3スレ>>926


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「こっちやぁ! こっちぃ!」
ブンブンとマサキさんが手を振っている。
俺は軽く会釈をして、マサキさんの元へと駆けていった。
既に船着場には快速船シーギャロップが停泊していて、搭乗者を待ち構えている。
リュックには大量のボールと各種傷薬や復活草や元気の欠片、各種木の実をパンパンに詰まっている。
リュックを揺らして辿り着いた俺を、マサキさんは笑顔で迎えてくれた。
「今日は待ちに待った日やでぇ。ちゃんと寝ぇとるやろなぁ? あ、あとおやつは300円までやで」
冗談めかしていってくるマサキさんに思わず噴出す。
遠足前の小学生じゃないんですから。
「ええ顔しとるやん。ちと気負いすぎやったで、自分」
マサキさんはそう言って屈託無く笑う。
俺の中に満ちていた緊張感が、あれよあれよという内に消え去っていくのが分かる。
その事に気恥ずかしさを覚えた俺は、マサキさんに感謝しつつ、帽子を深く被りなおして、
腰のベルトに嵌めてある四つのボールを確かめるように握り締めて、俺はシーギャロップに乗り込んだ。


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シーギャロップの船内。
サントアンヌ号に比べれば簡素なつくりだが、俺からすればこれぐらいが肩肘張らなくて良いから丁度よかったりする。
皆のリラックスも兼ねてボールから出して、雑談に興じていた。
ミュウツーの爆弾発言に興奮したフリーザーをファイヤーが宥めて、最後にサンダーが沈静する。
ミュウツーの爆弾発言に関しては触れたくない。正直言って恥ずかしい。
ただ、ストレートに愛を囁かれているとだけ言っておく。
そして、ミュウツーが俺に引っ付いたのを切欠に、フリーザーが負けじと飛びつき、
ファイヤーが――どうしようか迷いつつ――遠慮がちに身を寄せてきて、サンダーが恥ずかしげに俺に抱きついてきた。
四人の力が良い具合に中和されているから俺に実害は無いが、もし一人ずつだったら――ああ、怖い。

そんな俺の部屋の扉が、トントンと叩かれた。
俺は、皆に離れるように言ったが、了承の返事を待たずに扉は開かれた。
「なぁ、暇なんやし、ちっと図鑑でも見せて……くれ……へ、ん……」
俺の状態を視界に納めたマサキさんはフリーズ。
いやまあそうだろうなぁ、と俺は他人事のように思考を回していた。
なにせ噂に名高い伝説の三鳥と俺の図鑑に記載されている一体しか存在しない萌えもんに抱きつかれているのだ。
マサキさんは俺の図鑑を見ているから、四人の存在は知っている。
でも、実際に見た事は無いから、その衝撃もあるのだろう。
初めて伝説に遭遇した衝撃と、それらが一人のトレーナーに抱きついているという衝撃。
この二つが重なり、圧倒的な破壊力を持ってマサキさんに襲い掛かったのだろう。
だが、あらゆる意味でマサキさんはマサキさんだった。
「え、こいつら連れてきたんか?」
ええ、と答えて図鑑を渡そうとした俺をマサキさんは手で制した。
目が爛々と輝き四人を見渡している。
「折角ホンモノがおるのに何で図鑑を見なあかんねんな。
 ――っちゅうわけで、わいも混ぜてぇな」
皆に視線を移すと、特に異論は無いという返事が返ってきた。
「主殿のご友人であるし、それに悪い人間でもなさそうだ」
とはファイヤーの談である。
間近で見る伝説に興奮したマサキさんがフリーザーの琴線に触れて凍らされる、というハプニングも交えつつ、
快速船シーギャロップ10はへそのいわという聖地へとひた走った。


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辿り着いた孤島――へそのいわ。
この島の持つ独特の雰囲気は、今まで俺が体験した事の無いものであった。
今は何の気配も感じない。
「マスター、羽根を出してみればいかがか?」
ミュウツーの言葉に、懐から羽根を取り出す。
すると二枚の羽根が今までにないくらいの眩い輝きを放った。
その輝きに、思わず手を離すと、二枚の羽根は更に上空へと浮かび上がり、
そこで一際大きな輝きを放つと、俺の懐に舞い降りてきた。
この輝きが切欠となって、がらんどうだった島の雰囲気が一変した。
まるで砂漠に水が染み渡るように、この島に力が満ちていく。
この島が伝説を迎える準備をしているのだろうというのは容易に想像できた。
そしてしばらくの静寂の後に、空に金色が奔り、海底が銀色に発光した。
「あ、あれや! あの虹色の羽根を持つ萌えもん。
 あれこそがホウオウや」
へそのいわの山頂部分にゆっくりと降り立つホウオウだと思しき萌えもん。
それを見つけたマサキさんが興奮して俺に話しかけてくる。
俺は頷く事しか出来なかった。
なぜなら、俺はあまりの神々しさに見惚れていたからだ。
あまりに強烈な神秘性の前に、俺の心はとらわれ、目を離すことが出来なくなってしまっていた。
惚けたようにホウオウを見つめる俺の目が、こちらに向かって微笑むホウオウを捉えてしまった。
その笑みに気恥ずかしくなった俺は、慌てて目を逸らして帽子を深く被りなおした。

その時、俺の頭によぎるノイズ交じりの記憶。
――また、会える?
――うん
目尻に涙を溜めた名も知らない萌えもんとの一度限りの邂逅。
その日の空には立派な虹が架かっていた。

そんな俺をジト目で睨んでくる俺の手持ちの四人組。
「えらくご執心だなマスター。私たちをそこまで熱っぽい視線で見つめてくれた事は無かったのに。
 私たちはマスターと共にあるのに、マスターがあちらにそこまで心を奪われていると――その……悲しい」
「アンタ、随分と節操がないのねぇ。ボックスでアンタの帰りを待ってる子達が可哀想よ。
 ――少しは察しなさいよ、この朴念仁の唐変木」
「私は感情の発露が苦手なクチだった筈だがなぁ。
 くくく、私がここまで素直に、そして激しく嫉妬の念を抱くとはな……」
「苦労性だなご主人。でもさ、ご主人にはさ、もっと甲斐性を磨いてもらわないとさ。
 ……色々と困るんだよ、アタシもさ」
浴びせられる精神的攻撃の数々。
朴念仁に唐変木、しかも甲斐性無しってお前ら……。
精神に無数の裂傷を負ったまま、俺はへそのいわの奥地へと向かうはめになった。
「がんばりやぁ」
背後から受けるマサキさんの励ましの声が、あまりにも虚しかった。


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時間は、二枚の羽根が強烈な輝きを放った時間に遡る。

二枚の羽根によって、へそのいわに輝きが満ちた。
へそいわから放たれる力の奔流が、少年がへそのいわに訪れた事を示していた。
上空に浮かぶ虹色の萌えもんはへそのいわに向けて、くっと笑みを浮かべた。
「待ちわびたぞ、この時を……。やっと――やっとあの坊の下にいける」
数奇な運命に巻き込まれた少年を、彼女――ホウオウはずっと見守ってきた。
そして、これから先、彼が更なる戦いに巻き込まれる事も目に見えていた。
だからこの機会を持って、少年の下へと向かうつもりであった。
現在、ホウエンに満ちている妙な気配。
また、ジョウトで潜伏するロケット団の残党。
それらが活動する時期はまだ到来していない。
だからこそ、少年はここで力を蓄える必要があった。
その天命に導かれるように、カントーの伝説は彼の下に集った。
その末席に、自分もまた加わろうとしている。
その事がひどく嬉しかった。
傍目にもウズウズ――そのまま少年の下へと飛んでいきかねないホウオウに、
「落ち着かんか、たわけが」
と、辛辣な言葉が浴びせられた。
「水を差すでない、ルギア」
ルギア、と呼ばれた海の守護神はおっかなびっくりに肩を竦めた。
その仕種に、ホウオウは眉を顰める。
「そうしかめっ面をするな。まったく……。あのままでは少年の下に飛んで行きかねなかったぞ」
「それでもよい」
と、拗ねたように頬を膨らますホウオウなど、ルギアは見た事が無かった。
全てを排してきた彼女がここまで執着する少年。
ルギア自身も並々ならない思いがあったりするのだが、ここで漏らすと大惨事になりかねないので黙っておく。
それに、
(恐らく忘れているだろうしな)
少年の天啓は博士から図鑑完成の任を請け負った事ではなく、この二人に見初められた事なのかもしれない。
その、少年に天啓を与えた二人は、それぞれの想いを秘めてへそのいわへと飛翔したのであった。


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へそのいわの外見はひどく単純だ。洞窟の入り口と、奥に見える頂。目に見える構造はこんなものだ。
海底が銀色に発光していたことも考えると、地下には海底洞窟が広がっているようだ。
天空の守護者と海の守護者。それぞれに応じた休息場所が用意されているのだろう。

洞窟内部の作りも非常に単純だった。
そこそこの分かれ道は存在するものの、一本の細い真っ直ぐな直線路の奥には大広間があり、
左手には上るための梯子、右手には下るための梯子がある。
しばらく考えたが結論が出ない。
右か左か、俺は四人の判断に任せる事にした。優柔不断とか、そんなんじゃないんだからな。
そして皆が導き出したのは、右。
すなわち、海の守護神、ルギアの許に先に向かうことであった。
そして、右に向かおうとしたとき、近づいてくる気配があった。
「え――?」
俺も、そしてフリーザーもサンダーもファイヤーも、ミュウツーでさえも硬直した。
なぜなら、目の前には伝説の萌えもん――本来なら島の頂で待っているであろう――ホウオウが居たのだから。
「下がってくれ、マスター。マスターの事は、私が必ず守る」
いち早く復活したミュウツーが俺の前に立ち塞がり、その手に力を溜め始める。
だが、よく見ると様子がおかしい。
その事にミュウツーも気付いたのだろう。訝しげに首を傾げながらも、力を霧散させた。
よくよく見ると、目尻には涙が溜まっている――な、何でさ?
「……ホウオウ?」
その事に気付いたファイヤーの困惑気味な呼びかけに、ホウオウは堰を切ったかのように喋りだした。
「あいつか? あいつの方が妾よりもよいのか? こんなにも坊と出会う事を楽しみにしておったのに!
 おのれ、ルギアァ! 妾から坊を奪おうなどいい度胸をして――」
「いい加減にせんか!」
ホウオウの涙混じりの叫びは、銀色の羽を持つ――おそらくルギアだろうと思う――萌えもんに叩かれることで止まった。
それはもう、小気味よくスパァンと。
無論であるが、洞窟内に満ちた空気は一気に弛緩した。こう、へにゃっと。


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「すまなかった」
そう言って、ルギアが頭を下げた。
あまりの事に俺を始めとして、伝説三鳥もすっかり恐縮してしまった。ミュウツーなんかはケロリとしていたが。
ルギアはホウオウの頭をむんずと掴み、
「この、バカの、せいで、色々と、台無しに、なって、しまった」
言葉の区切りでホウオウの頭をピストンさせるルギア。
「やめんか、バカ者!」
「バカは貴様だ、たわけ!」
挙句の果てには小競り合いを始める始末。頭が痛くなってきた。
伝説三鳥も呆れたように見ている。
んっうん、というわざとらしく下手くそなフリーザーの咳払で、その小競り合いも沈静化した。
さて、この緩んだ空気どうしようか。

「すまん、本当に台無しになってしまった。すまなかった、少年」
い、いやそれはもういいです。
ジトーっとこっちを見つめてくるホウオウ。どうやら、相手をされないのが不満なようだ。
その視線にタジタジになる俺を救い上げるように、サンダーが二人に問いかけた。
「そういえば、何でウチのご主人に羽根を授けたんですか?
 アタシもフリーザーもファイヤーもご主人とは直に戦って、パートナーを大事にする姿を見て、
 アタシ達の力を与えるに相応しい存在だと判断しました。
 ウチのご主人は確かに不思議な魅力を持っていますが――何でそこまで固執するんですか?」
特にホウオウの方は尋常ではない。
何せ、俺が偶々右の道を選んだだけで、この騒ぎだ。
常日頃から鈍感だの朴念仁だの唐変木だの甲斐性無しだの何だのと言われている俺ですら分かる。
ホウオウの俺に対する執着は異常だという事も、そしてルギアの瞳の奥底に滾る想いも。
それを察したのか俺をジト目で睨んでくる四人の視線、
そして火傷しそうなほどの熱視線で見つめてくるホウオウと、俺からは目を逸らそうとしないルギア。
六つの視線を受けて胃をキリキリさせながら、俺は一旦外に出る事を提案したのだった。


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へそのいわでも比較的開けた平地。
六体の萌えもん+俺は、そこで話し合いをする事になった。
ああ、どんどん伝説のイメージから離れていく。
「妾がそこの坊を見かけたのは、妾がマサラ――だったか、その近辺を訪れた際じゃ」
ホウオウはポツリポツリと話し出した。
「ある子が迷子になっておった。妾は気まぐれにその子に近づいたのじゃ。――無論、見かけは幼くしてな。
 話を聞けば、虹の麓を追いかけていたら迷子になっておった、ということじゃった」
――虹の麓?
――うん、虹が出ているところにはすっごく綺麗な萌えもんがいるって、博士が教えてくれたの。
思い出した。
小さい頃から、俺は幼馴染のアイツと共に博士の研究所に入り浸っていた。
そんなある日、空に見事な虹が架かったのだ。
余りにも立派な虹にはしゃぐ俺達に博士は、一つの御伽噺をしてくれた。
虹の麓に居るとされる伝説の萌えもん――すなわちホウオウの話だ。
話を聞いた俺は、文字通り博士の研究所を飛び出した。
そして、走っても走っても自分から逃げていく虹の麓に向かって駆け出したのだ。
どれだけ走っても虹の麓にはたどり着けず、さらに悪い事に、俺の周りの景色は俺が一回も見た事の無いものだった。
「坊は酷く泣いておっての、話を聞けば虹の麓に居る萌えもん――妾を探しておったというのじゃ」
――その萌えもんを見つけてどうするの?
「妾は問うた、見つけてどうする? と。坊の答えは単純じゃった」
――友達になりたい
純粋な願望だった。
俺は、ただただ純粋に友達になりたかった。
その後、その萌えもんに手を引っ張られてマサラまで帰ったのだ。
「そのような事を言われたのは初めてでの。
 そこから坊に興味を持って見守る事にしたのじゃ」
あとは言わずもがな。
駆け出しのトレーナーながらも萌えもんと対等に苦楽を共にしている俺を見守るのが、彼女の生きがいとなっていったそうだ。
そして、段々と数奇な運命の中心となった俺の力として、俺の手持ちに加わる事を決心したらしい。
彼女が言うには、俺にはこれから先、更なる過酷な戦いに巻き込まれからその為に伝説の力が必要だ、という事らしいのだが……。
「じゃが、そんな事は大義名分よ。妾は坊に魅せられた。じゃから共に在りたい。」
それだけだ、と彼女は言った。要は、格好の名分――俺の運命が云々――に託けて俺の下に来たかったらしい。
一通り吐ききってスッキリしたのだろう。ホウオウは晴れやかな表情をしていた。


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「さぁ、坊よ。遠慮はいらんぞ。さぁ、存分に妾を抱きしめるがい――」
「いや、謹んで遠慮させていただきます」
ホウオウの要望を軽くスパッと切る。ノーサンキューだ。
んなっ? という具合にショックを受けるホウオウ。既に涙目だ。
ヤバイ、と思っている間に涙はじわじわと溜まっていく。
泣ぁかした~泣ぁかした~、というフレーズが俺の頭を過ぎる。
小学生ならば誰しもが言ったり聞いたりするフレーズに、俺は全力で謝りたくなった。
「気にするな。元よりそやつは泣き虫だ」
先生に告げ口をされるような気分になっていた俺を救ったのは、ルギアの一言だった。
ホウオウって泣き虫なのか……。いや、意外というかなんというか。
と、取るに足らない思考をぐるぐると回していた俺だが、重大な事に気がついた。
「ってか、戦って無いじゃねぇか!」
どんがらがっしゃーん、と秘技脳内ちゃぶ台返しを発動させる俺。
そうだ、そもそも俺は伝説と戯れに来たんじゃなく、羽根に導かれてここに来たのだ。
勝負とかしなくてもいいのか?
「よいよい」
「別にかまわん」
俺の疑問は、ルギアとホウオウに見事に切って捨てられた。
いや、それは不味いでしょ。
「元より、妾は坊を認めておる。後にも先にも妾の主人は坊だけじゃ」
「私も同様だ。元々、少年には別の場所で出会っているしな」
熱視線で俺を見つめてくるホウオウはいいとして、ルギアの方には異議ありだ。俺は知らんぞ。
「知らなくとも不思議ではない。少年も幼かったし、嵐の夜の話だ。
 まぁ、覚えていてくれてとしたら、それはそれで嬉しいがな」
嵐の夜?
身に覚えの無い体験を思い出そうとうんうん唸る俺を、ルギアは微笑ましそうに見つめる。
「クックック、いやなぁに。覚えておらぬのならそれでもよい。
 ただな少年よ、お前は嵐の海に投げ出された経験があるのだぞ」
いや、知らないなぁ。
「あれは――何だったかな? 何かしらの萌えもんが吹き飛ばされそうになっておったのを、
 お主が阻止すべく奮闘していたのだ。
 まぁ、呆気なく吹き飛ばされておったのを私が救出したわけだがな」
俺情けねぇ。
項垂れ地に膝をつく俺を見て、うちの手持ち+ホウオウはうんうんと頷く。
「いや、その向こう見ずなその行動こそ、私のマスターだ」
とはミュウツーの談。
まぁ、俺は彼女のサイコキネシスからフシギバナを庇った経験があるから、そう思われても仕方ないんだが……。
何だろう? いまいち褒められている感じがしないのは気のせいだろうか。
「気のせいだ。少なくとも私は褒めているぞ」
俺の心を読んだような発言に、俺は驚いてルギアを見る。
「お前、エスパーか?」
「私のタイプはエスパー・飛行だ。エスパーか? と聞かれれば、そうだと答えるであろうな」
ああ、そうか。と、ポンと手を打つ俺をみて、クックックとルギアが笑った。
「いやいや、本当に少年は面白い。だが、あそこの――ミュウツーだったか? のサイコキネシスに飛び込んだときは
 流石に私も肝を潰したぞ」
正気か? と聞いてくるルギアに対し、ホウオウは、何だそれは? と言わんばかりの視線だ。
俺としては、ルギアがハナダの洞窟まで来ていた事のほうが驚きだ。
「まぁそんな訳で、少年の事は少年以上に知り尽くしている自信があるぞ」
「聞き捨てならんぞルギア。坊のことを一番よく知っておるのは妾じゃ」
目の前の伝説二人組みによる、俺の暴露大会は暫く続いた。
そして、俺は悟った。
また俺の心労の原因が増えたな、と。
その事は、フリーザーサンダーファイヤーミュウツーの四人から注がれる絶対零度の視線からも明らかであった。


――了――
ツールボックス

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