とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

13.5

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匿名ユーザー

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そして翌日、上琴は朝から昨日絹旗に言われた事で反省していた。

「なんか俺達、最愛に悪い事したよな…」
「そうよね。私なんか当麻の事しか考えていなかったんだもんね…」

「「…………………………………………はぁ。」」

上琴は昨日、絹旗の事を考えていなかったことにどうすれば良いのか考えていた。

「とりあえず朝食食ってから考えますか。」
「そうしましょ。じゃあ、私作ってくるから。」

と言うことで美琴は朝食を作りに行った。


そうして食事を食べ、ソファーでゆっくりしていた。

「なあ美琴」
「何、当麻?」
「せっかく最愛が気を使ってくれたんだからさ、最愛が言ったみたいにポジティブ行こうぜ?」
「うん……でもあの子の事考えるとさ……」

美琴は今とても不安だった。大好きな人といるのはとても安心できるし幸せだ。
しかし、そのせいで他の大切な物をなくしてしまう気がするのだ。
当麻だってそうだった。けれども、美琴が不安になって黙っていられる上条ではない。

「美琴、大丈夫だよ。俺達の大切なやつらはこんなモンで俺達を捨てるやつじゃない。それだったらもうとっくのとうに捨てられてるよ」
「……うん」
「それに美琴だって知ってるだろ?みんな俺達の事認めてくれてるんだ。なんにも怖いことなんてない。
だから美琴は、俺の一番大切な御坂美琴は、安心して俺のそばにいていいんだよ」

美琴はその言葉を聞いて泣いてしまった。安心して、嬉しくて、幸せで――――
だが上条は泣いてる美琴の顔を見てなぜ泣いているのかうろたえてしまう。

「どうした美琴!?俺なんか嫌な事言ったか!?」

そんなうろたえてしまう彼氏にクスっと笑ってしまう。

「違うわよ当麻、私はただ幸せなだけ……嬉し涙よ」
「それなら良かった」

そして二人は幸せを感じながら、熱い、とても熱いキスをしたのだった。

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