概要
ラファール(フランス語: Rafale)は、フランスのダッソー社が開発した戦闘機。フランス空軍・海軍でマルチロール機として運用されている。
機体特徴
機体名称は、フランス語で「疾風、突風」の意味。
ラファールは、カナードを装備した無尾翼デルタ翼機である。
後退角は45度で非常に穏やかな形状をしており、
翼端をカットした台形型のクリップデルタである。
低翼機は地上からのクリアランスが小さくなるため、
ミサイルをはじめとした大型兵装が搭載しづらいなどの欠点があり、
それを補うために中翼配置を採用、
主翼の付け根の前方の延長線上にカナードを装備した、
いわゆるクロースカップルド・デルタ配置になっている。
武装は、翼端にミサイルランチャーがある。
静的安定性弱化がなされており、
フライ・バイ・ワイヤにより操縦が行われている。
縦方向の制御には、カナードと内側のエレボンの双方を用いる。
ラファールは、カナードを装備した無尾翼デルタ翼機である。
後退角は45度で非常に穏やかな形状をしており、
翼端をカットした台形型のクリップデルタである。
低翼機は地上からのクリアランスが小さくなるため、
ミサイルをはじめとした大型兵装が搭載しづらいなどの欠点があり、
それを補うために中翼配置を採用、
主翼の付け根の前方の延長線上にカナードを装備した、
いわゆるクロースカップルド・デルタ配置になっている。
武装は、翼端にミサイルランチャーがある。
静的安定性弱化がなされており、
フライ・バイ・ワイヤにより操縦が行われている。
縦方向の制御には、カナードと内側のエレボンの双方を用いる。
特殊部隊での運用
諸元(ラファールD)
ラファールA | 技術デモンストレーター機 |
ラファールB | 空軍向けの複座型 |
ラファールC | 空軍向けの単座型 |
ラファールD | 量産型の俗称(ステルス性能向上型) |
ラファールM | 海軍向けの単座型。空母艦載機 |
ラファールN | 海軍向けの複座型。空母艦載機。予算削減のためキャンセル |
乗員 | 1-2名 |
全長 | 15.30m(50ft 2in) |
翼幅 | 10.90m(35ft 9in) |
全高 | 5.34m(17ft 6in) |
翼面積 | 46m2(495ft2) |
自重 | 9,060kg(19,975lb) |
運用時重量 | 14,710kg(32,430lb) |
最大離陸重量 | 21,500kg(47,400lb) |
動力 | SNECMA製 M88-2 ターボファンエンジン×2 |
推力 | 16,870lbf, 75kN(A/B)×2 |
最大速度 | 2,125km/h (1,147kt) |
最大マッハ数 | Mach 2.0 |
戦闘行動半径 | 1,850km(1,000nm) |
上昇限度 | 16,750m(55,000ft) |
翼面荷重 | 65.5lb/ft2(320kg/m2) |
推力/重量 | 1.2 |
固定武装 | 30mm機関砲 1門 |