03 虚言



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|album=laglange point
|circle=Liz Triangle
|vocal=lily-an
|lyric=azuki
|arrange=kaztora
|original=空中に沈む輝針城
伸びる影は寂しく 何にもこの手に触れられず
この景色にあるモノは 私と影と正直者
在り来たりの世界ですら 窓を閉める村人よ
狼が怖いように 少年も怖いのだろうか
躓いた小石に 一欠片の悪意も無い
そこにあるのは無関心 誰も気にせず
嗚呼、綺麗な鈴蘭一つ手折る
見せかけの毒牙には 心を蝕む真実があると
今も信じてる

浮付いた世界にも いつしか変化が生まれゆく
浮かぶものが沈むように 沈んだものが浮かぶように
噂も灰にまみれ 時計の針だけが正しく私を刻んでいる
嗚呼、ここには全てがあるのだから
ガラクタと嘲笑う 心は未だに均衡を求め
叫んでは惑い迷い振り払う
つらつらと吐き出した 言葉を聞く人は
もう誰一人いない
信じてよ

後悔はしていないけれど もし戻るなら
あの頃へ戻りたいが 
そんな本音はつけない つきたくない

嗚呼、私は全てを受け入れるわ
外聞も恥を捨て 壊れた時計の針を逆さまに
回しては信じてる
いつの日か狼が信じぬ村人に喰らい付くはず
その日まで 私は眠る
願わくば世の中に
規律と秩序を混ぜた平穏のあらんことを
願ってやるか
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最終更新:2019年04月25日 23:31
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