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御手を附き乞希ふやうに 首垂れてみなさひな
他愛も無ひ夢と瞞し 信ずれば其れすら想ひどほりに
下手な勘繰ならば御止しなすつて
廻廻つて羞ぢるは己が言葉
まるで阡里眼 人は誰もが皆
悩悩むでゐるやうな氣がするだけ
玻璃にはうつろはぬ物 希つてゐるのさ
もう結構、其れだけで未來は示された
膠も無ひ定と云へど 凭掛る者は跡絶てず
路地裡に識ろしめす神よ 導くは遍き天なる方へ
廉ひ絡繰 其の實我不知
逸逸つて氣附けぬ只の見陋
何時の間にやら縋るは性でせう
迷迷つて指先をも委ねて
玻璃にはうつろはぬ物 希つてゐるのさ
もう結構、其れならば奉げてしまへよ
御手を附き乞希ふやうに 首垂れてみなさひな
他愛も無ひ夢と瞞し 眼に映る渾てが想ひどほりに
當も無ひ定もやがて 聞説済ひ上げ賜ふ
路地裡に識ろしめす神よ 拾はれぬ妾を天なる方へ
最終更新:2018年07月24日 07:04