)(・・・もう、大丈夫かな)
旅立つ決意を固める。
一緒に旅をしたいという想いを強めて。
 ハル)「ねぇ、ミニリュウ」
  ミニ)「・・・・・・?」
僕を見上げ、首を傾げる。
  ハル)「一緒に、旅にでよう。もう僕らなら大丈夫だ!」
数秒見つめあう。
 ミニ)「・・・・・・はい」
頷いてくれた。
僕も頷く。
  ハル)「よし!そうと決れば早速準―」
  ハル)「!?」
気のせいだろうか。
  ハル)「い、今、ミニリュウ、しゃべ―・・・?」
  ミニ)「・・・・・・あ、あの・・・?」
 ハル)「!!」
気のせいではなかった。
初めて聞いた。
小さいながらも、可愛らしいミニリュウの声。
  ハル)「ミニリュウ!!」
思いっきり抱き締める。
  ミニ)「ご、ごめんなさい・・・」
涙がでそうだった。
  ハル)「なんで謝るのミニリュウ!!こんな嬉しいのに!!」
  ミニ)「・・・・・・はい」
ミニリュウは微笑む。


準備はすぐに終わった。
本来なら昨日旅立つ予定だったので、もともと準備は万端だった。
とはいえ、一回も戦闘せずに出発するのは不安だったため、博士に頼んで、バト
ルさせてもらったりもした。
ミニリュウは意外にも強く、あっという間に、フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ
を倒してしまったわけだが。

  オー)「こりゃまたすごいの~、これなら安心じゃ」
  ミニ)「・・・・・・」
最後、ゼニガメに小さな竜巻をぶつけて倒したあと、パタパタと僕の方に駆け寄
り、両手を前に広げる。
  ハル)(これは抱いてほしいのか・・・?)
抱き上げる。
  ハル)「すごいよ!ミニリュウ!よくやった!」
頭を撫でる。
すごく嬉しそうにする。

・・・と、そんなやりとりのあと、僕らは一番道路へ向かったわけである。
一番道路に繋がる町のはずれには、母とアキ、ナツキの姉や博士、他にも知り合
いがたくさん見送りに来てくれていた。
別れを済ませ、ようやくの一歩を踏み出す。
 ハル)「これからもずっとよろしくね、ミニリュウ」
 ミニ)「……はい」
と、その時、春の暖かい風が吹いた。
僕らのこれからの旅を、後押しするかのように。



~~あとがき~~
なんというか、不安たっぷりの第二話、いかがでしたでしょうか?
前編は割とサクサクいけたのですが、後編はつまりっぱなし・・・
服とかあんま詳しくないから表現の幅狭すぎてorz
ちゃんと伝わってるのかな・・・
ナツねぇの説教も矛盾だらけだし、ぶっちゃけこの世の真理とはかけ離れてんのではと、不安でしょうがありません(汗
それにかなり無理矢理出発させてしまいました(汗々
スタイルもなかなか定まらないし、テンポもちょっと早すぎるでしょうか・・・?でもそんなの関け(ry
ちなみに、初めてのバトルは全部描写するつもりでしたが、空気を読んで少しだけ。
タイトルについて、今回のメインはナツねぇの説教でしょうかね、でもまぁ旅立ちのためのプロセスなのでタイトルは旅立ちに焦点をあててあんな感じに。
あるゲームっていうのは星のカー(ry
次回は、バトルメインになりますかね、新キャラも登場です。
最後に、こんなものに付き合っていただき、本当にありがとうございました。m(__)m
第3話、できあがったらまた見てもらえると嬉しい限りです。では。

萌えもん紹介
ミニリュウ ハルのパートナー。詳細は不明。
ケーシィ ナツキのパートナー。        
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