小ヤドレース 無名騎士藩国エキシビジョンマッチ

今日も穏やかな天気に恵まれました。この特設会場では、各小ヤドたちがレース開始を今か今かと待ち受けている状態です。
『パーッパパパーッパパーッ!パパパパーッ!パパパパーッ』
たった今レース前のファンファーレが鳴り響きました。スタートは間近のようです。解説者の蒼麒さん、今回のレース展開はどうなりそうですか?
「そうですね・・・狩猟用や雪上用は波に乗ると強いですね。ノーマルタイプや技の2号は平均的なスペックですし、ペンコフスキー選手は強いですからね・・・」
えーと、つまりどれが勝ってもおかしくないということでしょうか・・・?
「えぇ、そのとおりです。レース展開を読むのは難しいですね。」
ありがとうございました。さて、そろそろレースが始まるようです。

 今、ゲートが開き、各小ヤドとペンコフスキーがいっせいにスタート!まず、先行するのは小ヤドノーマルそのすぐ後ろにペンコフスキー、さらには技の2号と続いていきます。それから大きくおくれて狩猟用・・・おーっと、雪上用!スタート地点からまったく動いていない!マシントラブルでしょうか?

 先頭集団は第一コーナーに差し掛かりました。ペンコフスキーがノーマルを抜いた!その後に技の2号、その後ろにスタートの遅れを取り戻すかのように狩猟用がぴったりと張り付いています。雪上用もスタート地点からゆっくりと動き始めました。しかし、先頭に追いつくのは難しいか!?

 ペンコフスキーはここで他の子ヤドたちを引き離しにかかるようです。しかし、ノーマルも必死に追いかける。技の2号、狩猟用はかなり離されてしまった。雪上用はペースを上げ始める。はたして追いつくことができるのか?

 さぁ、レースも中盤に差し掛かりました。依然として先頭はペンコフスキー、その少し後ろにはノーマル。そしてかなりはなれたところに技の2号。いつのまにか雪上用が狩猟用を抜いている。現在狩猟用は最下位となっています。

 ペンコフスキーが最終コーナーを曲がった!ノーマルもそのあとを必死に追いかける。そして、技の2号がその後ろに続いている。おぉっと、雪上用は急に止まってしまった。なにかトラブルでしょうか?そのスキを狩猟用が狙っているがまだ抜くことはできない。


 最終コーナーを曲がって、最終ストレートに最初に姿と見せたのはペンコフスキー!やはり前評判どおりの実力を見せ付ける!っとそこに後ろにいるノーマルが最後の追い上げを見せる!さらには技の2号、雪上用も迫っている。狩猟用は大きく遅れている!これは絶望的かぁ!?

『わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』

 そして今先頭のペンコフスキーがゴォール!1位はペンコフスキー!そして、その後にノーマルが2位でゴール。そして雪上用が技の2号をゴール手前で抜き3位。技の2号は4位。狩猟用は大きく遅れて今ゴールイン。

1位はペンコフスキーでオッズは2倍。2位がノーマルでオッズが4×3/4で3倍となりました。
「ある意味正当な結果ではないでしょうか。」
解説者の蒼麒さん。ありがとうございました。
ただいまレース会場出入り口では小ヤドレース記念限定販売の小ヤドよんた饅が販売されております。小ヤドコインと交換することも出来ますので是非お立ち寄りください。



(文:言 成 イラスト:坂下真砂)


小ヤド
よんた藩国の農業機械ヤドカニオウの無人小型タイプ。
人工知能AI実装で、農作業から寂しいお父さんの話し相手までこなす、賢いヤツ。

ペンコフスキー
たけきの藩国ゲーム「ちかきのこ」にて
よんた藩国民の雷羅 来がゲットした穴掘りペンギン。
彼の相棒兼ペットのクールガイ。