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夢違え、幻の朝靄の世界の記憶を
現し世は、崩れゆく砂の上に
空夢の、古の幽玄の世界の歴史を
白日は、沈みゆく街に
幻か、砂上の楼閣なのか
夜明け迄、この夢、胡蝶の夢
夢違え、幻の紅の屋敷の異彩を
現し世は、血の気ない石の上に
空夢の、古の美しき都のお伽を
白日は、穢れゆく街に
日々の瀬に、流されて
諦めに、囚われて
手放せぬ拘泥りが、
我が身の自由を奪っていく
嗚呼 在りし日を偲べば、幼子の夢
からから風車、幾年 越えて来ただろうか
夢違え、土塊の洞穴に揺らめく鬼火を
現し世は、行き詰まる道の上に
空夢の、古の妖の便りの雅を
白日は、歪みゆく街に
幻か、砂上の楼閣なのか
夜明け迄、この夢、胡蝶の夢
夢違え、幻の朝靄の世界の記憶を
現し世は、崩れゆく砂の上に
空夢の、古の幽玄の世界の歴史を
白日は、沈みゆく街に
麗しき夢、愛おしき夢
咲き誇る夢に涙を誘われて
愚かしき術、浅ましき術
小賢しき術が蔓延る現し世で
限りなき夢、終わりなき夢
抱き締めるだけ
彼方と此方を隔てる境界線を越え
最終更新:2023年06月14日 08:59