「お、お兄ちゃん!!ちょ、超話しがあります!!」
「ん?なんだよ最愛?」
「じ、実はですね?わ、わわわわわわわ私!!お兄ちゃんの事が、超好きなんです!!」
「ん?なんだよ最愛?」
「じ、実はですね?わ、わわわわわわわ私!!お兄ちゃんの事が、超好きなんです!!」
(あの女!!私を出し抜きやがった!!)
(うんうん、最愛よく頑張った!!)
(うんうん、最愛よく頑張った!!)
だが、
「おお、俺も妹として好きだぞ」
…………………………………………………………………………はぁ?
これがその場にいる女達の感想だった。
この超鈍感男、一斉一大の告白をさるりとスルーしやがった。
これがその場にいる女達の感想だった。
この超鈍感男、一斉一大の告白をさるりとスルーしやがった。
「超違います!!私は!!一人の男として好きなんです!!一人の異性として超惚れたんです!!」
「…………えっと、絹旗?俺はさぁ……」
「超ストップ!!返事は入りません!!私は自分の気持ちを言えただけで十分ですから!!」
「わかった、じゃあ絹旗、これだけ言わせてくれ」
「超何ですか?」
「嬉しかったぞ」
「////////////!!」
「…………えっと、絹旗?俺はさぁ……」
「超ストップ!!返事は入りません!!私は自分の気持ちを言えただけで十分ですから!!」
「わかった、じゃあ絹旗、これだけ言わせてくれ」
「超何ですか?」
「嬉しかったぞ」
「////////////!!」
上条はあえて何が嬉しかったかは言わなかった。だが絹旗はそれだけで十分だった。これ以上の事を言われたら悶え死んでいただろう。
上条当麻、最後の最後までフラグを立てる男だった。
「最愛、ちょっと話を変えるんだけど、一緒に住まないか?」
「え、それは超どういう事ですか?」
「え、それは超どういう事ですか?」
「えーと、最愛の告白は嬉しかったから、俺と美琴と一緒に住まないかって思ったから。」
「でも、お兄ちゃんとお姉ちゃんの邪魔をするつもりは超無いのですから、それにまだお姉ちゃんに超聞いてないじゃないですか!」
「でも、お兄ちゃんとお姉ちゃんの邪魔をするつもりは超無いのですから、それにまだお姉ちゃんに超聞いてないじゃないですか!」
「なあ美琴、最愛と一緒に住んでも良いよな?」
当麻はいきなり部屋の外に居る美琴に話し掛けていた。
当麻はいきなり部屋の外に居る美琴に話し掛けていた。
「え、別に良いんじゃない?」
美琴はいきなり当麻から話し掛けてきたのでちょっと驚いていた。
美琴はいきなり当麻から話し掛けてきたのでちょっと驚いていた。
「ほら、俺も美琴も一緒に住んで良いって言っているんだから良いんだよ。」
「でも、私は二人の邪魔を超したく無いですから…」
「でも、私は二人の邪魔を超したく無いですから…」
「別に最愛と一緒に住んでも邪魔にならないだろ。それに部屋がまだ余っているから大丈夫だよ。」
「それでも私は…」
「それでも私は…」
「じゃあ、明日までにどうするか考えておいてくれ。」
「超分かりました。」
絹旗は上琴と住むのか明日まで考えてくれと言われたので明日まで考えておくことにした。
当麻と絹旗がそんな話をしていたら美琴とレッサーが部屋に戻ってきて、浜滝がお風呂から出てきた。
「超分かりました。」
絹旗は上琴と住むのか明日まで考えてくれと言われたので明日まで考えておくことにした。
当麻と絹旗がそんな話をしていたら美琴とレッサーが部屋に戻ってきて、浜滝がお風呂から出てきた。
浜面はその場に居合わせていなかったので絹旗のスッキリした表情とか、レッサーの髪の毛がチリチリになっている理由が分からなかった。
しかし滝壺は絹旗の表情の理由も、レッサーの髪の毛の理由も何となく察していた。
しかし滝壺は絹旗の表情の理由も、レッサーの髪の毛の理由も何となく察していた。
「……何かあったのか?」
「大丈夫、分からなくてもはまづらは特に困らない」
「大丈夫、分からなくてもはまづらは特に困らない」
滝壺にとっては慰めだったのだが、浜面にとっては少し毒舌気味に聴こえたので軽く落ち込む。
浜滝がお風呂から上がってきたのを見て、当麻は何の気なしにこんなことを言い放つ。
浜滝がお風呂から上がってきたのを見て、当麻は何の気なしにこんなことを言い放つ。
「じゃあ最後は最愛とレッサーだな。二人とも、風呂入って来いよ」
絹旗もレッサーも内心では『嫌だッ!!』って思っているが、そんなこと言えるわけが無い。
「お兄ちゃんの言うことですからね、超受け入れます。レッサーさん、超早く行きますよ」
「(本当は一人で入りたかったのに……。でもあの二人が怖いから我慢です)待って下さいよ、絹旗さん」
「(本当は一人で入りたかったのに……。でもあの二人が怖いから我慢です)待って下さいよ、絹旗さん」
絹旗とレッサーは一緒にお風呂場に向かったが、決して仲良くとはいかなかった。
二人は上琴と浜滝がいる部屋を出てお風呂場に着くまでの間、ちょっとした口喧嘩をしていたのだから。
二人は上琴と浜滝がいる部屋を出てお風呂場に着くまでの間、ちょっとした口喧嘩をしていたのだから。
「全く油断も隙も無いですね、見た目と違って。まさか上条さんに告白するとは。まあ、結果は残念でしたけど♪」
「やれやれ、超分かってませんねレッサーさんは。私にはあれで超充分なんです。結果は見えてましたし、気持ちを超伝えることが出来ましたから」
「はあ、そうゆうものですか(ふっ、これで障害は一つ減りました。勝負は皆が寝静まった時! 私のせくしぃなテクニックで上条さんを篭絡します!)」
(また超懲りないことでも考えてるのでしょうね、この人は。でもお兄ちゃんとお姉ちゃんの絆は誰にも破られないので超心配無用ですけど♪)
「やれやれ、超分かってませんねレッサーさんは。私にはあれで超充分なんです。結果は見えてましたし、気持ちを超伝えることが出来ましたから」
「はあ、そうゆうものですか(ふっ、これで障害は一つ減りました。勝負は皆が寝静まった時! 私のせくしぃなテクニックで上条さんを篭絡します!)」
(また超懲りないことでも考えてるのでしょうね、この人は。でもお兄ちゃんとお姉ちゃんの絆は誰にも破られないので超心配無用ですけど♪)
そうこうしている内にお風呂場に到着した絹旗とレッサー、この二人がお風呂で少しだけ仲良くなるとは思いもしないだろう。
「にしても、超スッキリしました。」
「あんな結末だったのにスッキリしたのですか?」
「あんな結末だったのにスッキリしたのですか?」
「わたしは元々二人の邪魔をするつもりは超無いんですよ。」
「じゃあ、なんで告白したのですか?」
「じゃあ、なんで告白したのですか?」
「それは、私の気持ちを超知って欲しかったからです。」
「そうなのですか。」
レッサーは、なぜ絹旗は当麻に告白してあんな結末だったのにこんなにスッキリしているのか分からなかった。
「そうなのですか。」
レッサーは、なぜ絹旗は当麻に告白してあんな結末だったのにこんなにスッキリしているのか分からなかった。
「そういえば、仕事の方は超聞かないのですか?」
「あ、また忘れる所でした。で、何人いるのですか?」
「あ、また忘れる所でした。で、何人いるのですか?」
「私とお姉ちゃんを含め、七人だと超思います。」
「そうですか。ところで絹旗さんはどうやってこっちの事を知りましたか?」
「そうですか。ところで絹旗さんはどうやってこっちの事を知りましたか?」
「私は十二月三十一日に起きた事件で天草式の人たちに超聞きました。」
「オルソラの乱の時ですか。まあ、あの事件は大勢の人数が動きましたから大体分かっています。」
レッサーはオルソラの乱が英国に居る全ての魔術師に伝わっていたので知っていた。
また、レッサーはオルソラの乱が起きる前に知っていて、本当はその日レッサーもオルソラの乱に加わりたかったのだが、『新たなる光』のメンバーと約束があったので参加しなかったのだ。
「オルソラの乱の時ですか。まあ、あの事件は大勢の人数が動きましたから大体分かっています。」
レッサーはオルソラの乱が英国に居る全ての魔術師に伝わっていたので知っていた。
また、レッサーはオルソラの乱が起きる前に知っていて、本当はその日レッサーもオルソラの乱に加わりたかったのだが、『新たなる光』のメンバーと約束があったので参加しなかったのだ。
「それにしても、さっき戦った時、私と互角なんて驚きました。」
「それは超こっちの台詞ですよ。久々に互角な戦いをして超楽しかったです。」
「それは超こっちの台詞ですよ。久々に互角な戦いをして超楽しかったです。」
「じゃあ、今度また戦いませんか?」
「それは超良いですね。じゃあ、明日戦いませんか?」
「それは超良いですね。じゃあ、明日戦いませんか?」
「分かりました。次は私か勝たせてもらいます!」
「それは超こっちの台詞です!」
絹旗とレッサーは久々に互角な戦いができるという事で生き生きしていた。
「それは超こっちの台詞です!」
絹旗とレッサーは久々に互角な戦いができるという事で生き生きしていた。
そして夜、
(ぐふ、ぐふふふふふふ♪全員完全に眠ってますし、襲うのは今しかない!!)
正確に言えば全員が布団やベッドに入ったのを確認して眠らせる魔術を使ったのだが、
(上条は起きててもおかしくありませんが、そこは私のせくしぃボディでイチコロです!!)
そう言うとばばっと服を脱ぎ、勝負下着に着替える。
(これで準備はOK!!上条当麻!!待ってろよ!!)
堂々と上条と美琴の部屋に入るとそこには……
「当麻ぁ……当麻ぁ……」
「美琴ぉ……美琴ぉ……」
「美琴ぉ……美琴ぉ……」
寝ながらディープキスしていた。抱きあいがら。
(無意識ながらも求めあってるんですか!?しかし、上条には私の体を覚え込ませてやりましょう!!)
「とうっ!!」
「とうっ!!」
身軽な体ですぐにベッドに乗る。今にも、いや、もうすでに涎が垂れている。
「さあ、さあさあさあさあさあさあさあ!!たぁぁぁぁっっっぷり私の体を叩き込ま
その時、二人の目がパッチリ開いた。
「レッサー………お前、俺と美琴の夜を邪魔するなんていい度胸してるな……」
「えっ?」
「ほんとほんと、しょうがない子ね」
「え、え?」
「えっ?」
「ほんとほんと、しょうがない子ね」
「え、え?」
「「お仕置きだ(ね)レッサー」」
「えー!?」
「えー!?」
この夜、一人の少女の叫び声が聞こえたらしい。
ちなみに、何故美琴が起きることができたかと言うと、上条に抱かれながら寝ていたのだ。
つまり、上条の右手が触れていたと言うことだ。
ちなみに、何故美琴が起きることができたかと言うと、上条に抱かれながら寝ていたのだ。
つまり、上条の右手が触れていたと言うことだ。