12 忘らるる物語



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ひとつのことばに。
数多意味がこもるように。

ひとつのおもいは。
けして同じではない。

ひとつ知るたびに。
世界は広くならない。

ひとつおぼえたら。
それだけ狭まっていく。

おぼえています
あなたのかたちを
けれどそれは、あなたでしょうか?

音えているのは、 のない――きっと、私の中の音。

きっとどれほどの音も…… 譬え、誰よりも傍にいてさえ。
それを愛という言葉ひとつで……すべてごまかしてしまうことはできない。

美しき忘れえぬ物語だけが……

ひとつのおもいを。
抱き続けようとしても。

ひとつのおもいが。
次第に薄れていくのは。

悔しいのでしょう。
もどかしいでしょう。
抗う術はないのでしょう?

あなたが、 を忘れてしまったなら――きっと、誰も知られない。

ずっと忘れないよと言ってさえ……いつかあなたが歪んでいくなら。
なまじ愛という言葉ひとつが……ぜんぶそのままを縛ってしまうようで。

だから人は忘れるのに……

あなたの声を音えている。
あなたの眼を音えている。
あなたの感触を音えている。
全て 全て 音えているのに。嗚呼――。

そのどれひとつとして。
あなたそのものなどでは、ない!
いつかどこかのあなたの。
音の一片でしか、ない!

それならばいっそのこと。
忘れてしまっても構わ、ない!
けれどけれどどうしても。
それだけが私には……出来……ああ……!

永遠にとどめられはしない……だから新しく知っていくのに。
だから愛という言葉ひとつの……ままにあなたのこと忘れられたなら。

あなたのことを……

「心」をずっと知りたい……常に忘らるる憶のままに。
どうか愛という言葉ひとつを……もって「音」を忘れてしまいたい……
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最終更新:2021年06月29日 01:38
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