「貴船神社」(2008/10/29 (水) 12:08:13) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&sizex(6){&bold(){貴船神社}}
出典: 『式内社調査報告』1(皇學館大學出版部・1979)、京都府教育庁文化財保護課編『京都府の近世社寺建築』(京都府教育委員会・1983)ほか
&ref(kibunejinja.jpg) &ref(kibunejinja2.jpg)
&sizex(5){&color(red){概略}}
&bold(){貴船神社}(きぶねじんじゃ)は、京都市左京区にある神社。貴船川の上流にあり、雨水をつかさどる水神である高龗神(たかおかみのかみ)を祀る。古代の祈雨八十五座の一座とされるなど、雨乞・止雨の神として崇敬された。晴れを願うときには白馬が、雨の場合は黒馬が奉納されたといい、のちに馬に代わって馬を描いた木板が奉納されたことから、絵馬が発祥したという。縁結びの神としても知られ、一方で丑の刻参りでも有名である。式内社(名神大)、二十二社の一社で、旧社格は官幣中社。日本全国に約450社ある貴船神社の総本社である。
&sizex(5){&color(red){歴史}}
創建の年代は不詳であるが、神武天皇の母である玉依姫命が、黄色い船に乗って鴨川から貴船川を遡って彼の地に上陸し、水神を祭ったのに始まるという。社名の由来は「黄船」によるものとし、奥宮境内にある「御船型石」が玉依姫命が乗ってきた船と伝わる。「気の産まれる根源」が転じて気生根になったともいい、貴布禰(祢)・木船とも称された。史料上の初見は弘仁9年(818)で、[[平安京]]遷都後には大和国(現奈良県)の丹生川上神社にかわって雨乞・止雨の神として重視された。延暦15年(796年)に[[教王護国寺>東寺]]([[東寺]])の造営の任に当たっていた[[藤原伊勢人>藤原氏]]の夢に貴船神社の神が現れ、[[鞍馬寺]]を建立するよう託宣したという説話も残る。天喜3年(1055)に水流に流されたために本殿を現在の社地に遷移したといい、旧社地が今の奥宮であると考えられている。永保元年(1081)には二十二社の下八社の中に加えられた。『古今著聞集』には和泉式部が詣でて詠歌したとあり、境内にはそのゆかりの螢石と称するものが残る。平安時代より[[賀茂別雷神社>上賀茂神社]]([[上賀茂神社]])の摂社とされてきたが、それを不服として訴え続け、明治以降になってようやく独立の神社となった。明治4年(1871)に社名を「貴布禰社」から「貴船神社」と改め、官幣中社に列せられた。
&sizex(5){&color(red){建築物}}
***本殿
創建年代は不詳だが、天喜3年(1055)に奥宮より現在の場所に移築されたという。現在の建物は平成17年(2006)のもの。一間社流造、檜皮葺。
***奥宮本殿・拝殿
本宮より約500mメートル上流にある。本社の旧社地であるという。本殿は一間社流造、檜皮葺。拝殿は明神造、檜皮葺。
***鏡岩
本社の西の山を300m程入ったところに位置する平らな岩。貴布禰大明神降臨の場所と伝わり、大明神に追放された仏国童子がひそかに戻って住み居たため、鏡岩という。
&sizex(5){&color(red){文化財}}
***国宝
なし
***重要文化財(建造物)
なし
***重要文化財(美術工芸品)
なし
&sizex(5){&color(red){拝観情報}}
住所 京都市左京区鞍馬貴船町180
電話番号 075-741-2016
拝観時間 6:00~20:00(境内)、9:00~16:30(社務所受付) ※夏季と紅葉の時期は延長あり
拝観料 境内自由
アクセス 叡山電鉄鞍馬線「貴船口駅」下車徒歩30分、京都バス「貴船」下車徒歩5分
駐車場 有料駐車場あり(2時間500円)
&sizex(5){&color(red){主な祭事}}
&sizex(5){&color(red){その他}}
***京都検定出題
平成16年(2004)第1回京都検定2級出題
「祭と行われる神社について誤っているものを選びなさい。 (ア)烏相撲・上賀茂神社 (イ)田植祭・伏見稲荷大社 (ウ)水祭・貴船神社 (エ)名月管弦祭・平安神宮」
平成17年(2005)第2回京都検定1級出題
「貴船神社の水まつりでは、神事の後、献茶式や舞楽奉納、( )流の式包丁が披露される。」
&sizex(5){&color(red){リンク}}
貴船神社オフィシャル http://www.kibune.or.jp/
----
#amazon(text,image,4862490867)
&sizex(6){&bold(){貴船神社}}
出典: 『式内社調査報告』1(皇學館大學出版部・1979)、京都府教育庁文化財保護課編『京都府の近世社寺建築』(京都府教育委員会・1983)ほか
&ref(kibunejinja.jpg) &ref(kibunejinja2.jpg)
&sizex(5){&color(red){概略}}
&bold(){貴船神社}(きぶねじんじゃ)は、京都市左京区にある神社。[[貴船川>貴船]]の上流にあり、雨水をつかさどる水神である高龗神(たかおかみのかみ)を祀る。古代の祈雨八十五座の一座とされるなど、雨乞・止雨の神として崇敬された。晴れを願うときには白馬が、雨の場合は黒馬が奉納されたといい、のちに馬に代わって馬を描いた木板が奉納されたことから、絵馬が発祥したという。縁結びの神としても知られ、一方で丑の刻参りでも有名である。式内社(名神大)、二十二社の一社で、旧社格は官幣中社。日本全国に約450社ある貴船神社の総本社である。
&sizex(5){&color(red){歴史}}
創建の年代は不詳であるが、神武天皇の母である玉依姫命が、黄色い船に乗って鴨川から[[貴船川>貴船]]を遡って彼の地に上陸し、水神を祭ったのに始まるという。社名の由来は「黄船」によるものとし、奥宮境内にある「御船型石」が玉依姫命が乗ってきた船と伝わる。「気の産まれる根源」が転じて気生根になったともいい、貴布禰(祢)・木船とも称された。史料上の初見は弘仁9年(818)で、[[平安京]]遷都後には大和国(現奈良県)の丹生川上神社にかわって雨乞・止雨の神として重視された。延暦15年(796年)に[[教王護国寺>東寺]]([[東寺]])の造営の任に当たっていた[[藤原伊勢人>藤原氏]]の夢に貴船神社の神が現れ、[[鞍馬寺]]を建立するよう託宣したという説話も残る。天喜3年(1055)に水流に流されたために本殿を現在の社地に遷移したといい、旧社地が今の奥宮であると考えられている。永保元年(1081)には二十二社の下八社の中に加えられた。『古今著聞集』には和泉式部が詣でて詠歌したとあり、境内にはそのゆかりの螢石と称するものが残る。平安時代より[[賀茂別雷神社>上賀茂神社]]([[上賀茂神社]])の摂社とされてきたが、それを不服として訴え続け、明治以降になってようやく独立の神社となった。明治4年(1871)に社名を「貴布禰社」から「貴船神社」と改め、官幣中社に列せられた。
&sizex(5){&color(red){建築物}}
***本殿
創建年代は不詳だが、天喜3年(1055)に奥宮より現在の場所に移築されたという。現在の建物は平成17年(2006)のもの。一間社流造、檜皮葺。
***奥宮本殿・拝殿
本宮より約500mメートル上流の地にある。本社の旧社地であるという。本殿は一間社流造、檜皮葺。拝殿は明神造、檜皮葺。
***鏡岩
本社の西の山を300m程入ったところに位置する平らな岩。貴布禰大明神降臨の場所と伝わり、大明神に追放された仏国童子がひそかに戻って住み居たため、鏡岩という。
&sizex(5){&color(red){文化財}}
***国宝
なし
***重要文化財(建造物)
なし
***重要文化財(美術工芸品)
なし
&sizex(5){&color(red){拝観情報}}
住所 京都市左京区鞍馬貴船町180
電話番号 075-741-2016
拝観時間 6:00~20:00(境内)、9:00~16:30(社務所受付) ※夏季と紅葉の時期は延長あり
拝観料 境内自由
アクセス 叡山電鉄鞍馬線「貴船口駅」下車徒歩30分、京都バス「貴船」下車徒歩5分
駐車場 有料駐車場あり(2時間500円)
&sizex(5){&color(red){主な祭事}}
&sizex(5){&color(red){その他}}
***京都検定出題
平成16年(2004)第1回京都検定2級出題
「祭と行われる神社について誤っているものを選びなさい。 (ア)烏相撲・上賀茂神社 (イ)田植祭・伏見稲荷大社 (ウ)水祭・貴船神社 (エ)名月管弦祭・平安神宮」
平成17年(2005)第2回京都検定1級出題
「貴船神社の水まつりでは、神事の後、献茶式や舞楽奉納、( )流の式包丁が披露される。」
&sizex(5){&color(red){リンク}}
貴船神社オフィシャル http://www.kibune.or.jp/
----
#amazon(text,image,4862490867)
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: