FAXの送信にかかる時間

FAX送信の仕組みにあるように、送信原稿の白と黒の部分は符号化されて圧縮されて送信されます。
A4文書1枚を送信するのには、だいたい60秒かかると言われています。お知らせ文書のように白い部分が多い原稿は、容量が軽くなり送信時間も短く済みます。
逆に写真のように白と黒がクッキリ分かれておらずグレーの部分が多くなる原稿は、白と黒のピッチが細かくなるため圧縮できず容量が重くなります。写真やカラー原稿をFAX送信すると時間がかかってしまうのは、容量が重くなっているからなんです。

インターネットFAXのFAX送信時間は?

インターネットFAXでOffice文書などを送信する場合、ファイル容量によってFAXの送信時間が変わってきます。
一般的には50KBの文書をFAX送信には約60秒かかると言われています。その時の通信状況にもよりますが、容量が大きくなるほど送信にも時間もかかります。

では、実際どのくらいの時間がかかるのでしょうか?
今回、50KB、100KB、500KB、1.5MBのファイルを用意して、実際にインターネットFAXを使って送信をしてみました。
送信から受信までの時間を計測した結果は、次の表のようになりました。
ファイル容量 送信にかかった時間
50KBのExcel 1分
100KBのJPEG 1分20秒
500KBのPDF 2分
1.5MBのExcel 4分
ファイル容量が大きくなるほど送信に時間はかかりますが、必ずしも容量に比例しているわけではなさそうです。

ファイル容量と送信時間についてご説明しましたが、それはインターネットFAXの送信料金と関わりがあるからです。

インターネットFAXで気を付けたいFAX送信時間について

インターネットFAXは送信料金が安いことが特長のひとつとなっていますが、その裏には気付きづらい落とし穴が存在しています。

送信料金を見てみると、「一律」や「c」という言葉が目につくかと思います。それぞれの言葉について、解説していきます。

一律料金

一律」は送信にどれだけかかっても、表示の料金しか請求されないことを表しています。
明朗な料金体系なので、想定外の請求が発生することも無く料金も予測しやすいです。

60秒で1ページ

60秒で1ページ」とは送信時間が60秒ごとに1ページがカウントされることを表します。これが曲者で、例えば1枚のFAX送信に70秒かかった場合、請求される金額は2枚分の料金となってしまいます。
70秒で済めば被害は少ないですが、もし気付かないうちに何十メガもある重いファイルを送信してしまい、送信に何時間もかかってしまったら・・・。たった1枚のFAXを送るだけで、途方もない金額を請求されてしまいます。

このような被害を防ぐためにできることを、幾つかご紹介します。

FAX送信時間を短縮する方法

  1. 送信前にしっかりとファイルの容量を確認する。
  2. 送信するファイルの容量が小さくなるよう編集する。
  3. 撮影した写真はそのまま送らない。
  4. スキャンしたデータをそのまま送らない。
  5. 大量の送信をする際は、サポートセンターなどに相談する。

この予防策を実施するだけで、予定外のトラブル発生を避けることができます。