エリーグル大財閥
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更新日:2014/08/08 Fri 00:03:10
概要
ホテルや小街区、住居等を作る企業からのし上がって、アトラス・テクトラクタに暮らす者の生活にとって欠かせない存在となっている、「住」の大企業とその関連企業からなる大財閥である。
今のような高い地位を得たのは3000年ほど前であるが、元となる企業は3万年以上前からあったとされる。
扱っている業種は「住」に関係するものであれば多岐にわたり、貸家業、都市計画・整備業、ホテル業、自治都市の運営、生活に欠かせない食品やアイテムを売る小売業、警備業などが主なものである。
直接企業を創設するあるいは傘下に入れるに限らず、個人に対して融資を行い、融資先と協力して事業を行うこともあり、エリーグルの宿泊施設など、8割近くがかつてエリーグルが融資して作られた、個人や集団経営の宿泊施設を紹介する形になっている。
このやり方と歴史などから、アトラス・テクトラクタの主要都市どころか地方都市、田舎町に行ってさえも、エリーグルの宿泊施設や貸家はきめ細かく用意されているのだ。
幅広く、さらに安定した収入を持つため、既に並の開発者惑星を上回るほどの経済力を持っている。(もちろん、この事業は一財閥による寡占ではないが)アトラス・テクトラクタの外から来た者がテクトラクタで生活を始める場合、エリーグルの世話になるのが最も手っ取り早くて安心と言われるのだ。
さらに、
その運営は厳正かつ公明正大であり、新事業を始めたり、施設を造る際には行政側の審査を通るよりもエリーグルの内部審査を通る方が難しいと言われるほど厳正なチェックが行われている。また、エリーグルに客を奪われて傾いた企業を厚遇する形で吸収し、そのノウハウを得ることもよくおこなわれている。
アトラス連合当局とも協力し、都市整備の委託を公的に受けたり、警備業については
捜査局と連携を取っている。
元々かなり潤って蓄財もかなりあり、広すぎるアトラス・テクトラクタでは仕事に困ることはない(都市整備など、改修の必要もあるのでやってもやってもきりがないほどである)ので、
事業をアトラス・テクトラクタの外に広げる気はないようであるが、エリーグルから独立した者の中には、
プレアディス・リングワールドなど別のテクトラクタで同種の経営をしている者もいるようだ。
また、アトラス・テクトラクタにおける
篤志事業でも有名で、オリオン大戦の際には、
ガロヌ粛清の際
ガロヌから脱出した住民たちに家を破格の値段で貸し、
カーボロイド保護事業に対しても多額の寄付金を出している。
アトラス・テクトラクタ空爆の際には、財閥自身もかなりの損害を被っている(蓄財が多かったので、経営が傾く事態には幸いにもならなかった)が、それでもエリーグルは被災住民に財閥の貸家を無料で開放し、かえって名声を高めている。
他にも、
ケイロアス星間大学や
テペトール商科大学をはじめ、高名な教育機関や、
サンモニズム音楽家協会などの文化振興団体に、多額の金銭寄付・融資や人材・設備貸与などを行って協力している。
関係者
トゥーカス・アクティオ |
プレアディシス |
♂ |
現在の総帥。まだかなり若く、貸家部門から出世して現在の地位にいるが、公明正大かつ篤志家な経営者として知られる。「エリーグルが目指すのはエリーグルなくしてアトラステクトラクタなしとなること」がモットー。 |
トゥーカス・ミスティ |
プレアディシス |
♀ |
アクティオの娘で現役員。現在は役員の職務をほどほどにして、ケイロアス星間大学に在学し、そこで得た学識を経営に生かそうと考えている。政治に合わせ経営を有機的にとらえるのが得意。 |
パルバト・ビグネーン |
ゲルノリシャス |
♂ |
アクティオの盟友で小売部門から出世した役員だったが、高齢のため現在は引退し、テペトール商科大学で教授をしている。 |
パルメイ |
エルエル |
|
マクリーンの部下にあたる都市計画部門の研究員。空気種族エルエルに住みやすい都市作りを研究している。 |
マクリーン・パムラ |
セラム |
♀ |
エリーグルでも珍しいセラム(ただし闇の羽根を持つ変種)の役員。都市計画部門から上がった役員だが、その技術は一級である。ケイロアス星間大学の講師も務める。 |
デザイン・プロフィール:最初にできたのは
ヒアギーノ・キトゥリンの姉貴分としてのトゥーカス・ミスティで、彼女は大学の資金源となるべき企業の総帥の娘の取締役と言う設定があった。ミスティの元キャラは大ホテル経営者の娘だったらしいが、ちょうど彼等を考えた頃に白銀がレオ○レスに世話になり始めていたこともあり(ぇ)、居住を司る大財閥として練り上げたものである。「エリーグル」の名前はミスティの元キャラの名字の漢字を英語化してもじったものだ。
大企業ながら、生活に密着している業種なので(業種を「居住系」にしたのは偶然だが)テクトラクタの雑踏を構成できる一つの企業であると考えている。また、個人的に考える「理想的な大企業」のイメージを色々と押し込んでいるが、単にインフレではなく、競争の激しいであろうアトラス・テクトラクタで大財閥を作るとなれば、不正や大きな反感を招く企業ではそこに達する前に崩れ、潰れてしまうだろうという思考もあるのだ。
最終更新:2014年08月08日 00:03