一般人にはまとめて「魔力」と呼ばれるが、魔導師の間では「魔力」「内包力」「開放力」に分類される。この三つがある程度揃って初めて「魔導師に向いている」と言える。


魔力


 魔法を使う力。水を入れた壷に例えれば、魔力は壷の中の水の量にあたる(=変動する)。
 時間と共に蓄積されて行き、魔法を使うことで消費される。魔力の蓄積の速さ(「回復量」と呼ばれることもある)は人によって異なる。
 魔導師ではない人間もある程度の魔力を持っており、枯渇すると死に至ることもある。外道の魔導師の中には、他の人間から魔力を吸い取って自らの魔力を高めようとする者が多い。
 手練の魔導師は大概、使用した魔力が回復するまでの何らかの時間稼ぎを用意している。


内包力


 魔力を蓄積することができる最大量。水を入れた壷に例えれば、壷そのものの大きさにあたる。
 内包力の大きさは人により異なり、ほぼ固定となっている。
 魔導具も同様に内包力を持ち、その内包力の限界まで魔力を注入・蓄積させることができる。


開放力


 一度に放出できる魔力の量。水を入れた壷に例えれば、壷の口の広さにあたる。
 一般人はほとんど開放力を持たない。



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最終更新:2016年08月28日 01:13