某国の山岳地帯に隠蔽されるかのように建っている、対能力者用の監獄施設。
窓ひとつ無く、外壁全てが真っ黒に塗りつぶされており、『Tower Without Name(名も無き塔)』と呼ばれている。
一般にその存在は公開されておらず、関係者でさえごく一部しか知られていない。
…のだが、今回
ノビタや
幾月 真織、
キルベルクらの調査により、その存在が捉えられた。
凶悪な犯罪を犯した能力者たちだけを留置しており、まさに犯罪者の行き着く最果ての地獄。
そして『第74』の最大の脅威は、そんな凶悪犯を大量に留置しているに関わらず、脱獄者がゼロということ。
これに関しては、単なる強力な監視体制だけでなく、なんと『能力を封印する機械』が働いているため。
≪ネル・ナハト≫たちの襲撃により、能力を封印する機械は破壊される。
更に何人もの犯罪者を逃してしまうハメになり、留置所員も十数名以上が死亡。
内部も滅茶苦茶に破壊され、殆どその機能を失ってしまう。
最終更新:2009年08月30日 05:26