あつまり 集合 Assemble


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第5話「あつまり 集合 Assemble」



地上へ降りてくるやいなや、ホットロッドはコンボイの身体を抱えて出て行った
宇宙での戦闘、そして生身での大気圏突入によってコンボイの身体はボロボロ、意識もほぼ無い状態であり
かろうじて無事だったスパークコアを新しいボディへと移植しようと言うのだ
トランスフォーマーは魂であるスパーク、そしてそのスパークを入れたスパークコアさえ無事であればボディそのものの傷は致死には至らず
またスパークコアを移植することでまったく別のボディになることも出来る


そしてジェットファイヤ副司令官が後を引き継ぎ、ミネルバとスペースアークはカガリの提案によって、オーブへ向かうことになった
幸運にも落ちて来た地点はオーブにほど近く、オーブには大規模な港もある
プラントの新鋭艦であるミネルバをオーブのドックで修理してもらっても良いのかという問題もあったが、議長直々の許可などもあり
放浪することなく無事ミネルバも修繕を受けられることとなった


一方そのころビルドベースからジーグパーツ一式と宙、ビッグシューターを受領した大空魔竜では連邦の通信を傍受し、オーブへ向かうことが決められた
キャプテンガリスが内容になんらかの胡散臭さを感じ、それを調べるためだ
出来ることならばその「反逆艦」の乗員達からも話を聞くために
そして、そのオーブへ到着する前の間を使ってついに見つかったガイキングのパイロット、ツワブキ・ダイヤの歓迎会が催されるとなった
ダイヤの自己紹介の途中にピュリアが絡み、その後の勢いで腕相撲大会が開催されたりもするが、それはまた別の話


カガリ達がオーブに到着した頃、オーブでは警報が発令されていた
数日前、何者かがスタジアムを占領、その周囲を要塞化し、無差別攻撃を加えていたのだ
一度オーブの防衛隊が攻撃を試みたが、既に撃退されてしまい、手を出せないでいた
その状況を聞いたサイバトロン達は自分達が行ってみる事に決める
攻撃は明朝だ


カガリからのオーブからの救援要請として、今回の戦いにはミネルバとスペースアークのMS組も参加している
もちろんシンは愚痴り、カガリに突っかかった
そして、戦闘が始まる
相変わらず降り注ぐ砲弾の中、市街地をジェットファイヤとロディマスが暴走気味に突っ切り
飛行可能なMSは町の上空を、他のMSは瓦礫の山となった街中を進軍していく
「見つけたぞ!いや、待て、あいつらは……」
ロディマスが突然叫ぶ
その眼差しの先にいるのはデストロンマークをつけたトランスフォーマー達だった!
青いボディをした名無しジェットロン達だ
ジェットロン達はやる気なさげに、しかしその数でもって攻めてくる
そしてなんとも恐ろしいことに、ビームライフルが直撃してもまったく平気なのだ
トランスフォーマーたちはどうかと言えば、ロディマスもジェットファイヤもお互いにチュンチュンビームを撃ち合っているが効いている様子は無い
「くそっ、なんなんだ、あいつらは!」
ジェットファイヤが痺れを切らし、銃を投げ捨て殴り合いに入る
その隣にいるロディマスは手馴れた様子でジェットロンと格闘していた
空中ではガンダムタイプに乗っているシンやシーブックですら苦戦している
なんと言っても攻撃が効かない
ヴェスバーの直撃が当たっても、転んで痛そうにするだけですぐに立ち上がってくる
しかも、戦闘が始まった事に感づいたのか、この事件の黒幕が姿を現した
空を飛んで現れたのはデストロン軍団のトリプルチェンジャー、ブリッツウイングだ!
「俺のブリッツウイング帝国に挑戦する奴がどうなるかを見せてやる!行け、デバスター!」
その言葉とともに、ブリッツウイングの後ろにいた建設車両、ビルドロン師団6人が愚痴を言いながら合体してしていく
数秒後にはそこには緑と紫で彩られた巨人が立っていた
「あの大きさなら……ミネルバ、ソードシルエットを!」
デバスターの大きさを見て取ったシンは対艦刀の必要性を感じたらしい
既に戦うことに一心になっており、オーブのことは頭から抜け落ちている
シルエットフライヤーを待っているインパルスの下をロディマスが走り抜ける
とにかく今は人数不足だ
これまでのデバスターの倒し方はいつも何人かで作戦を立て倒すか、ホイルジャックの発明がカギだった
そのどれもが今は無い誰かが作戦を思いつけば良いのだろうが、今戦っている仲間達はデバスターがどのようなものか知らないのだ
おそらくオーブの防衛隊を倒したと言うのもおそらくデバスターの仕業だろう
デバスターはやられる時はあっけないが、やられるまでは恐ろしく強いのだ
万事休すか……ロディマスがそう思った時、上から声が降り注いだ

「こちら大空魔竜、今からそちらを援護する」

コンボイ司令官?と疑問の声を上げたジェットファイヤの目の前を先ほどまで無かった青い壁が通過する
イリュージョンプロテクトを解除した大空魔竜が急降下してきたのだ
今回、大空魔竜はガイキングを発進させていない
デバスターの巨躯に対抗するには大空魔竜で戦う方が有利だとのキャプテンガリスの判断だ
そして地上まで降りてきた大空魔竜はデバスターにキラーバイトで喰らいつく
とは言え、流石はパワーしかないデバスター、数倍の巨体である大空魔竜相手どっても引けは取らない
だがガリスの目的はこの他にあった
喰らいつかれ、力の比べあいで身動きが取れないデバスターに対し、ジーグのスピンストームが炸裂
さらにデバスターを包み込む磁気の嵐に灼熱の炎が混ざり、怒り狂う
スピンストームをデバスターが受けている間にダイヤがガイキングで出撃、ハイドロブレイザーをぶつけたのだ

こうしてデバスターは6人のビルドロンに分離し、ブリッツウイングを見捨てて逃げ始めた
元々たまたま同じ場所に飛ばされ、いつもの習性で建築の手伝いをしていただけで
ブリッツウイングには欠片も忠誠を誓っていないのだ
こうなると残るはブリッツウイングと名無しジェットロンたちだ
しかしジェットロンたちは所詮は烏合の衆であり、ブリッツウイングに指揮を満足に取るほどの才はない
大空魔竜から分離したガイキングも加わり掃討戦に近い状況となった

しばらくして
アルマダコンボイ改めグランドコンボイ率いるインフェルノ、ロードバスター、そしてホットロッドも合流
ブリッツウイングはとうの昔に逃げ去り、逃げそびれたジェットロンが残り数人となったその時
上空から攻撃が降り注いだ
その攻撃によって、ジェットロンの1人が犠牲となる
空に浮かぶは宇宙の輝きをそのまま閉じ込めたかのような巨大な球体が数個
そしてその球体から現れた、20mはあろうかと言う黄色い芋虫のような怪獣
それを見たグランドコンボイ、そしてロディマスを除くサイバトロン達が(比喩的に)目をむく
グランドコンボイは他の面々に説明した
球体は「青銅の種族」と呼ばれる集合知性型昆虫種族の巣である事
巣は宇宙船、そして戦闘艦の役目を持っており、芋虫は「青銅の種族」の構成員の1人であり、戦闘兵器でもある事
しかし、「青銅の種族」を統率している「銀の種族」はまだこの太陽系を発見しておらず
発見していたならサイバトロンが、アリ塚が太陽系に侵入するところを発見しているであろう事
そして最後にグランドコンボイが言う
「我々トランスフォーマーと彼らは敵対状態にあるのだ。ピンポイントでこの場所に来たのも、我々を見つけたからに違いない」
その後に続けた言葉はただ一つ
「戦うしかない」


そして青銅の種族の巣―アリ塚―との戦いが始まった
前線に立つのはガイキング
グランドコンボイのボディにスパークを移し、ジェットファイヤとのリンクアップが出来なくなった今、最大の戦力はガイキングだ
ハイドロブレイザーを放ち、ダイヤは疲れを見せてはいるがそこを腕相撲に勝って気分が乗っているピュリアが上手く援護をしている
今度は流石にシンも愚痴らないが、愚痴る暇も無いほど激しい攻撃と物量差でもあった
地上から撃つ、ロードバスターとスーパーリンクしたインフェルノの援護射撃が無ければ誰かが危うく撃墜されかける場面も多々ある
それでも果敢に戦い続け、満身創痍ながらもアリ塚を撤退させることに成功した


アリ塚の撤退から一週間ほどして
大空魔竜もオーブに迎え入れられ、ドックで休んでおり
ミネルバやスペースアークの修繕が完了したその日
オーシャンシティとオーブを往復し、先日現れたアリ塚の調査や地球連邦への連絡を取っていたグランドコンボイは
連邦軍のMSの小隊に囲まれた
指揮官の話によると、火星の衛星軌道に突如10kmもある宇宙船が出現
地球連邦がトランスフォーマーによる侵略を恐れ、サイバトロンと結んだ条約の内容に違反するとして出頭を申し入れてきたのだ……






初登場ユニット・キャラクター
アルマダコンボイ→グランドコンボイ(スーパーリンクキャラクター)

ブリッツウィング(G1キャラクター)
デバスター(G1キャラクター、分離して6人のビルドロンに)

スティンガー(ピュリア・リチャードさん)

チェックポイント

スーパーリンク・リンクアップ
両方とも合体すること
ただしスーパーリンクはプライマスからコンビネーションスパークを受け取って初めて行える、何か凄いものと表現されていました


やたら硬いG1のトランスフォーマー
G1のアニメでは効果が無いビームをしばらく撃ち合った後、殴り合いに発展するパターンが多いのでそれの再現を

スタジアムにいるブリッツウイング
元ネタはG1の「トリプルチェンジャーの反乱」
この話でブリッツウイングはアメフトのコーチの助言に従って
スタジアムから砲撃するロングパス作戦、ビルドロンに要塞を作らせるゾーンディフェンス作戦を決行していたり

10kmもある宇宙船
6話で登場するらしいアルゴノートのこと
ここまで来た経緯とかは次の話で詳しく?