Mac版 Jumsoft Money について

※このサイトは日本のユーザー有志によって書かれたものであり Jumsoft 社は関与していません。
 けっこう頻繁に微修正しながらより良い情報交換の場になっていっているような気がします。

2010年ついに Jumsoft Money 日本語版がリリース!

2010年2月12日には3.4.9アップデート版がリリースされ、日本の銀行から Microsoft Money 形式のデータ読込が可能となりました。その後もこまめなアップデートを経て現在のバージョンは3.6.6です。
iPadとの同期もサポートされています。
公式サイトからダウンロードして下さい。


Jumsoft Money for Mac
 バージョン2.5.9・・・・Tiger(10.4.x)用
 バージョン3.x.x系・・・・Leopard(10.5.x) / SnowLeopard(10.6.x)用
ここでは、バージョン 3.4.8 〜 3.4.11 を基本に記載して行きます。



まず行うべきこと・・・金額表示を日本風に!


 まあ試しに起動してみて環境設定から通貨を日本円に設定したりとかして試しに入力してみるとすぐに気になる事がありますよね。はい、デフォルトの状態だと、100円のことを、100.00円なんていう表示にされてしまっててとても見にくいです。日本にも円の下のセント単位で銭というのが一応ありますが、為替トレードする人はともかくとして、一般的な日本の生活において、アメリカのセントやイギリスのペンス(ペニー)のように日常的には使いませんよね。そこでこれを日本らしく、すっきり100円と表示させる方法を以下に書きます。

 ズバリ、~/Library/Preferences/com.jumsoft.money3.plist を手動で少しかきかえます。わかりやすく書くと、自分のホームフォルダの中のライブラリフォルダの中のPreferencesフォルダの中にある「com.jumsoft.money3.plist」という書類をイジる。
 この書類をイジれるソフトというのが、「Property List Editor」。OS Xのインストールディスク(DVD)から、XCODEというのをインストールするといっしょに「Property List Editor」もインストールされるので、あらかじめxcodeをインストールしましょう。(Xcode.app自体でも編集可能なんですけどね)。さてそれが正しくインストールされていれば、Money3をいったん終了した後「com.jumsoft.money3.plist」をダブルクリックすれば勝手に「Property List Editor」が起動するはず。(場合によってがXcode自体が起動しますがそれでも問題なし)。
 Money3を初めて起動した時にこの「com.jumsoft.money3.plist」という書類は生まれますので、Moneyを1回は起動しておいて下さい。で、Moneyを終了させた状態で、Finderからユーザ>自分の名前>ライブラリ>Preferences>com.jumsoft.money3.plistという風に掘っていって下さい。

 「com.jumsoft.money3.plist」を「Property List Editor」で開いたら、 Key・Type・Valueという3つの列がある表のようなものがリスト表示されてると思います。
  ここで、Keyが「_use_currency_formatter_from_preference」の行を探して下さい。その行の「Value」が0になっているので、これを1に変更してやれば、通貨表示の桁数が変更されます。 で、上書き保存(コマンド+S もしくはFileメニューからSaveを選択)してから「Property List Editor」を終了。以上で設定作業は完了となります。次にMoney3を起動した時からは100.00ではなく100という表示になります。簡単でしょ? 誰にでも分かるようにできるだけ細かく書いたらやたらと長い文になりましたが、1度きりの単純な作業です。本来、環境設定内にこのスイッチがあるべきだと思うのですが、どうやらこうやって手動で書き換えてやるしかないようです。バージョン4あたりで改善されるかな? (おそらく2010年中にはver4がリリースされるかと思います)。



アカウント設定

 まあこのソフトは触っているうちにすぐに分かるようになると思いますが、アカウント設定の前にまずは環境設定から必要な事柄を設定していきます。非常に多機能なソフトですが、不要な機能は隠してしまえるのもこのソフトの良いところです。株も外貨もやらない、請求書の作成も不要な人は自分にとって必要なもの以外はオフってしまいましょう。それから、このソフトの起動自体にパスワードロックをすることも可能です。税の欄は、名前を消費税に、税率を5%にしておくことで、内税表記のうち消費税がいくらか表示させることが可能です(あらかじめ各アカウントごとに課税対象かどうかを設定する)。複数の税に対応しているので、その気になれば、たばこ税や酒税を設定しておくこともできます。また将来的に消費税率が品目ごとに違う税率となっても対応可能ですね。諸外国のように生活必需品は消費税率を低く、その分贅沢品には高く、というような時代が来ても大丈夫。所得税の源泉徴収をその都度受けている人はそれを設定しておくのもいいかもしれません。税については後でカテゴリー設定画面でどのカテゴリーがどの税を適用するのかどうかを設定してください。

 さて、いよいよ現金や口座の設定(=アカウント設定)です。ファイルメニューから新規アカウントで、銀行口座(複数の口座を持っている人はそれぞれ個別に)やクレジットカード(複数持っている人は個別に)、そして現金も1つの「アカウント」として(タンス預金とか、小銭入れとか、別の財布とかを個別にすることもできます)初期残高を登録します。外貨預金や株券などの資産管理も可能です。
 また、スマートアカウントという機能があり、これはMacOSのスマートフォルダと同じような機能で、自分が設定した条件(口座や期間など設定の自由度は非常に高い)によって見た目上はひとつの口座であるかのように表示するアカウント(実物はそれぞれのアカウントにあり、それらのリモコン的な存在)です。グラフ表示等はレポートという機能を使いますが、こちらもスマートアカウントのように細かく自分なりの条件を設定できます。2010年1月分とか、2010年上半期とか、あるいはもっと中途半端な締め日設定が必要な場合も自由に設定できます。


ネット銀行( Web Bank )機能

 各銀行ともナントカダイレクトみたいな名前で、インターネットでの銀行取引サービスが提供されており、これらを利用する方も非常に多いと思いますが、いちいちブラウザを起動しなくともこのソフトでネットバンクに接続することができ、複数の口座をお持ちの方は複数のWeb Bankを登録しておくことができます。まあ実際はブラウザのブックマークみたいなものですが、アプリケーションを切り替えなくていいだけで結構便利に感じます。
 3.4.9からは、多くの銀行が備えているマイクロソフトマネー形式のダウンロードデータ(ファイル名.ofx)も簡単に読み込めるようになったので(3.4.8までは日本語を含むofxはうまく読み込めなかったのですが3.4.9で修正されました)、入出金照会の金額をいちいち入力する手間も省けます。(詳しくはデータ互換についてのところに書いてあります。)



・・・とりあえず記帳してみましょう。

 通常の買い物については、実在する各アカウントからでも入出金センター(全アカウント・全日程、とにかく全記録がココにある)からでも入力可能です。(スマートアカウントからはデータの修正や複製はできますが新規の記帳はできませんので本来のアカウントから記帳してください)。具体的には説明しなくとも使えば基本的に分かると思います。カテゴリーと支払先については後述しますが、ここで特筆することといえば、「分割」という機能があり、1つの記録はレシート通りの合計にしたいけど内訳として複数のカテゴリー付けをしたい時に便利です。大型スーパーマーケットなんかで買い物をすると様々なカテゴリーの商品をひとつのレジで買う事がありますが、あとあとカテゴリー別の出費グラフや予算実績などを出すことを考えて1枚のレシートから別々の記帳をしていくよりも、レシートの総額がまず記帳されていてその内訳として商品個別の額記載をしたほうが分かりやすいという人はこの機能を活用すると良いでしょう。
 古い記帳内容を探し出すのも簡単です。メインウインドウ右上の検索スペースに文字を入れれば、カテゴリーでも日付でも支払先名称でもコメントでも、その文字列を含んだ記帳内容のみに限定して絞り込み表示してくれます。しかも驚くほどのスピードで。



カテゴリーと支払先

 カテゴリーについては、最初から入っているものがありますが、これらは日本の生活にはほとんど当てはまらないので、全て自分なりに書き換えてしまうほうがいいでしょう。最初に気合いを入れて使いそうなカテゴリーとサブカテゴリーの組み合わせ(食費:野菜、とか)をある程度設定してしまうのもいいですが、買物記録をつけていくごとに、新しいカテゴリーが自動登録されて行きますから、全消去で、家計簿をつけながら徐々にカテゴリをまとめて行くというのでも構いません。カテゴリーのアイコンは自分で用意した写真やイラスト等をコピーペーストするだけで何でも格好良く見えてしまうのがこのソフトの不思議なとこです。(角が丸いだけですが・・・)
 デフォルトのカテゴリーのアイコンが名残惜しいなどという人は、Money.appをControl+クリックでパッケージを表示させたら中に入ってますからいつでも引っ張りだせますので、デフォルトのカテゴリーなんていさぎよく削除してしまいましょう。使えたもんじゃありません。ちなみに、設定済みのカテゴリーと支払先については、iPhone版との同期の際にも全て引き継がれます。わざと名称の最初に半角スペースや*マークなどを入れることで入力のしやすさを追求することができます。
 これらカテゴリーと支払先は、同期の際にiPhone版の方にも反映されます。また、買い物の記帳をするごとに自動追加されて行きます。自動追加したくない文言はコメント欄に入れる等したほうが良いかと思います。予算づけやレポートなどではカテゴリー別に評価をすることになりますので、何と何をどういうカテゴリーと呼ぶか、自分の中で決めておくのは大事なことです。まあ、悩んでも始まりませんから、あとから修正してやるつもりでとりあえず使い始めてみるのがいいんですけどね。


カード払いの清算をどうするか?

 まず、銀行のATMに預金を下ろす場合は、銀行口座のアカウントから財布(現金アカウント)へ「送金」(Transfer)というふうにつけます。さてクレジットカードでの買い物の処理はどうするか? クレジットカードでの買い物をした際にはカードアカウントから出費(Withdrawal)というふうにつけます。カードアカウントは赤字のマイナス数値の残高になります。カードというものは一時的な借金ですから。そして、銀行からカード会社に引き落とされる日には、銀行口座のアカウントからカードアカウントへ「送金」(Transfer)というふうにつけることで、カードの赤字が解消され、銀行口座のお金が減ります。実際のお金の動きと合致した記帳となります。
 毎回、手動でやらなくとも、あらかじめ予約しておく事ができますし、カード会社のインターネットでの明細照会からCSVやマイクロソフトマネー形式で金額を取り込む事ができる場合もありますので積極的に利用すると楽でしょう。Moneyに限らず、多くの家計簿ソフト・会計ソフトはこのように「送金 (Transfer)」という方法で、口座間の送金だけでなく、貯金を降ろしたり預けたりする行動(財布と銀行のお金の移動)や、自動引落しなどの記帳を行いますので慣れておきましょう。

 ところでカード会社やカード支払をした店鋪を 100% 信頼することができるでしょうか? 海外旅行での買い物やネット通販など、本当に正確な請求と支払いがされているかどうかは、消費者としては監視しておくべきだと思います。カードでの買い物は日本の俗な呼び方ですといわば「ツケ払い」なわけですが、これらのツケが後日銀行から引き落とされることで帳消しとなります。Jumsoft Money には、現状いくらツケが残っているのかどうかを把握するために、チェックボックスが用意されていて、ツケた分にチェックを入れただけツケを払った分にもチェックを入れることで帳消しになったことを記録する「消し込み」という機能があります。会計の専門用語ですが、英語ではReconcileといい、日本の会計用語では「消し込み」と言うため、翻訳時に「帳消し」ではなく「消し込み」という訳を採用しました。
 この機能は人によって自由に使えば良いのですが、実際の使い方の1つの提案としては、カードで買い物をした時点でカード払いにて記帳しますが、この時にチェックボックスには「・」マークをあくまで目印としてつけておく。カード会社から明細が発行され、次の支払日にこれだけ精算しますよという記載で確定した時点でチェックボックスに本チェックを入れておいて、また同時に、自動振替(Bill)にも送金を予約しておくと良いでしょう。いずれ支払い日が来て送金の記帳が済んだその送金分にチェックを入れて0円になるかどうかを把握するというのが良いのではないでしょうか?
 「・」マークは特に必要ないかもしれませんが、もしいつまでもこのマークが残っているようだとカード支払いとして付けているのに清算が済んでいないということですから、実は現金で買っていたのに記帳間違いだったとか、ETCマイレージなどカード会社の自動キャッシュバック特典が作動したということに気づくきっかけにはなります。またこの消し込み確認などやるつもりの無い人はこれを行わなくとも記帳データにはまったく問題がありません。あくまでオマケの機能と考えて下さい。商売をされている方などにとってはこのオマケが非常に便利なもので、負債を負う立場ではなく、貸す側としても便利に使えますよ。請求権があるけど実際には受け取っていない(信用貸し)お金がある場合、貸しアカウントとか請求アカウントみたいなものを作っておいて、それと消し込みをするというのでも良いし、実際に請求書を発行する機能と連携させるのもいいでしょう。請求したものが約束の日までにちゃんと入金されているか、あといくらの請求が残っているかなどを把握できるので、うっかり貸し倒れという事が減ります。



予算

 カテゴリー別に予算立てをして、それに対して実績はどうであったかを見やすく表示してくれます。無茶な目標をかかげるよりは、まずは数ヶ月間記帳してみて、一番安く上がった月を目標値として設定し、極力オーバーしないように気をつけるだけで年間かなりの節約が達成できるものです。真剣に家計にテコ入れを考えている場合は、理想値を入れて頑張るのもまたいいかもしれません。
 最初は予算機能など使わず、しばらく自分の家計を監視するという目的のために家計簿をつけ、それから無理のない予算どりをしてやることをおすすめします。




請求書

 商売されている方は、支払先(というか取引先という方が正しい)宛に発行する請求書を作成することもできます。物品販売している人だけでなく、技術を売るフリーランスエンジニアの人などにとっても便利です。あらかじめ請求書のフォーマットを設定しておけますが、けっこうカワイイものからカッコイイものまで作れますよ。見本の物がいくつか入っていますが日本的では無いので自作したほうが良いですね。売り掛け(ツケで売る方の立場ですね)から請求書発行、回収の確認(ツケの消し込み)までこのソフトで行うことができます。
 請求書のデザインはいくつも自由に行うことができ、請求書ごとに違うデザインを設定することができます。もちろん1つのデザインを常に使う事もできます。リスト表示ではなくカバーフロー表示にすることで設定と確認が行えます。もちろんプリントアウトしたりPDFで保存したりすることができます。内訳内で非課税項目の設定も可能ですし税率の違う商品を含める事も可能です。
 また「在庫一覧」の欄にあらかじめ単価や品名を登録しておき、SKUの欄に固有の名称や番号を持たせておくことで、請求書のウインドウにワンクリックで商品名と単価の組み合わせを呼び出してくることができます。これは物を売る仕事でなくとも、たとえば人件費としてサービス名や技能名を「在庫一覧」の欄に設定しておくことでフリーランスエンジニアの技術請求書作成に応用ができます。そして、入金を確認でき次第、ワンクリックで記帳に回せるのも非常に便利です。また、あらかじめカテゴリーを確定申告に対応可能な項目分けに近い状態にしておくと尚いいと思います。






証券等の資産

 時価相場の表示とともに管理することができます
書きかけの項目です。ぜひ記述して下さい。







他のソフトからのデータの移行

別ページにて、データの読書きについて をお読み下さい。





データのバックアップ、および、iPhone版との同期について


 まず、 iPhone 版との同期機能とは別に、Mobile Me (iDisk) へのバックアップ機能や、ハードディスクの任意のフォルダへのバックアップ機能を備えています。家計簿に限った事ではありませんが、大事なデータは、時折バックアップをとって、万が一、その Mac 自体が壊れたり盗まれたりしてもデータはどこかに残っているよう心がけると良いでしょう。どの段階でおかしくなったか分からない場合などでも、過去のバックアップをさかのぼれば、ぜんぶオジャンになることも無いでしょう。
 有料の Mobile Me でなくとも、2GBまでは無料の※ DropBox(キャンペーン中です。コチラから登録すると250MBさらにオマケが来ますので、ぜひどうぞ) を使えば、DropBoxフォルダの中身は自動的にインターネット上や自分の他のコンピュータのDropBoxフォルダに自動バックアップされますので、Jumsoft Money のバックアップ先をDropBoxフォルダ内に指定すれば、むしろ Mobile Me よりも安心かもしれません。※DropBoxについてはこのページの一番下に詳しく書いてあります。


 さて、iPhone 版との同期については、WiFi (無線LAN) 接続を利用して行われます。MacとiPhoneの両方が1つのWiFiの下に無線で繋がっていること、あるいはMacが有線LAN接続であってもiPhoneが接続している無線LANのアクセスポントとMacのルータは同じであることが必須条件です。無線LAN環境を構築するアクセスポイントやルーター等をお持ちで無い場合、MacBookなど自身が無線(AirMac)でのインターネット共有を行うことができるMacであれば問題ありません。(この場合の設定についてはコチラをご覧下さい。)

 WiFi 環境が整っているものとして説明を続けます。Mac版のMoneyを起動した状態で、iPhone版Moneyが起動されると、それだけでMac版の左ウインドウの「レポート」の下あたりに「デバイス」という項目ができてそこにiPhoneの名前が表示されます。iPhoneの名称をクリックすると初回だけメインウインドウに4ケタの数字入力を求めてきます。iPhoneアプリの方のSettingの中のSyncをタップすると表示される4ケタの数字を入力することでそのiPhoneがMacに認証され、同期可能となります。2度目以降は4ケタの数字入力による認証は不要となります。

 同期の作業は基本的にMac側から行います。iPhone側で操作が必要なのは初回時に4ケタの認証番号を取得する場面のみであり、iPhone側がどのような状態であれ、Macから一方的に同期を開始することになります。おどろくほど軽快な同期動作にきっと驚かれることでしょう。また、この時、Mac側では同期の他に「復元」という機能も選べます。復元ボタンを押すと、iPhoneあるいはMacのどちらをいつの状態に復元するのかという選択画面になります。必ずしも希望した日時の状態に戻れるわけではありませんので、手動バックアップに勝る物ではありませんが、一応安心です。
 この同期機能の安定性は、iPhoneユーザであれば、なんとしてもこのソフトを使いたくなる醍醐味とも言えます。まだまだ便利な機能を今後搭載していってくれるといいですね。


 最後に注意点ですが、Mac版で Closedアカウント(休止アカウントと言う説明が無難かな)に設定したものは同期されません。通常はあまり無いことかと思いますが、あるアカウントを Closed 設定と解除を交互に繰り返して同期を行うと、結果的にその名前のアカウントが複製されてしまうことにつながります。トラブルの元ですので、くれぐれも注意して下さい。Jumsoft Money は同種の(Mac版とiPhone版を同期して使うことができる家計簿)ソフトの中ではとても安定した同期性能を誇ります。ただ、それでも同期作業の前には必ず手動バックアップ(ファイルメニューから「フォルダにバックアップ」)という習慣をつければ完璧かと思います。



Mac と iPhone の接続がうまく行かない場合のチェック項目
(ネットワーク関連の知識のある方はまったく難なく繋がるもので、繋がらない場合の殆どは知識不足による人為ミスです)
  • MacもiPhoneもWiFi(無線LAN)を使った通信が可能な状態であるかどうか確認して下さい。
  • MacとiPhoneのIPアドレスが最後のケタ以外は同じになっていることを確認して下さい。
 (例:Macが192.168.0.2でiPhoneが192.168.0.3なら繋がるはず)
  • MacもiPhoneも1つの同じルーターにぶらさがっていることをOSのネットワーク設定画面で確認して下さい。
  • GoodReader Lite等、WiFiを利用する他の通信アプリを使って問題ないことも念のため確認してみて下さい。

 あとはこういうの↓読んでみるとか・・・ 
  外部リンク


分からなければ掲示板等で質問して下さい。



 Jumsoft Money 3 Mac版の日本語化については日本のユーザー有志の手により無償で行われました。翻訳の不具合や、よりこうしたほうがいいんじゃないかとかいう意見や要望については、コチラ↓に飛んで、いちばん上の「編集」メニューから「このページを編集」で、ここはこうした方がいいんじゃないかとか、その他何かと適当に書いてみて下さい。











Jumsoft Moneyの購入について


 まずは試用してみて購入するかどうかを検討しましょう。日本円で約3,900円程度であり市販のこのジャンルのコンピュータソフトとしては至って普通の値段のですが、海外からの購入に戸惑う人もいるかもしれません。インターネットで物を買ったことがある方やPaypal登録している方なら心配要りませんが、初めての方は、まず自分のクレジットカードを用意して、ゆっくりと進めて行きましょう。
 購入すると言っても、実際にはシリアルナンバーでライセンスが送られてくるだけで、試用版にそのナンバーを入力することで正式ユーザーとして認証されるしくみです。Eメールアドレスだけは間違いの無いように注意して下さい。
 公式サイトから購入するよりも販売店でセールを実施している場合があるので時間があればチャンスを探ってみることもお忘れなく。







※上記本文中に記載したDropBoxについての補足説明(JumsoftMoneyとは直接関係ありません)

 DropBoxは、家計簿とは直接関係のあるものではありませんが、すべてのPC/Macユーザにとって便利な代物です。
しくみをザクっと説明すると、DropBoxをインストールしたコンピュータにはDropBoxフォルダが1つできます。自宅や会社などで複数のコンピュータをお使いの方は、全てのコンピュータにDropBoxをインストールすることで、全てのDropBoxフォルダがインターネットを通じて繋がっていて常に自動的に完全同期された状態になるのです。
 つまりDropBoxフォルダの中に保存したものは全て、別のコンピュータからも取り出すことができますし、別のコンピュータからDropBoxフォルダの中に放り込んだファイルは他のコンピュータで開くことができます。しかも、編集して上書き保存したファイルを以前の状態に復帰させるようなオプションがあるというのも特筆です。(必ずしも保証はされませんが、JumsoftMoneyのバックアップ先としてDropBoxを推奨する理由のひとつでもあります)。
 iPhone版のDropBoxアプリも無料で出ており、パソコン側でDropBoxフォルダに入れたファイルは、いつでもiPhoneからも閲覧することができます。(写真、テキスト、音楽、動画、エクセルのファイル等)。また、普段は1人で1台のPCしか使用しない方であっても、自分のものではないコンピュータからもSafariやIEなどのWEBブラウザを使って自分のDropBoxにアクセスすることができますから、出先で「あ、あの書類の内容を確認したい!」というような場合や、カフェやホテルのPC等から自宅のコンピュータに予めファイルを放り込んでおいて帰ったらすぐ閲覧したいというような場合にも役立ちます。

 セキュリティ的には、ログイン(=登録メールアドレス)と、パスワード(登録時に自分で自由に設定)でしっかり守られていますので他人がアクセスすることはありません。当たり前ですが他人にパスワードを教えることはありませんよね。ところで、他人にファイルを送りたいがメール添付するにはサイズ大きすぎるというような場合、ファイル宅急便のようなサービスを利用する方も多いと思いますが、こんな場合もDropBoxがあれば簡単です。DropBoxフォルダの中のPublicフォルダに入れたファイルだけはパスワード保護されませんので、そのダウンロード用URLさえ伝えれば誰でもダウンロードすることができます。Publicフォルダに放り込んだファイルを右クリック(Macの場合はControlキーを押しながらクリック)して、PublicURLをコピーすることができますので、それをメールなどで友達に教えてダウンロードさせる事ができます。また、自分の手でいつでも公開停止することができます。Publicフォルダから出してしまえば誰もダウンロードできなくなりますのですから安心です。
 他にも似たような常時同期サービス(SugarSyncやZumoDriveやSoonr等)がありますが、現状、DropBoxは最も高速であり、そして簡単で、またiPhoneユーザについてもDropBox純正アプリ以外のアプリからの互換対応も多い(GoodReader、QuickOffice Connect、JotNotScanner、など)です。

 DropBoxは無料登録ユーザは2GBの容量制限がありますが、まあ動画ファイルなんかを置かない場合は無料の2GBで充分ですよね。一応、 コチラをクリックして登録すると250MBさらにオマケが来ますので、2.25GBの容量が無料で手に入ります。 。ユーザー紹介キャンペーンで双方に250MBの容量追加プレゼント!ってやつです。こちらをクリックした後の流れは、名前の欄に、必ずしも本名である必要はありませんので適当に名前を入れて、メールアドレス(もちろんご自分のメールアドレスを入れて下さい、そしてこれがログインネームにもなります)を入れ、パスワード(あたりまえですが自分にしか分からない、そして簡単に解析されることのないものを)を設定して下さい。あとはそのままの流れでアプリケーションをダウンロードしてインストールするだけです。家族や学校や会社のチーム、サークルなど共同で扱うファイルがあったりするならばグループで1つのアカウント登録するというのもいいでしょうね。この場合はフリーのメールアドレスを1つ使うといいですね。




 一応メモとして書いておくと、SugarSyncはDropBoxで言うところの「DropBoxフォルダ」を複数自由に設定できる(トータル容量が増えるわけではない)という点が特徴。ただし無料アカウントでは2台までのPCでしか利用できません。DropBoxにシェアを奪われているので最近無料容量が5GBになりました。ZumoDriveは別のPCから放り込まれたファイルについては自動同期されないのですが、ファイルアイコンだけはそこに表示されていてそれをダブルクリックして初めてファイルの実体の同期ダウンロードが始まるというものでまあハードディスク容量が節約される、という点が特徴。SoonrもZumoDriveのように別のPCから放り込まれたファイルは自動同期されませんが、Macのファインダに直接マウントすることもできるので同期以前に直接サーバを見ることができるという点が特徴。どれもiPhoneに各専用アプリが無料で存在しますが、他のiPhoneアプリからの直接アクセスについての対応度は、DropboxとSoonr (webdav) が高く、SugarSyncとZumoDriveは全然といったところ。



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最終更新:2010年12月03日 18:13
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