とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
激動のサバイバルが終わり、上条以下全員の怪我も治ってバーチャル結婚式で一方通行がまた鼻血を出した翌日。

とある高校の男子寮で。

土御門元春が言う。

「この状態をどうすりゃいいのかにゃー…」
するとその隣わずか5センチから声が。
「ホントに困ったねー。」
声の主は。

白雪月夜。

ここの所一緒に寝ることの多い二人であり、今現在置かれている状況も何度も経験しているが、それでも言わざるを得ない。

「月夜の寝相が悪すぎだぜい。」
「私のせい!?ちょっとそれはひどくない?」

どういう状況かと言うと。

「ここまでからまったらどうやって起き上るのか分からないにゃー!!」

ハイ、この二人絡まってます。

「ちょっ!元春動かないで!!動くとっ!!…あぅっ!そこ触られると…ッ!」
「やめろ月夜!朝から耳元でそんな声出されるとー理性が崩壊するーっ!!!!!」

とまあこんな感じで土白が朝から昨夜に続いての第3ラウンドに突入した頃。

隣の部屋では。

「何か朝からまたやってるなあの二人。」
「まったくねえ。ここ壁薄いから昨日は寝れなかったじゃない/////」

「しかも今日はシェリーにつきあう罰ゲームだし…不幸だ。」
「まあいいじゃない。今日は土曜日なんだし明日休めばいいじゃない。」

それもそうだなと言い、朝食を楽しむ上琴。


だがこの時彼らはしらなかった。


シェリーの手伝いと同時に常盤台のお嬢様の相手(ヤバい意味で)をすることになるとは。



 その頃、インデックスとステイルが勤める教会では二人の女性がいがみ合っていた。

「シェリー、飾利から離れなさい。いい加減にしないといくら温厚は私でも怒りますよ?」
「おー怖い怖い。なあ飾利。こんな怖い神裂がいる学園都市なんか離れてさ、うちの女子寮に来なさいよ。あんたなら大歓迎だからさ♪」
「う~~~~、シェリーさんってばさっきから頭撫ですぎです~~~。くすぐったいじゃないですか~~~」
「シェ、シェリー・クロムウェル! その羨ましい手をどけなさい! そして飾利を私に返しなさい!」

 神裂とシェリー、二人の女性は男を取り合ってるのではなく初春を取り合っていた。
 実はシェリー、初春の花飾り+彼女の容姿に芸術(アート)を見出し、さらに彼女の性格や仕草も気に入ってしまったのだ。
 そのせいもあって合宿の次の日のデート(初春と神裂と建宮の変則デート)にも乱入、見事にぶち壊し、神裂との今の関係に至っている。

「やれやれ。毎度のことながら良く飽きないね、あの二人」
「そうだね。かざりはかざりで楽しそうだし、かおりもシェリーもじゃれ合ってるだけだから心配するのも無駄になってきたんだよ」
「……インデックス、せめて彼女達の足元にボロ雑巾のように転がってる建宮の心配はしてあげよう。これも毎度のことだけどね」

 その様子を温かく見守っているのはインデックスとステイル、そして初春達の足元でボロボロにやられて倒れているのは建宮だ。
 ここ最近ではこんな光景がほぼ毎日繰り広げられているので誰一人として本気で心配する者は居なかった。
 そこへ来訪者、ネセサリウスでは新入りの闇咲がやって来た。

「初春、こちらの準備は全て終了した。あとは君達が来れば完璧だ」
「わざわざありがとうございます闇咲さん。じゃあシェリーさん、行きましょうか♪ 新型ゴーレムの性能テストを兼ねた罰ゲームの始まりです」
「お、もうそんな時間か。ところでさ飾利。本当に思いっきりやっても大丈夫なのかい? 私としてはありがたい話だけどさ」
「問題ありませんよ。ジャッジメントの訓練所、それに兵器試験場も今日一日は私達の貸切りですから♪ こちらの情報が漏れる心配もありません」

 魔術師達には初春のやったことの凄さはイマイチ分からないが、第二学区をほぼ貸切状態にした初春の手腕は凄いというよりも異常の域に達しているのだ。

「それにしてもさ、飾利がネセサリウスのサポートをするって聞いた時は心配してたけど、ホント色々とやってくれて助かってるよ♪」
「当たり前です。飾利は私の可愛い妹なのですからそれくらいは朝飯前なんです!」
「神裂、別にあんたを褒めたわけじゃないから。つーかあんたは付いて来なくていい。大人しく建宮連れて帰りな」

 再び始まった神裂とシェリーの喧嘩を無視して、初春は罰ゲームと言う名のシェリーの新型ゴーレムの性能テスト開始の旨を参加者にメールで伝えた。
 参加者の当麻、土白、一方通行、浜面(浜面はシェリーの要望)よりも早く現地入りする為に教会を出ようとする。

「闇咲さん、重いかもしれませんけど建宮さんを背負って来てくれますか?」
「分かった」
「インデックスさんとステイルさんはどうします?」
「わたしもシェリーの新しいゴーレムがどんなものか興味あるから行くんだよ」
「暇だから僕も同行させてもらうよ(インデックスが行くのなら当然僕も行くに決まってる。彼女は僕が守るのだから)」

 こうして初春、インデックス、ステイル、闇咲、気絶中の建宮は第二学区へと出発することに。
 喧嘩してる神裂とシェリーは自分達以外に誰も居ないことに気付き、慌てて初春達の後を追うのだった。
 そして罰ゲーム参加者もまた、初春からのメールを受け取ると、それぞれに第二学区へと向かう準備を始める。




「あの美琴さん。なんで一緒について来るのでせうか?」
「なんでって、当麻の近くに居たいからだもん。邪魔はしないから。」
「分かった。じゃあ、行きましょうか。」

と言うと、上琴は第二学区に向かった。
また、土白、一方通行、浜滝も同様に第二学区に向かった。
また、滝壷は美琴と同じ理由で浜面について行き、打ち止めは行こうとしたが、一方通行に来ない方がいいって言われたので来なかった。

そして数十分後、上琴、土白、一方通行、浜滝は第二学区のジャッチメントの訓練場に着いた。

「皆さん着きましたね。その前に言っとくことがあります。一応ゴーレムは本気で戦いますので気よ付けて下さい。」
「「「「「ええええええええええええええ!!」」」」」

みんなは、本気で戦うとは思っていなかったのだ。

「ちょっと待つにゃ。本気で戦うって聞いていないぜよ!!」
「だって言ったら来なかったでしょ♪しかも本気で戦わないと意味無いではないですか♪」

  • *1)))))

上琴、土白、一方通行、浜滝は初春が恐ろしいと思った。
また美琴は、初春が恐ろしいと思った事と昔の初春に戻って欲しいとも思った。

「それじゃあ、五人とも準備はいいですか?」
「「「「「準備いいわけ無いだろう(にゃ)(がァ)!!」」」」」

「そんなこと言ってないでさっさと殺るぞ。」
という事で五人とも納得いかなかったが、新型ゴーレムの性能テストが始まった。


「じゃあまずはコイツのテストからいくとしようか。行きなモトハル2nd!」
「「Nya~~~~~~~」」

 シェリーが造り出したのはオルソラの乱で当麻と浜面を苦しめたゴーレム・モトハルの二代目ことモトハル2nd、しかも2体。
 ゴーレムの性質上、全身形態を2体以上作れないので2体が限界なのだが。
 モトハル2ndの泣き声がかなり脱力効果を与えるのだが、それを帳消しにするほどの速度でモトハル2ndが5人に襲い掛かる。

「うわっ! こいつ前の土御門モドキより早いぞ!」
「おいおいこんなの冗談じゃねーぞ! しかも前より戦い方が気のせいか器用にあだっ!」

 かつてモトハルと戦ったことのある当麻と浜面はモトハル2ndの性能向上に驚きを隠せない。
 一方、モトハルの劣化バージョンしか知らない土御門、一方通行、月夜はモトハル2ndの動きにビックリしている。

「おい本物。あれお前と同じくらいの強さじゃねェか! 責任取れコラァ!」
「本物とか責任とか変なこと言うにゃー! 俺だってビックリしてうおっ、危なっ!」
「た、確かに早いし攻撃の組み立ても見事だけど私の吹雪ならチョチョイのチョイだよ♪」

 そう言うと、月夜はモトハル2ndをまとめて吹雪の竜巻で粉砕する。
 しかしそこへ初春が笛を吹いて月夜の所へ近づくと、とんでもない規制をかける。

「白雪さんの吹雪、瞬間凍結は禁止です。これはあくまでシェリーさんのゴーレム性能テストですからあの手の広範囲攻撃は禁止です」
「えーっ! じゃあ私はどうすればいいの? 他に戦い方なんて知らないよ!」
「合宿の時にやったという氷の翼と剣、あれならいいです。これを機にそっちの戦い方を覚えましょう」

 初春に言われて氷の翼や剣を使った戦い方も磨きたいと思っていた月夜は快く了承した。
 次に初春は土御門、一方通行を呼び寄せて彼らにも規制をかける。

「土御門さんは術の使用は禁止です。みんなも巻き添えにしますからね。一方通行さんは電極の充電は2回までです」
「にゃー、確かに『赤ノ式』も『黒ノ式』も周りを問答無用に巻き込むから仕方ないぜよ」
「ちょっと待てコラァ! 充電二回ってこたァ一時間半しか能力使えねェってことじゃねーか! それで5時間休憩無しは地獄だぞ!」
「アホ毛ちゃんを連れてこなかったのが悪いんですよ。そうしたら4回充電出来たのに。2回でも譲歩したんですよ、だってそうしないとホラ」

 土御門は初春の規制を素直に受け入れると、拳銃(弾はゴム弾)を取り出した。
 一方通行は拳銃を持ってきてなかったので能力オンリーでやらないといけないわけだが、充電が2回だけなことに文句を言う。
 しかし初春が指差す方向を見ると、そこには当麻が怒りのオーラ全開で立っていた。

「アクセラ、お前のチョーカーの充電、美琴にやってもらうんだぞ。本当ならお前に充電なんてさせたく無えんだけど2回で妥協したんだ。感謝しろ」
「お、おォ、感謝するぜ……(あンの焼きもち焼きがァ! そんなに俺とアイツが近づくのが不満かァ!)」

 一方通行の心での指摘通り、当麻は単に一方通行と美琴がいちゃつく(当麻視点)のが不愉快なだけだった。
 結局、一方通行も初春の提案を受け入れると、チョーカーのスイッチを入れるタイミングを考え始めるのだった。

「飾利、俺と浜面には何か制限とかあるのか?」
「当麻お兄ちゃんと浜面さんにですか? どうしてお二人に制限とか規制がいるんです?」

 初春からの規制が何も無かったこと、彼女からの悪意の無い毒舌に当麻と浜面は心に大きなダメージを負うことに。

「ちなみに残り2時間になったら大きな新型ゴーレム……そうそう、エリハル弐号機に変わりますからそのつもりでいて下さいねー♪」

 エリハルを知っている当麻と浜面、そして美琴は残り2時間が地獄になりそうな予感がした。
 かくしてモトハル2nd(2体)VS当麻&土白&一方通行&浜面が再開されることに。



「あれをどうすれば良いんだにゃ」

土御門達は、モトハル2ndに苦戦していた。

「元春、考えている間、一体戦ってていい?」
「月夜何をするつもりなんだにゃ。」

「いや、ただ単に氷の翼と剣の特訓したいだけだけど。」
「そう言うことならカミやん、カミやんも月夜と一緒に時間稼ぎを頼むぜよ。その間に作戦を考えているからにゃ。」
「分かった。」

そう言うことで、上条と白雪でモトハル2ndを一体ずつ戦い、時間稼ぎをすることにした。

「でも、二人だけで大丈夫なのかァ?」
「多分大丈夫だろうにゃ。にしても、月夜から頼んでくるとは思わなかったにゃ。」

「そんなことより、二人が時間稼ぎしている間にどうするか考えようぜ。」
「そうだったにゃ。」

という事で土御門、一方通行、浜面で作戦会議が行われた。



「で、どうすんだよ?」
「正直言えば術者のシェリーを倒せばそれで終わりだろうけど、これはあくまでゴーレムの性能テストを兼ねた罰ゲームぜよ」
「それが一体どうしたってンだァ?」

 自分の言っている意味を理解していない一方通行に土御門はサングラスの上からでも分かるような哀れみの視線と小ばかにした笑いを送る。
 激怒する一方通行を必死に抑える浜面に感謝すると共に、土御門は二人に説明をする。

「もしそうしたとして残り時間はどうするつもりぜよ? 誤魔化しは効かないんだぜい。あれを見てみるにゃー」

 土御門が指差す方向にはビデオカメラを片手にこちらの様子を撮影してる建宮の姿があった。
 そして一方通行と浜面は理解した、この映像を後で小萌たちに提出するのだと。

「なるほどなァ。証拠映像が残されンなら下手な真似したら更に罰ゲームが追加される可能性があるってわけか」
「そうゆうことにゃー。まあ、ここはあのカッコいい俺にそっくりのゴーレムをガンガン破壊、修復する間に体力を回復。これでいくぜい」
「確かにそれしか無さそうだ。後は余計なダメージを喰らわないようにしないとな。あの土御門モドキ、土で出来てるから攻撃痛いし」
「だなァ。あの不細工な土御門そっくりの土人形の攻撃はちとやグオッ!」

 土御門のことを不細工と言った一方通行の後頭部に当てた一撃は、月夜の氷の翼から放たれた氷の羽の弾丸だった。
 味方からの攻撃にまたも怒ろうとしたが、土御門と浜面に説得されて怒りを収めると、2人と一緒に戦線に復帰した。
 一方、シェリーはモトハル2ndの自分でも予想外のいい動きにちょっとばかり驚いてた。

(まさか土御門の血を混ぜただけでここまで土御門の動きを投影するとはね。こいつはいい収穫だ。サバイバルの時、建宮にあいつの血を回収させて正解だったよ)

 土御門の血液を触媒に組み込んだモトハル2ndの動きは実に見事で、当麻の右手を喰らわないように彼の死角から攻撃を繰り出している。
 月夜の氷の翼による空中からの攻撃にも最初は押されていたが、本人同様の応用力を発揮し、徐々に攻勢に出始めていた。
 罰ゲーム開始から一時間、疲れを知らないモトハル2ndと人間なので疲れる当麻、土白、一方通行、浜面に差が出始めていた。

「ハァ、ハァ、ハァ……。さ、さすがにぶっつづけであのゴーレムと戦り合うのはちょ、ちょっと辛いな……」
「ゼェ、ゼェ……。よ、よし、ここからは俺が30分、あ、あいつらの相手する。て、てめェらはその間、や、休ンでろ」

 そして一方通行は他の4人の体力回復の為に一度目の能力使用に踏み切り、モトハル2nd二体を相手にするのだった。



そのころ、常盤台中学女子寮。
正確には第7学区にないほうの寮で危険な話し合いが行われていた。

ところで皆さんは女子しかいない空間でバスと学校と寮しか知らない状況に置かれた
箱入り娘がどうなるか想像したことはあるだろうか?

はっきり言ってお年ごろ。
しかし異性とのかかわりは極限までカット。
まあ大覇星祭などではあるかもしれないが、はっきり言ってそんな状況でも気心の知れた女同士で固まって行動するので全く交流はないと言っていい。
さらにこの学校には『派閥』まであるので単独行動をとることはしにくい、という現実がある。

そのような状況で怒るのは…。

白井ほどではないが若干百合っぽい尊敬。
尊敬が向けられるのが高位能力者なのは言うまでもないことで。

結果。


「御坂様がどこの馬の骨とも知れない殿方と付き合ってるのは到底許せませんわ!!」
「聞けばレベル0と言うではありませんか!」

という事態となる。
そりゃそうだ、自分達はレベル3以上なのだから。

ここに。


戦争の勃発は回避不能となった。




そのころ黒子は、ジャッジメント第一七七支部にいた。

「はぁ。せっかくの土曜日ですのになんでジャッジメントがありますの?」
「そんなこと言ってないでパトロールに行ってきなさい!!」

黒子は、固法先輩に言われたので、パトロールに行った。
だが黒子はこの後、上琴の交際を認めていない常盤台の生徒に捕まるとは、まだ知らなかった。

「はぁ、早くパトロールを終わらせて○○様とあんなことやこんなことをしたいのに…」

黒子はため息をつきながら、独り言を言ってた。

「なら早く終わらせませんとね。」

黒子がやる気を出したその時!!

「あら、皆様方どういたしましたの?」

黒子の前には、上琴の交際を認めていない常盤台の生徒達がいた。

「白井さん。おとなしく捕まってくれませんか?」
「どうして捕まらなくてはならないですの?」

「御坂様とその彼氏を離すためです。」
「そう言うことでしたらお断りしますの。」

黒子がテレポートしようとしたとき!!

「ッ!?どうしてテレポートが出来ませんの?」
「AIMジャマーを使いましたので当たり前でしょ♪」

「どうやら捕まるしかありませんね。でも、あの二人を離すなんてムリだと思いますけど。」

黒子は逃げ道も無かったので、捕まってしまった。
そして数分後、黒子のケータイから黒子が捕まったことが青ピにメールで伝わった。





「黒子はん!!どうして捕まったんや!?」

青ピは黒子が捕まってしまったのでどうすれば良いのか分からなかった。

また、メールの内容は…
『白井さんの彼氏様。今、白井さんは私達が捕まえています。白井さんを解放して欲しいなら御坂様か御坂様の彼氏に伝えてください。常盤台の女子寮に来るようにと言ってください。』
っと書いてあった。

「とりあえずカミやんに電話するや。」

ということで上条に連絡した。

『もしもし』
「カミやんか。大変なことになったや。」
『あの、私は当麻お兄ちゃんではなく初春ですけど。それで青髪さん、どうしたのですか?』

青ピは上条に連絡したんだが、相手は初春だった。

「なぜカミやんに電話したのに初春はんが出るんや?」
『今、当麻お兄ちゃんは合宿の罰ゲームをしているので荷物を預かっているんですよ。』

「そうなのか。ならカミやんに伝えてくれや。今、黒子はんが常盤台の生徒に捕まって、解放して欲しいならカミヤンか御坂はんを常盤台の女子寮に連れて来いと言ってきたんや。」
『白井さんが捕まったのですか!!でも、当麻お兄ちゃんは今、行けませんよ。』

「分かっているからどうすれば良いのか分からないのや。」
『じゃあ、こう伝えてください。『今、俺と美琴はすぐには女子寮に行けないので第二学区に来い。』って言ってください。』

「でも、そう簡単に来ると思うかや?」
『目的は当麻お兄ちゃんと美琴お姉ちゃんだから絶対来ますよ。』

「でも、そっちに行かせて良いのかや?」
『大丈夫ですから伝えといてください。』
「分かったや。」

というと、電話を切った。
そして青ピはメールでこう書いた。
「カミやんが、言ってたけど『今、俺と美琴はすぐには女子寮に行けないので第二学区に来い。』だってや。」
っと書き、青ピは黒子のケータイにメールを送った。

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注釈

*1 (((((お、恐ろしい

*2 な、何かすっげえ悲しい気分……