第1話


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  • 「第一話 NEETの目覚め」



 パソコンの中の文字はこう記されていた
 『きみに ちからを あたえよう』

  【YES】・【NO】


 「閉じる」。

 突然、玄関のチャイムがなる。「郵便でーす。」こんな俺に郵便?一体誰からだ?
とりあえずそこらに転がっていた衣服を着け、玄関を開ける。
「かまほりお様ですか?」「はい。」
「では、ここにサインお願いします。」「はいはい。」

 部屋に戻り、郵便物を開ける。
するとそこには、謎の……ベルトが。
ああ、これ見たことがある。あの日曜の朝にやっている奴のおもちゃか…………
 俺はパソコンに戻り、また2chを見ようとす―――またあのウィンドウだ。今度はなんだ?

『きみの すきな あのこは まだ いきている』
「・・・」
俺は沈黙する。
『ちからは もう そこに おくった はずだ』
「……なんで俺のことを知っている?」

『わたしは せいぎ というなの ぎぜんしゃ
 しかし だれかを すくう ことなら できる』
「・・・」
ウィンドウは次々に違うページを開いていく。
そしてそこに書かれている文章は、まるで俺と話しているかのようだった。

『いま かれらが しゅつげん した』
「どこにだっ!!」
俺はパソコンに向かって叫ぶ。

『あわてるな まずは その べるとの つかいかた からだ』

『その べるとは いわゆる へんしん すーつ
 みに つけて しょうめんの ぼたんを おすと へんしん
 みぎこしに てきを するどく きりさく けん
 ひだりこしに ひかりを うちだす じゅう

 じゅうや けんを あつかえなくても すーつが あつかえるように してくれる』
俺は、ベルトを腰につけ、ためしに変身してみる。
「……変身ッ!」ちょっとかっこつけながらボタンを押す。

眩い、光が、俺を、照らす
俺は、孤独の、ヒーロー
でも、あいつを、助けるまでは
どんなに、つらくても、俺は
絶対に、俺は、―――――


~~とある小学校の運動場~~
男子女子入り乱れていろんな方向へ逃げる。
そしてそれを追う大量のスク水のオトナの女性軍団!
何か影が動いたり背中から何かが出ているように見える。
「「きゃぃぁぁぁぁぁぁ!!」」
そしてその中にはリーダー的存在となって軍団に命令する一人の妖艶な女性が、
「男子は殺せ!ブサイクは優先的になッ!」
などと命令している。

ああ、男子が数人また殺されて……

「うわぁ!」
一人の男子が転ぶ。その男の子は、女の子のような顔をしていた。
「ふっ、我々の敵となるショタどもよ、死ぬがよい!殺せ!」
スク水女性の一人がどこからともなく斧を取り出し、そして振り上げ振り下ろす。
「だ、だれかたすけてくださぁい!」「私を呼んだかっ!!」
斧に謎の光の弾が激突、衝撃で女性は斧を落とす。

校門の横の柱の上に、一人のヒーローが煙をあげる銃を構えて立っていた。
「寄生戦隊・ナマケンジャー参上!」

絶対に、俺は、負けない。
あいつの思いを裏切ることなんてできない。


 男の部屋のパソコンが一人でにIEのウィンドウを開く。
『さて あいつは いってくれたか』

『ところで これ どうにかならないんだろうか』

『あいつ なんで ひらがな だけしか つかえない ものを
 おれに わたすんだ こんちくしょう め』


「誰だっ!?」
リーダー格の女性が叫ぶ。
「俺はナマケンジャーリーダー、ナマスケルトン!貴様も名を名乗れ!」
俺も相手に対して叫ぶ。
「私は松崎しげらない!UNKOを」
俺は衝撃を受ける。UNKO――あいつを、さらった、闇の組織……!!
「なら聞こう、松崎しげらない!
 特に罪もないだろう子供たちを虐殺するとは何事だ!」
「ふんっ、男子を殺せば女子の割合が当然増える!
 そうなれば、学校は女子のハーレムとなり、我々にとって快適な空間となるだろう!」
俺は、ブチきれた。 そんな理由で、あいつを――!!
「ならば、ウンコども、俺は今宣言する!
 俺が、全力で、てめえらをぶっ潰す!」

松崎は俺の言葉を聞き、高らかに笑う。
「はははははははッ!!貴様一人ごときに何ができる?
 戦隊など語っておきながら一人しか出てこないとはな!

 やれ!地方自治体!」
松崎のやれの一言で周りの女性――地方自治体が俺に向かって動き出す。
先ほどの斧を持った女性のほかに、なにやら守護霊がついた女性、
黒ヒョウを呼び出し仕向ける女性なんかもいる。
さすがにこの人数は普通きつい。だが―――

「俺の剣技をなめるなぁぁぁぁぁ!!」
俺は腰の剣を抜き、奴らめがけて空を斬る。一閃、一閃、また一閃――――

すると、奴らの体がどんどん切れていく。
これは俺の剣の力、真空の刃で相手を斬る「エアカッティング」だ。

「な……貴様、やるようだな!
 だが、こやつには勝てまい!ゆけ、ライダーマン!」
松崎の命令で、一人の太った男が出てくる。
俺は、先ほどと同様にその男も斬ろうとする―――
「遅い、遅いぞぉ~~!!」
後頭部から衝撃が走り、俺は前方へと吹っ飛ばされる。衝撃で剣を取り落とす。
何度か転がり、俺の背後だった場所を見ると……いつの間にか、あの太った男がそこにいた。
(こいつ、速い!?)
「ふぁっふぁっふぁ、これが俺の能力"縮地"だぁ~!」
男は再び一瞬で俺の元へ走って――――いや、跳躍というべきか。
ともかく、奴は一瞬で俺の場所に着き、俺を踏みつけようとする。
「食らってたまるかぁッ!」
俺は転がってよける。相手も踏みつけようと追ってくる。
転がりつつ、俺は銃をこっそり持ち、転がるのを止めて相手を狙い、撃つ。
「ふぁっふぁっ……ふぁぁあッ!?」
奴はモロに俺の弾丸を浴びる。衝撃で相手はあおむけに倒れる。
「形勢逆転だッ…………!」
俺は起き上がり、銃口を倒れている奴の頭に向けつけ、
そして引き金を引いて、―――横から大量の弾丸を浴びた。スーツのおかげで一撃では死なないで済んだが。
「我々がいることを忘れるなよ?」
弾丸が飛んできた方向には、松崎とその女性軍団が重火器を構えている。さらに、あの太った男も立ち上がる。
「これで、貴様に勝ち目はないと分かっただろう?
 我々に勝てるわけがない、尻尾を巻いて逃げ出すんだな。
 ……逃しはしないがな。」
奴ら全員が重火器の装填を完了し、俺を狙う。

万事急須……なのか、俺?こんな早く?
あいつとの約束を果たすと決意した矢先に?

――――バァン!




……弾丸を浴びたのは、一人の戦士だった。
「やはり、君一人では無理があったかな?」

To be continued!

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