06 命の降る郷



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|album=S4U(Song For You)
|circle=Liz Triangle
|vocal=lily-an
|lyric=azuki
|arrange=kaztora;JeetSingh(Crest)
|original=東方萃夢想
萃まる想い 胸に秘め 【空に流れゆく 言の葉】
一夜限りの百鬼夜行 人の息吹に触れる

道に伸びる影法師 人の気に誘われて
足取り早く向かうは 祭りに靡く幼子
宴の夜には花火 健気に消えはせずに
夏の息吹を感じる 此処が夢の里

ざわめく森を背にして 集うは胡蝶は夢すら捨て果て
【愛し 悲し】過去も今も捨て去り騒げ

杯捧げ【ただ酒を酌み】声を張り上げ【唄いあう】
夢か現か幻か【この幻は】魂の故郷よ

鬼の居ぬ間の宴に 人は心を食む
名も知らぬ古き友よ 心根の優しき者
揺れる紫陽花の花が 雨の季節を告げる
潤いも過ぎれば毒 どれも夢の後

幾度の夜を超えて 草場に溜まる露から霧へと
【退かず 満ちず】雲間に映る月に吼える

宴に夢一つ【月を肴に】言葉は要らず【笑みを噛む】
唄い騒ぎし星の下【この星の下】同じ夜空を仰ぐ
変わる事無く【移ろいもせず】迷う事無く【夢想う】
夢か常世か現世か【この現世は】魂の故郷よ

【杯に映り揺らぐ 月を砕く】

萃まる夢 幻 百鬼夜行 巡り巡る 宴に乗せて
人も妖も 隔て無く 唯々酒を酌む
【月夜も宴もまだ宵の口 人の波もまだは引きはせず】
【一期一会 今この時を 楽しまねば損でしょう?】

別れの時よ【今際の鐘よ】刹那に生きよ【人の子よ】
唄い騒ぎ酒を酌む【ただ酒を飲む】嗚呼生きる意味と知れ

【この杯は】乾く事無く【喉を潤す】命たれ
【萃まる夢の想い込め 朝露へと消える】この想い込め

夢か現か この幻想は 集う命の降る郷
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最終更新:2019年01月01日 23:15
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