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苔寺


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西芳寺(苔寺)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、重森千靑著『京の庭』(ウェッジ・2003)ほか


概略
西芳寺 (さいほうじ)は、京都市西京区松尾にある臨済宗?の寺院。一般には通称の 苔寺 (こけでら)で知られる。山号を洪隠山(こういんざん)。開山は行基、中興開山は夢窓疎石である。古都京都の文化財の一部として世界遺産に登録されている。

歴史
寺伝によると西芳寺のある場所は聖徳太子の別荘であったものを、奈良時代の僧・行基が寺にしたもので、当初は西方寺と称し、阿弥陀如来を本尊とする法相宗の寺であったという。その後、空海法然?などが入寺したと伝える。近くにある松尾大社?の宮司藤原親秀?は、暦応2年(1339)に当時の高僧であり作庭の名手でもあった夢窓疎石を招請して、すっかり荒れ果てていたこの寺を禅寺として再興した。もとの寺名「西方寺」は、西方極楽浄土の教主である阿弥陀如来を祀る寺にふさわしい名称であるが、夢窓疎石はこれを西芳寺と改めた。「西芳」は「祖師西来」「五葉聯」という、禅宗の初祖達磨に関する句に由来するという。伽藍は応仁の乱でほとんどが焼失。江戸時代には2度にわたって洪水にも見舞われて荒廃した。昭和52年(1977)からは一般の拝観を中止し、往復はがきによる事前申込み制となった。拝観は写経などの宗教行事に参加することが条件となっている。

伽藍

庭園

上下二段に分かれ、下段は黄金池を中心とした池泉回遊式庭園、上段は枯山水庭園となっている。様式的には回遊を主体とした作りとなっているが、以前は舟遊式庭園でもあった。池には朝日島、夕日島、霧島と呼ぶ3つの島があり、池の周囲は100種類以上といわれる苔で埋め尽されている。現存しないが、夢窓疎石が入山した際に作られたとされる楼閣建築「瑠璃殿」から眺められるよう設計されている。また各島々はもともと白砂が敷かれており、現在のような苔むした姿になったのは江戸末期以降である。庭園上段にある石組は後の枯山水庭園の手本ともなった傑作。庭園内には湘南亭、少庵堂、潭北亭の3つの茶室がある。国の特別名勝及び史跡に指定されている。またこの庭園に影響を受けて作られたものに鹿苑寺庭園や慈照寺庭園などがある。

西来堂

西芳寺の本堂で、昭和44年(1969)に建立された。本尊は阿弥陀如来堂本印象筆の襖絵を飾る。

湘南亭

夢窓疎石の時代に建てられ、その後荒廃していたのを、千利休?の次男・千少庵?によって慶長年間に再興された茶室。板貼りの露台(バルコニー)をもつ。幕末には岩倉具視がここにかくまわれていたことで知られる。

小庵堂

千小庵?の木造をまつる。大正9年(1920)に建立。

潭北亭

昭和3年(1928)、陶芸家の真清水蔵六から寄進された茶室。「湘南亭」「潭北亭」などの建物の名称は中国の禅書『碧巌録』に出てくる句にちなむもの。

文化財

国宝

なし

重要文化財(建造物)

湘南亭

重要文化財(美術工芸品)

絹本著色夢窓国師

特別名勝

西芳寺庭園

史跡

西芳寺庭園

拝観情報
住所 京都市西京区松尾神ヶ谷町56
電話番号 075-391-3631
拝観時間 申込制
拝観料 志納3,000円
アクセス 京都バス「苔寺」下車徒歩3分
駐車場 なし
※拝観は、往復はがきに参拝希望日と人数、代表者の住所・氏名を明記し、西芳寺参拝係宛に希望日の7日前迄に着くように申込む。拝観時間は返信はがきにて連絡される。

主な行事

その他

京都検定出題

平成16年(2004)第1回京都検定3級出題
「多くの種類の苔が境内を覆い、緑の絨毯を敷きつめたような美しさから通称苔寺と呼ばれる寺院はどこか。」

平成17年(2005)第2回京都検定2級出題
「世界遺産に「古都京都の文化財」に登録されている寺社等は、文化財保護法に基づく国宝建造物もしくは特別名勝の庭園があるものに限られているが、国宝建造物がある寺院は次のうちどこか。 (ア)西芳寺 (イ)慈照寺(銀閣寺) (ウ)天龍寺 (エ)鹿苑寺(金閣寺)」
「苔寺で知られる西芳寺の庭園を造った僧侶は誰か。」

リンク


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