マルトラン / Maltran

+ サンプルボイス
「聖剣祭では世話になったな、導師スレイ。ハイランド王国軍顧問、教導騎士マルトランだ」
「これからもアリーシャの力になってやってくれ。友人としてで構わないから」
「いざ参る!刹那と共に屠り去る!翔破!裂光閃!」
「お前が本当にアリーシャの支持者なら分かるはずだ。アリーシャがどこに向かっているか」
「だからアリーシャは姫なんだ」
身長:172cm 性別:女性
声優:小山茉美
キャラクターデザイン:小林美由紀
武器:長槍
“蒼き戦乙女(ヴァルキリー)”という二つ名を持つ、ハイランド王国の女性騎士。
その威名は、敵国であるローランス帝国にまで鳴り響いている。
アリーシャが敬愛する師匠にして“目標”。
  • アリーシャに槍術を叩き込んだ師匠で、教導騎士と軍顧問を兼任するエリート。騎士の役割と責任を重んじ、自他ともに対して厳しい性格。
    • この性格を考えると、国の命令でアリーシャに仕方なく敵対するフラグが立っているように見える。
    • あるいは心の闇に付け込まれて憑魔化して敵対するというフラグもある。
  • なぜかキャラクターデザインの担当者が明かされていない。NPC?
    • 今作のサブキャラは、全て小林美由紀という方が描かれている。エクシリアではキャラモデルアーティストをされていた。
  • アリーシャを唯一支えてきた存在。ハイランド王国を訪れたスレイは、アリーシャに槍術を叩き込んだという彼女に出会う。
    • 「アリーシャの唯一の支えだった」という設定からして死亡フラグが立っている。
  • どこぞの天上王を彷彿とさせる名前だが、むしろ没になったクロエの剣の師匠にして先輩女騎士という設定の「マルト」から来ているのかもしれない。
  • 身長が172cmとライラの身長と同じ。過去作では身長や体重が同じキャラには何らかの関わりがあったが果たして…。

+ ネタバレ
  • 実は災禍の顕主に仕える憑魔と化した人間である。
    • ヘルダルフの忠実な部下を自称し、アシュラの作った輝光銀(ミスリル)製の「世界を切り裂く剣」を捧げ物として護法天族アウトルから奪うが、ヘルダルフには渡さず自分が槍に改造して武器として使う。全くヘルダルフと会話するシーンもなく、本当に部下なのかとすら思える。
    • 元々はマーリンドの騎士の名家の生まれで体が弱かったが、彼女以外の跡継ぎが全滅したためなりたくもなかった騎士として働くことになった。そこから鍛錬に鍛錬を重ねて戦場で武勲を重ねるほどの騎士になったのだが、その名声を妬まれ憑魔化した味方の兵に襲われた際に憑魔と化した。
      • 憑魔と化したのは数十年前で、この時憑魔と化していなかったら死んでいたらしい。
        • ヘルダルフが災禍の顕主と化す17年前から“蒼き戦乙女”として名を馳せており、その頃から見た目が異常な若さを保っている。「アリーシャの母親代わりと言ってもおかしくない」年齢らしいが本来なら襲われた時に死んでいる身である…。
        • その時のマルトランを知っている、現在はラストンベルにいる元兵士が狼狽えているサブイベントもある。
      • ヘルダルフの掲げる「あるべき姿での真の世界の創造」という理想に共鳴し、ハイランドとローランスの戦争を煽るためにアリーシャを利用し続けていた。
        • 漫画版アフターエピソードでの記述によると、一度「戦死」した直後からヘルダルフに付き従っていたわけではなく、それからしばらくしてから現れたサイモンの誘いに乗った為にヘルダルフのことを知ったようである。
        • それ以前までは、アリーシャの理想論は疎みながらも、飽くまで彼女自体には悪意無く接している。度重なる戦役に辟易し、同じことの繰り返しだと感じ始めていたところに「変わるのはこの世界のほう」だとサイモンが接触を仕掛けてくる。
          • ただし、この際に蒼き戦乙女の呼び名の説明が入っているので、もしかすると憑魔化したのは数十年前ではなく、アリーシャの指南役となってからという風にコミカライズに合わせて設定の改変がされている可能性もある。...設定の改変やずれは、今作ではもはや当然のことなのか?
      • つまり心の闇に付け込まれて憑魔化どころか登場時にはすでに憑魔だった。当初はスレイ達が気づけなかったのは彼女が巧妙に正体を隠していたため。
        • 当初から憑魔なのでスレイの隣にいるミクリオや聖剣の前で寝ていたライラは見て見ないふりをしていた。
        • 戦う際もそのままの姿で戦う。OPでデゼルが戦っていた憑魔が本来のマルトランの姿と思われるが、結局見ることはできなかった。
          • OPのアレは単にスキュラ系の憑魔では?マルトランなら、アリーシャが戦うシーンも入っていないと少しおかしいし。
  • アリーシャの唯一の心の支えになり、アリーシャの手で自身を殺させることで彼女の心を手折り憑魔化させることでスレイの心を堕とそうと考えていたようだ。
    • アリーシャがメインヒロインならその設定が生かせただろうが、実際にはロゼがヒロイン扱いでアリ-シャのスレイとの関わりがアレなのであまり意味がなかった。
  • 秘奥義はアリーシャの槍の師匠というだけあり全く同じ翔破裂光閃を使う。
    • 使ってくる技も熱震集気法以外はほぼ同じ。
  • ライラとは特に関係がなく、彼女たち固有の会話といったこともなかった。身長の一致はただの偶然だったようだ。
    • あるいは、マルトランは本来仲間になるキャラで、ライラと入れ替えだったから... なんて構想が当初はあったのかもしれないが。
    • 関係がない、ということは本編開始までライラと聖剣を放置していたことになる。ライラが先代導師に仕えていたことを知る由はなかったし、あえて導師の誕生を待つ、という方針だった可能性もあるが、聖剣の設定と合わせて粗を感じる点ではある。
  • 発売前のVジャンプの相関図では、ルーカスを雇ったことになっていた。
    • しかし、実際本編では彼を雇った場面など無いどころか、そもそも二人が会話する場面すらない。Vジャンプの勘違いなのか、はたまたシナリオ変更の痕なのか...
  • 「アリーシャ アフターエピソード -瞳にうつるもの-」ではサイモンの生み出した幻で再登場する。

  • アニメ版では#3にて登場。聖剣祭で暗殺者に襲撃されたアリーシャを手助けしようとして、バルトロに制止される。
    • その後も戦争に向かうにあたって彼女を心配している素振りを見せたり、ランドンの部下に背中を刺された彼女を介抱したりと、とても<ネタバレ>であるとは思えない。そもそもゲーム版ではアリーシャとの交流の描写が少なかったというのもあるが。
  • 2期では、国家反逆罪という口実の元、バルトロによって捕らえられた。そしてアリーシャを誘い出し始末する餌として、レディレイクの広場で磔にされてしまう。
    • それを屋根の上から楽し気に見つめるルナール…やはり<ネタバレ>なのだろうか? ただ単にアリーシャの足掻く様を楽しんでいるだけとも捉えられるが…。
    • アリーシャの身近の人物で実は穢れていたのがハイランド王、アリーシャの掲げる理想を自らの死で挫こうとしたのがバルトロとなったことで、果たしてゲーム通りになるのか?少なくとも冷やかしに来たルナールは穢れに対する反応を示さず、ルナールに対してアリーシャは王族としてなすべきことがわかっていると言って信頼している事を述べたが…。
    • ハイランドの内紛解決後は事実上の指導者となったアリーシャに後事を託され、政務を代行する。彼女との関係は良好そのものであり、おそらく<ネタバレ>の設定は変更されたと思われる。
      • アリーシャいじめ以外には何の意味もなかったもんな…。


最終更新:2017年04月18日 21:46
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