要項
- 今回のテーマ「エンジニアの仕事の見つけ方」について議論(20:00~21:10)
- rake:money拡大版@RubyKaigi2010「Rubyエンジニアと企業の幸せな関係」で、企業の採用担当者に聞きたいこと、言いたいことを募集(21:10~21:40)
- 次回のテーマを決める(21:40~21:55)
今回のテーマ
「エンジニアの仕事の見つけ方」
▼とりあえず前提として――
1. 独立してやっているエンジニアには2種類ある。エージェントに仕事を回してもらっているエンジニアと、その必要がないエンジニアだ
→後者になりたいものですな
2. さらに「常駐」として自分の身体を売っているエンジニアと、そうではなく仕事そのものを受託しているエンジニアに分けられる
→これも後者になりたいものですな
▼ただまあ、当面はエージェントのお世話になる必要のある人のために――
「エージェントの賢い使い方」、をまず話してみましょうか
- エージェントについてあまり知らない人のために、簡単に説明
「エージェントってどのくらいの規模?」
- 実績だと、社員40人くらいの会社と、100人くらいの会社を知っている
- 零細の会社もある。乱立している。
「どうやって探した?」
手数料は7〜9%くらい?
2〜3年前に比べると、10〜20万円は単価が下がっている。
立場的にはなんかグレーな感じ。入ってしまえばわりと何でもあり。
ブログから仕事をもらったこともある。
楽天ビジネスとかがうまく回っていないのは何で?
派遣は結構なマージンを取っている。⇒福利厚生とかあるし。講習とか。保険とか。
時給なの?
- 基本的に時給。
- 時間がもったいない。仕事が早く終わったら他のことしたい。
- 請負でも時間拘束がある場合もある。
検索結果から、何を基準に選ぶ?
ブラックエージェント情報とか交換したいね!
持ち帰りの仕事は最近減っている
⇒ちゃんと働いていることの保証として手元に置いておきたい
⇒成果物で評価する作業を管理側がやりたくないのでは
生産性がプログラマーによって大きく違う。
発注する側も最初では分からない。
やっても分かんない人もいる。―発注側がリーダーの言うことで判断する。実はリーダーが一番仕事できない。
⇒評価の仕方が難しい。
プログラマーじゃないエージェントに頼んだことがあるが、やはり時間での管理になる。
人月計算すると、できる人が損をする。
発注側としては、結局高いお金を払うことになる。
何をやってもらうか切り出すのが難しいので、とりあえず来てもらう。
▼ここから脱・エージェントな話――
- これまでにエージェント経由ではなく仕事を請け負ったことがある人、挙手
- 営業どうやってるの? そのコネはどうやって作ったの?
エージェントを通さないでどうやって仕事もらうの?
- 勉強会に参加していて話をもらった
- やっぱりコネ
- mixiの朝会とかで仕事をもらったことがある
- エンジニア以外の人とコネを持っとくと良い
- スポーツクラブの社長さんが、「予約システムが欲しいんだよねー」と言われて、仕事を貰ったことがある。
改修の要望が多くて、その都度見積を出していると、段々関係が悪化していく。。
良く分かってない人から請けると、保守とかがあって、手離れが悪い仕事が多い
保守だけで食ってる会社もあるので、そういうところに任せる手もある
Twitterとかブログとか、勉強会とかで仕事をもらったことはないですか?
- 三鷹とか八王子のPGカフェで繋がって、ツイッターから来たことはある(平日の昼間にやってる!)
⇒PGカフェって、半分くらいはPGじゃないって聞いた⇒行った日による
エスクローサービス(お金を一旦デポジットしてくれる)っていうのも海外ではある。国内では知らない。
⇒法律的にも職業紹介として日本だと問題があるのでは?
▼その他ノウハウ等――
rake:money拡大版にご協力を!
8月27日(金)の日本Ruby会議2010初日、14:00~15:30(?)の枠でrake:money拡大版「Rubyエンジニアと企業の幸せな関係」をやります。
RubyKaigiのスポンサー企業より、Rubyエンジニアの採用に意欲的な担当者の方々をお招きしてパネルディスカッションを行います。
Rubyエンジニアが企業に対して聞きたいと思っていること、言いたいと思っていることを彼らにどんどんぶつけていきたいと考えていますので、その席で使うためのお題を出してください!
- Rubyエンジニアに対して、Rubyができるということ以外に他の言語のエンジニアとは違う面で求めているものはありますか?
- 社長が勉強会参加を禁止している会社があるらしいですが、御社的にはどうですか?
- 世間からは「IT土方」と揶揄され、経営トップからは「つべこべ言わず10年は泥のように働け」と言われる日本のIT業界の現場について一言
- アメリカでは職業ランキングのベスト2位にソフトウェアエンジニアが入り、シリコンバレーではエンジニアの平均給与は1600万円とのこと。この彼我の差はいったいどこから生じると思いますか?
- エンジニアのここが理解できないとか、もうちょっとこうしてほしいみたいなものがあればどうぞ
(プログラマーから社長への可能性はある?)
- 御社にはGoogleの20%ルールみたいなものはありますか?
- エンジニアを育てるための独自の取り組みはしていますか?
- フリーランスに仕事を発注することはありますか? 発注する場合は重視するポイントは? 発注しない場合はその理由を
次回のテーマ
※通常版の次回は、再来月の9月になります
【これまでの繰り越し分】
- エンジニアのキャリアパス、出口戦略について
- この先お金になるスキルとは?
→「エンジニアの出口戦略を語ろう!」に決定
最終更新:2010年07月29日 01:59