ロシアの航空機製造会社カモフで開発された多目的ヘリコプター。
Mi-8より小型で軽快な機体
Mi-8より小型で軽快な機体
Ka-60は、Mi-8シリーズの後継機として開発された。開発はソ連時代の1984年にカモフ設計局で始められ、1997年に原型機であるKa-60-1が完成、1998年に初飛行を行った。
カモフは従来同軸反転式ローターを採用したヘリコプターの設計を得意としてきたが、Ka-60では直径13.5 mの通常型5枚ローターを採用した。そのためKa-60にはテールローターが必要となったが、カモフではダクテッド・ファンテールローター方式を採った。