【注意】
現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。
この問題は、以下のいずれかが原因となっています。
- ページがAMP表示となっている
- ウィキ内検索からページを表示している
これを解決するには、
こちらを
クリックし、ページを通常表示にしてください。
月の明かりが
月の歴史 私を知る
教科書に載ってある 白黒で写った
偉大な人の 髪を伸ばしてみる
それだけじゃ足りずに 角を生やしてみた
もうこれで忘れないよ
落書きが現実なら
歴史は変わってるのかな
チャート式にした 反対の選択肢へ想いを馳せる
机の上にだけ 頬杖突いて
訪れることのない 物語そこらじゅうに描いて
私の元にだけ 新しく生まれる歴史(ヒストリー)
まだ読んだ事のない ページを少しだけ
捲って隅に 簡単な絵を描く
次は遡って ちょっとだけずらす
幾重も 繰り返すよ
単純な線に 半分は物語(ストーリー)重ねて動き始める
高速でパラパラと
出来るだけ綺麗に 微風と共に
最後の落ちだけは ハッピーエンドにして
滑らかに捲れずに
途中で止まった ページにあった
私の肖像は 躓いて転びそうになったり
月の明かりが 私を知る
ずっと 変わらずに
一つ重ねた 過去だけが
未来を創って
「能ある白沢(ハクタク)は角を隠す」と
いつか本に書いてあった
誰も知ることのない ずっと隅の方に
訪れることのない 物語をそこらじゅうに描いて
私の元にだけ 新しく生まれる歴史(ヒストリー)
最終更新:2018年07月19日 20:18