5スレ>>261


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この世界の天空には我々の常識を超える存在がいるとされていた――――

誰も見たことがなく――――

何にも触れられず――――

歯向かう相手もなく――――

その存在は幻の如く――――

だが、確かに「ソレ」は存在する――――

我々が生き、存在している大地を見下ろしている天空に――――

それは・・・存在していた。


~~~天空の女王~~~


ここは・・・何処だろう

暗い・・・

奈落の底のような暗さだ

いや・・・奈落の底がどんなものか知らない俺にとってはこれが奈落の底そのものだろう

それに・・・全身が痛い

体が悲鳴を上げている

痛すぎる

もしかして俺は死んだのか・・・

だが、痛覚はある

じゃあここは一体――――

意識が覚醒する

暗い世界に光が差し込む

「ここは・・・何処だろう」

見慣れぬ場所で俺は寝っ転がっていた居た――

「場所を確認しないと・・・痛」

起き上がろうとすると体に痛みが走る
全身が痛みを訴える

「イタタ・・・あー いてぇ」

起き上がれず、寝っ転がりながら上を見上げる
一部穴が開いており、そこから光が差している

(状況を整理しよう たしか・・・この建物は「空の柱」と言われる物で、どっかの学者かなんかが調査するって言うんで護衛に呼ばれたんだっけか)

空の柱 それは空に向かってそびえ立つ建造物 最上階は雲に隠れ、誰も一番上まで行ったことの無い物
何のために立てられたのか 何をする建物なのか 未だに解明されていない

痛みによって乱されていた思考が段々とクリアになっていく

(んで、先に建物に入って危険が無いか確かめるように言われて・・・ああ、そうか)

光が差し込む穴をみて

「下に落ちたんだっけか・・・」

(・・・だっせーな俺って)

内部に入った俺は危険が無いか歩き回ってるうちに足元が崩れ落ちたらしい
と、なるとここは空の柱の地下ということか・・・
上に上がろうにも高さがあるため自力での脱出は難しい
これはかなりヤバイ状況だな・・・

「いたた・・と、何とか起き上がれるな 骨には異常は無いみたいだな」

痛みが多少引いたので起き上がる
まだ痛みはあるが我慢出来ない痛みではない
起き上がらなければ脱出も何も間々なら無い

「空の柱の地下か・・・意外と広そうだな」

地下は暗いものの上に開いた穴や、所々に入っているヒビ割れから光が差しているので多少の光はある
それでも、この地下がどの位広いのか明確な答えは分からない
ただ、広いと感じただけで もしかしたら意外と狭いのかもしれない

(地下があるってことは出口がありそうだな・・・さて、何処へ行けばいいんだろうか・・・)

コンパス類は持っておらず、どっちへ行って良いのか分からない状況であった
外部に連絡するものなど持ち合わせていない
これこそ絶体絶命

(やっべーな・・・オイ・・・ん?)

何かの存在を感じる――

こっちを見つめている――

(人・・・か? いや・・・これは・・・違う!)

本能的に人ではないと感じる――

危険だと本能が叫ぶ――

逃げろと――

だが、体が動かない――

嫌な汗が体中を這い回る――

これは視線などではなく――

ただの殺気――

体が震える 恐怖によって――

人は未知のものに会うと、その存在を無意識に消すか、無意識のうちに逃げ出すか、恐怖により逃げたくても体が動かなくなると言う――

(――俺は一番後者か・・・)

暗闇に居る何かがこっちへ近づいてくる感覚がする

一歩一歩確実に

姿は見えずとも感覚が伝わる

(知り合いが言ってたっけ・・・強大な力を持つ者の存在感は他人にはプレッシャーとして襲い掛かる、と)

俺は動くことが出来ず暗闇を凝視する

そして――

この空間の絶対者が姿を現す――

「ふん・・・何かの気配を感じるかと思えば・・・人間か」

姿を見せたソレは俺を見るとそう言い放った

ソレと言うにはあまりにも美しく
甲冑のような物を纏い
見るものを引き付ける美貌
一度見られたら目を逸らせなくなるような金色の瞳
脳内まで響く声
そして、ひれ伏す事が当然のように思える存在感

彼女は・・・生き物であり、同時に生き物と言う器を越えた存在だと悟る

「お主 名はなんと言う?」

よく響く声が俺に問いかける――

「・・・レイと言う そういうアンタの名前は?」

俺は臆さず聞く――

「我の名か・・・決まった名は無いが、人間は我の事を「レックウザ」と言うがな」

この空間の覇者はレックウザと名乗った――

これが俺とレックウザの初めての邂逅であった――


                                 続く








後書き

レックウザを使ってssを書いて見たかった
ただ、それだけなんだ(´・ω・`)

モデルのレックウザは翠氏のレックウザです

ここでなんで続くんだ?とか思った人いるかもしれません

べ、別にネタに詰ったとか、一回投下して反応を見ようかなーとかじゃないんだからね!

ほ、ホントだもん(´;ω;`)

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