エリジェルズネスト


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投稿先:『GDW』投稿用BBS(消滅)
更新日:2014/08/16 Sat 23:50:57




名称 エリジェルズネスト
筆頭
本拠地 惑星エリジェリウス
組織的性質 星間連合
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概要


 テルミノ銀河系の8割以上に実効支配権を持つ星間連合。本部は惑星エリジェリウスにある。テクトラクタなどの人工都市が本部である星間連合が多いが、エリジェルオンの機械文明・都市型文明を嫌う性質は、惑星を本部とすることを十分に可能にしている。
 数十万年の歴史を持ってはいるが、加盟する文明の9割以上がエリジェルオンという極端な構成の偏りを見せている。それもそのはず、元々この星間連合はエリジェルオンの種族連合であり、テルミノ銀河系の他の種族の加盟が認められて銀河連合と呼ぶべき存在になったのは僅か7万年前、テルミノ戦争の後のことである。

 盟主格はエリジェルオン・アナキス、つまりエリジェルオンの原種が政権を担当している。彼等はエリジェルオン系統人類の中では特に名声を獲得しており、この体制が揺らぐことは当面の間ないだろうと推察されている。
 レホルリン神獣騎団とも深い絆を持っており、有事にはレホルリン神獣騎団は原則としてエリジェルズネストを支援する。直属軍もない訳ではないが、他銀河と積極的に交流し、ある程度その技術を持っているレホルリンの方がやはり強力であるようだ。

 連合内部では見解の対立が決してない訳ではないが、争いごとを戒め、平穏な解決をよしとすることではほぼ合意がある。
 やや他との外交に対して保守的な側面を残しているが、開明派エリジェルオン・エオケイアの採用などで、現在の所その保守性が厄介事を発生させるには至っていない。かつては更に保守的で、イグザ銀河系との外交は必要最小限にとどめていた。

 また、政治には「惑星代表」の下院と「優れた個体を集めた」上院がある。これは、元々下院一院制だった所を、他種族の加入に合わせて上院を設置したものだ。下院が最終意思決定権を持つが、上院も無視できない力を持っている。

関連事件

テルミノ戦争


 7万年前、ユリス銀河系を制圧、コルサディル銀河系も押さえたアムーグア帝国がイグザ銀河系の前哨基地としてテルミノ銀河系に侵攻した事件。
 当時閉鎖的だったエリジェルズネストは援軍を呼ぼうとせず、結果大損害を被ったが、緊急時にピグラスタンの援軍の活躍などもありついにイグザ銀河系に救援を要請。援軍に帝国の内紛もあり、彼等は帝国撃退に成功した。

 この戦争以降、エリジェルズネストも他種族の加盟を認め、上院を設置し、イグザとの外交を拡大するなどかなり変化しているのである。


主要メンバー

個体名 種族
カムエス・セイジャーミ E・エオケイア エリジェルズネストの外務省長官で優れた外交官。レホルリン神獣騎団代表格カムエス・カーネルの弟。
トーガム・ディード E・アナキス 現在の下院議長で事実上エリジェルズネストの代表。非エリジェルオンのエリジェルズネスト加盟を積極的に進めている。
ベボラス・ビュート E・モゼイラム 下院で惑星モスディロス代表。モスディロス最高意思決定機関竜神官会議の神官長。老人だが親上院・親レホルリンで知られる。

デザイン・プロフィール名前はエリジェルオンの巣(ネスト)ということで、動物との交流に熱心な彼らによい名前かと思ってつけたもの。保守的な性格は自然主義が他と合わなそうだと考えたことから生まれた部分がある。元々GDW世界にもリーヴェアス連合などの単一種族連合が広い宙域を制圧している例はなかったはずであり、若干の思考実験の意味を込めてこのような設定を作っている。


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最終更新:2014年08月16日 23:50