5スレ>>323(1)


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冬と言えばやっぱり雪。でも去年も雪は降らなかった。そして、
今年もこの寒いだけの季節がやって来た。少なくとも俺はそう思っていた。


「今年もあと少しで終わりですね。」
「・・・・・。」
「どうしたんですか?マスター。」
「ん・・いや、別に。ただ今年は雪は振らないのかなぁって。」
「ニュースで今年は雪は振らないって言ってましたよ。」
「え?そうなのか?」
「そーですよ。休みだからってだらけてないで、たまにはニュースぐらい見てくださいよ。」
「ニュースの天気予報なんて当てにならないと思うんだけど・・・」
「反論してる暇があったら外にでも行きましょうよ・・・」
「外は寒いだろ~風邪引いたら意味無いしな~」
「だらけ過ぎです。まったく・・・」
この少し呆れ気味になっているのはエーフィ。一緒に暮らしているその・・まぁ・・アレだ。それはともかく、もうすぐ出会って1年になる。
「マスター!!」
「えっ!?」
「えっ!?じゃないですよ。人の話聞いてました?」
「ゴメン、聞いてなかった・・。」
「・・・まぁいいですよ。もう一回言いますから、今度はちゃんと聞いてくださいよ・・・大事なことなんですから・・
 次、聞いてなかったら・・・分かってますよね?・・」
「わ、わかった。わかったからまずその殺気を抑えてくれ。」
あの殺気はどう見てもサイコキネシスの予備動作としか思えない。それにここまで怒るエーフィも珍しい。本当に何かあるのだろうか。

「はぁ・・・・・マスターは最近、何か少しおかしいと思いませんか?」
「?」
何がおかしいと言うのだろう。特に変な点は無いし唐突にそんな事言われても困る。
「・・いや、特には何も」
「そうですか?1週間位前から何か・・・いつもと違う感じがするって言うか・・・マスターは何も感じないんですか?」
天気予報が外れて雪が降りそうって事か?俺には何が何だかわからないが、エーフィはエスパータイプだから、恐らく何かを感じ取ったのだろう。
「よし。それなら明日にでも外の様子を見に行こう。」
「え?・・良いんですかマスター?せっかくの休みなのに・・・」
「良いって。それに、そんな暗いエーフィを見たら俺だけ休んでなんか居られないしな」
「‥すいません、マスター。私の所為で・・・」
「エーフィは悪くないよ。俺がそういう性格って事、エーフィも知ってるだろ。」
「・・・そうですね。ありがとうございます、マスター♪」


「それで、一体何ががいつもと違う感じなんだ?」
「それが・・・・・・私にもよく分からないんです・・・・」
「「・・・・・・・」」
気まずい沈黙。


「・・・・ま、今はとりあえず」
そう言ってエーフィの頭を抱き寄せる。もちろんエーフィが息苦しくならない様に。
「マ、マスター!?」
「そう言うのは明日へ置いといて、今日はもう休め。無理に起きてると体に毒だぞ」
「は、はい・・・ありがとうございます・・・」
それだけ言うと、エーフィは自分の部屋へ少し足をふらふらしながら向かって行った。
「危なっかしいな。・・・それにしても・・エーフィが言っていたのは・・・」
今考えていても仕方が無い。今日もう寝よう。全ては明日からだ。



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「・・・・?」
目を開け、意識の有無を確認した所で深呼吸をする。
「・・・はぁ、そろそろ起きるか」
休みと言えどさすがに寝すぎるのは良くないと思う。朝食の準備もある訳だし。

(ちなみにこの家は2階建て+屋根裏付きの一軒家。俺の部屋は2階、エーフィの部屋は1階にある。
これは万が一、1階か2階のどちらかに火災等が起きても俺かエーフィが気付きやすい様にする為だ。)

朝は足を階段で滑らないよう気をつける必要性があり、この時の多少の緊張感が眠気を取り払ってくれる。おまけに寒い。


「おはようございます、マスター。」
「・・エーフィ?やけに今日は早起きだな。」
「何言ってるんですか。今日は外を見て回って様子を見る約束じゃないですか。」
「ああ、そうだな。」
と、相槌を打つ。でも、気になる所がある。
「エーフィ、」
と言いかけて少し躊躇う。この質問をしていいのか。
「? どうしたんですかマスター。」
エーフィが心配そうにこっちを見ている。ここはあえて聞いてみることにした。
「昨日は、眠れたか?」
「え!?・・・は、はい。」
エーフィが驚いた目で俺を見た。この質問はしない方がよかった・・そう思って後悔していると、
「昨日は、寝たんですけど…明け方に目が覚めたので少し寝不足です。心配してくれたんですねマスター、ありがとうございます。」
そう言われてほんの少しだけ気持ちが和らいだ。




「よし!朝食も食べたし、そろそろ行くか!」
「はい!」
財布と傷薬系の道具が入った箱(救急箱)、それに念のためボールが入った箱を黒色の手提に入れて持って行く。
自転車には乗らない。なぜならエーフィはボールの中が苦手だからである。
よってエーフィと外出する時は基本的に徒歩だ。これも悪くない。
まぁ当てになるような物が無いのだから、正直な所、どうすればいいのか分からないのもあるわけだが。


そして途方に暮れながらしばらく歩くと、見慣れない街に来てしまった。しかも今は昼間。
「確かに腹が減る時間だな・・」
「そうですね・・・」
とりあえず辺りを見回すと、外からでもわかるアンティーク調の喫茶店があった。
「とりあえず、あそこで昼食にしようか。」
「はい、そうしましょう。」

店の中に入ると、少し古い感じがあり、雰囲気のいい喫茶店だった。俺は結構気に入った。
適当な席に座りメニューと数分にらみ合いをした後、
「マスター、俺は昼限定のランチセットを」
「私はナポリタンをお願いします」
そんなのこの店にあったか?と思いつつメニューを見てみると確かにナポリタンはあった。
「わかりました。少々お待ちください」
店のマスター(結構若い)が優しくそう言うと、奥にあるドアを開けて、中へ入って行った。恐らく中はキッチンになっているのだろう。

「さて、どうしたものかな…」
「何がですか?」
「決まってるだろ。エーフィの事だよ。」
「え?あ、ああ、そうですね。」
「全く、自分の事なんだから忘れるなよ」
「すいません、マスター」

と、その時だった。
「ご注文の品です。」
店のマスターがランチセットとナポリタンを持ってきた。
「ありがとうございます」
とお礼を言い、早速そのランチセットを食べることにした。
昼限定のランチセットはハンバーグ(とレタス)、コーンスープ、サラダ、ご飯といったいかにもランチセットと言った感じの料理が並んでいた。
それを見たエーフィは、
「私もハンバーグが食べたいです、マスター…」
と言っていたので、
「じゃあナポリタンを少しくれたらハンバーグ半分と交換な。」
「いいんですか?じゃあお言葉に甘えて…ふふ、ありがとうございますマスター♪」
今のエーフィが上機嫌なのは誰が見てもわかるほどだった。

そんなこんなで数分後…

「「ご馳走様でした」」
さっきまで料理が乗っていた皿は、今ではほぼ何も無い。
それだけこの料理に満足したと言う事だ。
その時、あれ?と思い店の中を見回してみると、店のマスターが居ない!
と思ったらマスターはレジに立っていた。ああ、なるほど。この店はマスターが一人で経営してたのか。大変だな。
「・・・!」
そこで俺は閃いた。
「エーフィ」
「何ですかマスター?」
「エーフィは先に外に出ていてくれないか。この店のマスターと話がしたくて」
「そういうことなら‥わかりました。いいですよ。」
そう言ってエーフィは店を出た。
「1550円になります。」
とりあえず先に会計を済ませておく。その後、質問をしてみた。
「この店ってマスターが一人で経営しているんですか?」
「ええ、そう言うことになります。」
「大変ですね」
やっぱりそうだったのか。でも、そうで無ければこんな事は聞いていない訳だが。
「と、言う事はいろんな人の話も聞いている訳ですよね?」
「そうですね。これまで色々な人の話を聞いてきました。」
「なら、人の心の中を読む方法って知っていますか?」
「・・読心術ですか・・・まあ、一応知ってます。ですが、何の為にそのような事を?」
「それは…身近にいる大切な人が不安を抱えているんです。でも俺は何もしてあげられなくて・・・」
「…………それなら、教えてもいいです。しかし、条件があります。」
「な、何ですか?」
「そう構える必要はありませんよ。ただ、たまにでもいいのでこの店に立ち寄って顔でも見せに来てください。それが条件です」
「は、はい。それなら勿論です。」




「エーフィ。待たせたな」
「遅いですよマスター。何話してたんですか。」
「いや、ちょっとした事だよ。」
「本当にそうなんですかー?嘘とかじゃありませんよねー?」
さすがエーフィ…鋭い‥でもエーフィに嘘をつく訳には・・・まぁ、ここはやっぱり・・・
「さ、さぁ早く帰ろうか。あまりのんびりしてるとすぐ真っ暗になるしな」
逃げるが勝ちって事で。
「あー!待ってくださいよマスター!話はまだ終わってないですよー!」


この時少しだけ小雨が降っていた。誰もそのことに気付かなかった。



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今日は朝。休みはまだ2週間もある。
「・・・・・・・」
眠い・・・今日は雨が降っている。まぁいいか。どうせ今日は外には行かないつもりだったし。
そう。今日は外ではなくこの家、つまり自宅に用があるからだ。
目を擦りながらも1階の居間へと足を運んだ。

案の定エーフィは居ない。恐らく昨日の疲れが今日に出たんだろう。
ああなったらしばらくは起きない。・・と思う。
その事を理解しているため、俺は朝食を作った後、エーフィの分はラップをして机の上に置いた。



「ご馳走様」
一人寂しくそう言うと、俺は2階にある書庫へ向かった。

2階に上がる途中の階段で、雨の音が耳に入った。俺は窓から外を見た。
「今日は本降りだな・・これじゃあ明日にでも止むかどうか」

そう言っていると書庫に着いた。書庫とは言っても広さはそんなに無く、本棚が2つか3つ程度あるだけの部屋だ。これで書庫と呼べるのか怪しい。
まぁそこは置いといて、昨日喫茶店のマスターが言っていた事を思い出しつつ、それに該当する本を選んで取った。


昨日マスターが言っていた事は、
「これは聞いた事ではなく、お客さんの頼みで私が調べてみた事ですが・・・読心術は様々な方法が
 ありますが、もっとも心の中が読めるのは夢の中に入ってしまう方法だと言う結論に辿り着きました。
 これが参考になれば幸いです。」
「・・・おっと、そろそろ仕事に戻らなければ。それでは失礼しますね」
これだけ言い残してマスターは店の奥へ戻っていった。


「夢の中か・・・・」
はぁ、と溜息をついてしまう。そんな事言われたって今日はもう朝だし・・
第一、夢の中に入る方法って具体的には何だ?
などと愚痴を漏らしつつ、本を開くのであった。


約1時間後・・・


「これは・・・」
その本のページにはこう書かれていた。

他人の夢の見方
他人の夢を見る方法とは、自分の指と相手の指を糸で結び、出来るだけ互いに近い場所で寝る。
ただし、これで成功した例は見たことが無い。迷信の可能性が高いが、試してみる価値はあるかもしれない。


「・・・・・ここにはもっとマシな方法が載った本が無いのか」
一緒に寝るなんて考えただけで・・・顔が真っ赤になりそうだ。
でも、成功した事がない方法でも今はそれに頼るしかない、といった状況。

「試す・・しかないよな・・・」
真っ赤になっている顔を抑えて居間へ戻る。
そこには既に起きているエーフィがいた。
「あ。おはようございます、マスター。」
「ああ、おはよう、エーフィ。」
出来るだけ自然を装い、さりげなく返した。
「いきなりですけど、これを見てくださいよ、マスター」
「?」
エーフィがテレビの電源を付ける。
「ニュースでも見るのか?」
「そうですけど・・まあ見てください」
程なくしてニュースが流れた。

「今日未明、重大な異常事態が発生しました。」
異常事態?何が起こったんだ?
「情報によると、空で雨が降っているのに何故か地上には何も影響が無いとの事です。」
??? どういう事だ?この人も相当慌ててるな。
「こちらが空からの映像になります。」
テレビに映像が流れる。確かに雨は降っている。
「そして同時刻、地上からの映像です。」
そしてテレビに映像が流れる。

「・・・雨が降っていない!?」
俺は急いで窓の外を見た。
「本当に振っていない・・・雨音はするのに・・いや、音がしたから気付けなかったのか」
「…マスター、私、原因の場所が分かるかも知れません」
「本当か!?」
「はい、多分」
「よし、すぐにでも行こう!」
「分かりました」
とりあえず必要最低限の物を手提に入れ、家を出た。



その時、まだニュースが流れていた事に気付かなかった。
「この事件に関してはほとんど情報が無いので、事態が収まるまで外には極力出歩かないで下さい。以上、ニュース速報からでした」






先導はエーフィに任せて、俺は後を付いてった。


そうして走ること十数分、なにやら廃墟みたいな場所に付いた。
「ここに何かあるのか?」
「ええ、多分ここで間違いないはずです」
雨の音はまだ鳴り響いている。自分達は全く濡れていないのに。
「・・・! マスター、来ます!!」
エーフィがそう言った直後、1つの空間が捻れていく。そしてその空間が捻れ切れそうになると、その周りまで巻き込むように捻れていった。
「これは・・・一体・・」
そして、とうとう空間が耐え切れなくなり、歪みが起きた。そしてその中から現れたのは・・・
「・・パルキア‥確か神話の本では空間を司る神とされていたな・・」
 なるほど・・・確かにパルキアが空間を制御すればこの異常事態も納得できる・・
(でも、一体何の為に?)
こんな異常事態を起こしても意味が無い。そんな事はパルキアも分かりきってる筈だ。
「マスター・・これは・・」
「ああ、俺達はどうやらその神様を敵に回したらしい」
何故、今現れたのかは分からない。でも、相手はすでに戦闘態勢に入っていることだけは分かった。


「来るぞ!」
俺が叫んだ時すでにそこにはパルキアの姿は無かった。
パルキアが居たのは俺の・・・後ろだった。・・なるほど、空間を移動するってこういう事か。
「マスター!!危ない!!」
咄嗟にエーフィがリフレクターを張る。
しかし、そんなものは圧倒的な力の差には意味をなさなかった。
リフレクターをいとも簡単に壊し、アクアテールが俺に直撃した。
「・・・・・・!!?」
最早声すら出ないほどの衝撃だった。
そしてその場で倒れた俺は意識を失った。
「マ・・マスターーーー!!!!」
最後に聞こえたのはエーフィの悲鳴にも似た叫び声だった。






水滴が頬に当たって意識が目覚める。
「・・・・・・・・・・・・」
体のあらゆる所が痛い。パルキアが手加減してくれたのか、それともリフレクターの効果が効いたのか、
どうやら骨は折れていないようだ。内臓器官も恐らく無事。まさに不幸中の幸いと言った所か。
意識がまだぼんやりとしている。やはり体へのダメージが相当大きかったようだ。今なら頑張れば血をいくらでも吐けそうだ。
とりあえず立ち上がってみる。
「痛っ!?」
体の関節が悲鳴を上げている。それでも立たない訳にはいかない。
「・・・ッ!?」
やっとの思いで立ち上がったが、そこには傷だらけで倒れているエーフィと最初から何事も無かったかのように浮いている無傷のパルキアがいた。
(エーフィ!‥くそっ、体が思うように動かない・・!)
そしてパルキアはボロボロになった俺を見て、最初に現れた歪みから帰って行った。
「何だったんだ・・・一体・・」
雨は降り続いている。
「この調子だと明日も雨だな・・。」
エーフィが傷つきながらもパルキアにある一定のダメージを与えた。そして空間を制御する力が弱まったため、雨が降り出した。
そしてパルキアはまた力を蓄えるため今は帰った。と言った所か。あくまで推測に過ぎないが、多分間違っている。
それでも、無理やり理由でも付けなければやりきれない気持ちだった。
「エーフィ・・・」
「・・・・・・・・・・」
返事は無い。

俺はエーフィを背負った。行き先は勿論、センター。
まだ体には激痛が走るが、今の俺は自分の事よりエーフィの事が心配だった。


エーフィを背負いながら歩いて30分は経った。痛みにも慣れ、無事センターに着くことが出来た。
中へ入ると、今日はあのニュースのせいか、人があまり居なかった。
そしてカウンターまで行くと、受付の人が奥の部屋からやってきた。
受付の人は驚いて、立ち尽くしていた。
「エーフィを・・・お願いします・・」
それだけ言って、意識が遠くなっていくのが自分でも分かった。




俺が次に目を覚ましたのはセンターのソファーの上だった。
「そうか。俺、意識を失って・・」
さっきと比べれば大分体は動く。でも痛みへの慣れが無くなった為、動く度にまた痛みが走る。
それでもエーフィの事が聞きたくてカウンターまで行く。
「・・エーフィはどうなったんですか?」
それを聞くと受付の人は、
「傷は治りましたが・・・意識が、まだ戻りません。おそらく相当の深い傷を負ったんでしょう。体にも、それに・・・心にも」

そう言われてさっきの記憶が再生される。

かなりの衝撃を食らって、その場に倒れこむ俺。それを見たエーフィ。最後に聞こえた悲鳴のような俺を呼ぶ叫び声。
恐らく心に傷を負ったのはその時だろう。
「・・・・・・」
後悔だけが残る。そこで思った。今自分に出来ること・・・
それは・・・・


無理を言ってエーフィを連れてきてもらった。このセンターの所長らしき人は俺の頼みを真面目に聞いてくれて、
傘まで貰えた。俺の頼みとは、エーフィを家へ連れて帰ることだった。
「‥それでは、お世話になりました。」
それだけ言って、俺とエーフィはセンターを後にした。

雨はまだ降り続いている。
俺は傘を差しながら、エーフィを背負って歩いた。
「家に着くまであと十数分って所か。」
外は誰も歩いていない。道路も車1台通っていない。
これではさっきの廃墟となんら変わりは無い。そんなことを思いつつ、ひたすら歩みを進めた。


「やっと・・家か・・・」
疲労困憊状態になりながらもようやく家へ辿り着くことが出来た。
でもここで倒れる訳にはいかないので、なんとか体を動かして、エーフィをベッドに寝かした。
(そういえば…あれ……試してみるか・・・)
もうほとんど限界寸前の体を動かし、糸を持ってきて、片方の端はエーフィの指に結んで、もう片方の端は自分の指に結んだ。
長さは適当。色なんて部屋が暗くて分からない。俺は床に座り込むようにしてベッドの端へ腕を枕代わりに頭を預けた。
ドラマとかで看病をしていて、いつの間にか自分が寝てるシーンでよくある、あんな感じだ。
最後に、
「・・ありがとう・・ごめん、エーフィ」
これだけは言っておきたかった。
ツールボックス

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