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遠く 遠く 流れて行く 雲を
ずっと ぼんやり 眺めていた
あの先には 何があるの?
気付いたら 惹かれてた
手 伸ばしても 届きそうになくて
だから 必死に その影 走って追いかけた
どこまででも 風に乗って 私は行ける
道標を 誰かが用意してなくとも
迷った日は 立ち止まって 空見上げてみる
上昇気流を探して 明日へ吹く方へ
長く 永く 続いて行く 道の上
なかなか 踏み出せずにいた
足元見れば デコボコあって
挫いてしまいそうで
ときには 水溜り作って
だけど 素足で 飛び込んでしまえばいい
いつまででも 子供のように 私は行ける
引き返す 向かい風が 吹いていようとも
雨の日には 傘を差せば どこでも行ける
横殴りに 冷たく濡れてしまおうとも
たまには 言い訳なんかして
振り返って 過去を風と笑えばいい
温かい南風が 私を包む
腋の下から そっと 抱きかかえるようにして
何度だって 生まれ変わり 私は行ける
次々に 流れてくる 雲を追いかけて
どこまででも 風に乗って 私は行ける
道標を 誰かが用意してなくとも
迷った日は 立ち止まって 空見上げてみる
きっと 未来へ続き吹く 風を探して
最終更新:2018年07月19日 20:34