「前回、前々回に引き続き、以下省略。」
「そうか、そんなに斬られたいのじゃな?」
「いえ、今回は真面目にいこうと思いますから、鎌を首に当てるのはやめましょう。」
「信用できぬ。」
「うわっ、ひでぇ。まぁ、とにかく前回も言ったんだけど、
今回もアクセサリーという結論に達しました。」
「芸がないな。」
「前回は結局メイド服になったし、ノーカウントってことで。」
「ふむ。で、あくせさりーはなんじゃ?かんざしか?」
「だから、古風すぎだ。というか、二度ネタは禁止だ。」
「む、すまぬ。」
「うん、次から気をつけてくれ。というわけで、今回はこちらを準備しました。」
つ 指輪
「・・・どう付けろと?」
「・・・気合?」
「うむ、喧嘩を売っておるのじゃな?さぁ、首を出せ。」
「ごめん、冗談。だから、すり足で距離を詰めるな、構えるな。」
「ならば、最初からちゃんと言え、馬鹿者。で、どうつけるのじゃ?」
「ほら、こーやって鎖に通しちゃえば、首から下げれるだろ?」
「なるほど・・・。しかし、指輪、か。」
「気に入らなかったか?」
「いや、私がもらっていいのかと思ってな。」
「何でさ?」
「指輪と言うものは、一番好いている者に渡すのであろう?」
「うん、そうだな。」
「ならば、私に渡すのは筋違いじゃ。ロコンのことが好きなんじゃろう?」
「いや、俺、ストライクが一番好きだから。」
「うむ、だから、ロコンに・・・・は?」
「いや、だからね、俺はストライクが好きなの。」
「ぃ、ぃ、い、いきなり何を言い出すのだ!」
「だって本当のことだし。」
「ろ、ロコンのことはどうなんじゃ、
普段あんなに一緒におるのに好きじゃないと言うのか?」
「好きだけど、ロコンは妹みたいな感じだからな。」
「む、ぬぅ。」
「あのさ、ストライク。」
「な、なんじゃ。」
「そのさ、俺から指輪もらうの、嫌だったか?」
「い、いや、そんなこと、別に、ない、ような・・・」
「俺は、お前とずっと居たいと思ってる。好きなんだ。」
「ぇ、あ。」
「ダメか?」
「わ、私も!お前となら・・・」
―――――――――――――
「おーい、おきろー、おきてくださーい、すとらいくさーん。」
「んー・・・・」
「朝ですよー、そろそろご飯の時間ですよー。」
「んーん・・・」
「いい加減に起きんかい!」
主人公のからてチョップ!
「あたっ!?」
きゅうしょにあたった!
「ぬ、な、なんじゃ!?」
「やぁーっと起きた。ほら、みんな待ってるからさっさと行くぞ?」
「・・・え?」
「おいおい、大丈夫か?」
「・・・さっきのは、全部、ゆ、め?」
「お、おい、本当に大丈夫か?顔真っ赤になってるぞ?」
「・・・・・」
「え、なんだって?」
「しねぇぇぇぇぇええええええええ!!!」
「え、ちょ、まっ、ぎにゃああああああああああああ!!!」
5分後、ポケモンセンターの2階で細切れにされそうになっているマスターと、
真っ赤になってマスターを追いかけているストライクさんが発見されました。 byロコン
おまけ
「なぁ、今回、俺何にも悪いことしてなくね?」
「いえ、ますたーがぜんぶわるいです。」
「貴方が全部悪いわね。」
「主殿が全部悪い。」
「なんでだよ・・・」
そのときのますたーは、それはみごとなorzっぷりでした。
最終更新:2007年12月09日 23:15