とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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「ちなみに、あの人は家庭の事情で出掛けておりますわよ?可愛がってあげますわよ?」
「不幸だ……」

この女王様キャラのお嬢様はとぉってもSだった。

(ん?女王様キャラ?……………ああ、あれでも出すか。)

上条は急いで携帯を取り出し、画像フォルダから例のあれを取り出す。

「ええい!!ひかえひかえひかえおーろー!!これが目に入らぬかあ!!」

心理掌握がどれどれと画像を見ると固まった。

「俺に手を出すと、イギリスの王女様達が黙ってないぜ?」

この男、ハッタリだけは一人前である。

「ほ、本物!?」
「そうだよ、ちょっとイギリスのお偉いさん達が俺を必要として、クーデターの首謀者をちっとばかし殴りに行ってな?感謝状並の働きだったぜ?」


すると、常盤台の生徒達は、
「あ、そのクーデターの話知ってますの!」
「たしか・・・感謝状をもらったのは馬じゃ・・・」
「宮殿までの何十kmも一匹で女王様を乗せていったという・・・」
「「「まさか!?」」」
「「「馬並○○○!?」」」

「なぜそうなる!?」

やっぱり常盤台の生徒はどこかねじが抜けていた

「やはり、嘘の可能性が高いですわね」
「ま、まて、それなら今、電話してみるか?」
「出来るものならしてみればいいですわよ」

(誰にかけようか・・・)
1、女王エリザード
2、リエメア
3、キャーリサ
4、ヴィリアン


「……あの人達、まともじゃないんだよな……。」

ええい!!もう勢いに任せて城事態に電話を掛ける。

『お?上条当麻か?』
「その声はエリザード様!!説明を少々省きますが少々わたくしめのクーデターの時の働きぶりを証明してほしいのですが!?」
『まあ貴様の頼みなら仕方がない。』
「ははー!!ありがとうございます!!」

上条は携帯を心理掌握に押し付ける。

「どちら様でしょう?」
『ん?私はただの一国の女王だが?』
「でわ、女王という事を証明して頂きたいのですか?」
『あー、そりゃ困った。生憎私は電話で話しているからテレビ電話に出来ないんだ。上条に代わって貰えるか?』
「ええ、分かりました。」

心理掌握は上条に携帯を渡し、少々勝ち誇った顔をする。

「どうなったんだ!?」
『生憎、私が疑われてしまってな、私の携帯にテレビ電話で掛けろ。』
「分かりました。あっ、それと騎士団長から聞いたんですけど、ジャージは勘弁してくださいね?」
『ぬわにー!?急いで着替えなければ!!』

そう言って向こうから電話を切った。上条は器用な右手でスムーズにテレビ電話で女王に掛けた。

『間に合った!!何とか間に合った!!』

何とか上条が見たことあるドレスに着替えていた。

「それじゃ今度こそよろしくお願いします!!」
『任せとけぇい!!』


「こっほん。何か質問はあるかね?」
「じゃあ、何で、イギリスの女王様なのに日本語ぺらぺらですの?」
「それはだな、外交をやっていく上で必要な言語はすべて覚えなければいけないからな。そうだ、お前達はイギリス英語が出来るか?」
「大体はできますけど・・・」
「そちらの方が都合がいいのであわせてもらえぬか?」

以後、訳したものを

「他に、質問は?」
「じゃあ、上条当麻とはなぜ知り合ったのですの?」
「それは、ちょっと教えられないな」
「じゃあ、女王であることを簡単に説明してくださいですの」
「そうだな・・・じゃあ今から宮殿を映す。それでよかろう」
「そうですわね」

当麻は英語がほとんどわからないため、何を話してるかさっぱり分からなかった

「これでどうだ?」
「わかりましたわ。あなたは本物の女王様ですの」
「わかればよい」

以下、日本語

「ありがとな。エリザードさん」
「いやいや、こんなのお前さんからしてもらった事に比べれば何てこと無いだろう」
「そんなことねーよ。」
「また今度イギリスに来たら連絡をくれ」
「今度こそ観光で行きたいもんだな。じゃあな」
「おう」

「どうだ?わかったか?」
「分かったも何も顔見た時点で嘘ついているかどうかくらい分かりますわよ」
「そうだったな。じゃあ、そういうことで」
「さようなら・・・ってオイ!」

「なんだ、まだなんか用件があるのか?」
「いやいや、テレビ電話が本題ではないのですわよ」
「じゃあ、なんだ?」
「・・・なんでしたっけ?」

「それじゃ!」

常盤台の生徒は当麻が走って去っていくのを見ているだけだった・・・

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