ヴィラ子会議ってこんなノリ?
ってのをちょっとSSっぽく纏めてみた
ちげーよ!って抗議は受け付ける
ってのをちょっとSSっぽく纏めてみた
ちげーよ!って抗議は受け付ける
若妻とシモン先生のラブラブ新婚あいたたたっ!なDVDを見終わって、みな一様に複雑な気持ちのまま固まる。
「えっと…いつも、こんな感じ……なのか?」
恐る恐ると言った体で問い掛ける艦長女王に、若妻は恥じらいつつもこっくりうなづいた。
「休みの日はこの3倍頑張ります」
どひぇー!とドリフのコントばりにコケる本編組の脇では、サスーン子が熱心にメモを取っていた。
「で、エプロンの丈はどれくらいがベストなんだ?膝丈か?それとも膝上か?色は?露出は多い方がやっp」
大慌てでサスーン子の口を封じたゲリラ女王が首をブンブン振る横では、公務さんがこぬこの耳をふさいで全く同じ顔で首を縦に振っていた。
「何をそんなに恥じらう必要があるんだ?だってま「だぁああああっ!お前はまだ何も言うな!お願いだから何も言うな!」
何か言いかけたペット子の肩を掴んでガクガク揺する艦長女王に、彼女は不思議そうな顔で言われたとおり黙る。
そんなカオス空間をキョロリキョロリと見回していたこぬこの眼がキラリと光る。
「なあ、おくさんのわたし」
「なぁに?」
ロングスカートの裾を引っ張られて、こぬこの目線まで屈むとキラキラのお目めと鉢合わせして、ちょっとやな予感に身構える。
「わたしもりょうりしたい!」
「え?」
あー良かった。普通のお願いだった!と安堵したのも束の間
「りょうりつくってわたしのシモンに、ゴハンにする?おふろにする?それともわたし?ってききたい!」
と元気いっぱい言われてサスーン、ペット子以外ずっこける。
「誰だ!子供がいると言うのにあんなDVD見ようと言い出した奴はっ!?」
「それはサスーンだ」
「サスーン!歯ぁあああっ食いしばれぇえええええっ!」
「ふざけるなっ!お前たちだってノリノリだったじゃないか!」
「とにかく若妻!以後自重!」
「ごめんなさい~;;」
一気に大乱戦になった集会所の隅っこで、クッション抱えて三角座りしていたこぬこは、おもむろに集会所を抜け出した。
「えっと…いつも、こんな感じ……なのか?」
恐る恐ると言った体で問い掛ける艦長女王に、若妻は恥じらいつつもこっくりうなづいた。
「休みの日はこの3倍頑張ります」
どひぇー!とドリフのコントばりにコケる本編組の脇では、サスーン子が熱心にメモを取っていた。
「で、エプロンの丈はどれくらいがベストなんだ?膝丈か?それとも膝上か?色は?露出は多い方がやっp」
大慌てでサスーン子の口を封じたゲリラ女王が首をブンブン振る横では、公務さんがこぬこの耳をふさいで全く同じ顔で首を縦に振っていた。
「何をそんなに恥じらう必要があるんだ?だってま「だぁああああっ!お前はまだ何も言うな!お願いだから何も言うな!」
何か言いかけたペット子の肩を掴んでガクガク揺する艦長女王に、彼女は不思議そうな顔で言われたとおり黙る。
そんなカオス空間をキョロリキョロリと見回していたこぬこの眼がキラリと光る。
「なあ、おくさんのわたし」
「なぁに?」
ロングスカートの裾を引っ張られて、こぬこの目線まで屈むとキラキラのお目めと鉢合わせして、ちょっとやな予感に身構える。
「わたしもりょうりしたい!」
「え?」
あー良かった。普通のお願いだった!と安堵したのも束の間
「りょうりつくってわたしのシモンに、ゴハンにする?おふろにする?それともわたし?ってききたい!」
と元気いっぱい言われてサスーン、ペット子以外ずっこける。
「誰だ!子供がいると言うのにあんなDVD見ようと言い出した奴はっ!?」
「それはサスーンだ」
「サスーン!歯ぁあああっ食いしばれぇえええええっ!」
「ふざけるなっ!お前たちだってノリノリだったじゃないか!」
「とにかく若妻!以後自重!」
「ごめんなさい~;;」
一気に大乱戦になった集会所の隅っこで、クッション抱えて三角座りしていたこぬこは、おもむろに集会所を抜け出した。
それから十数分後…ようやっと子猫の不在に気付いたヴィラ子さん御一行。
大慌てでソファの裏をのぞいたり、流しの下に顔突っ込んで見たり探し出した。
「まさか通りで事故に…」
「いや、誘拐かもしれん」
「猫ちゃ~ん何処行っちゃったの~><」
「なぁに?」
全員がバッと振り返ると、キョトンとした猫目に見つめ返される。
「何処行ってたんだ!心配したんだぞ!」
とか
「怪我は無い?」
とか
「急にいなくなったりするな!肝が冷えた!」
とか口々に自分の心配をする大人のヴィラ子ズに、子猫は何だがむず痒い気持ちで喉を鳴らす。
「シモンのトコロいってた!ホットケーキたべたいって!」
キラキラしたお目めでじーっと見つめられて、はにゃ~んとなる一同。
「ねぇねぇ、ホットケーキ!シモンがたべたいって!」
と先を急かされてやっと我に帰ってみたり。
「そうね。ホットケーキぐらいなら猫ちゃんでも作れるかも」
と手を合わせてほほ笑む若妻に子猫もニコッと笑い返す。
が、脇ではペット子を含め本編準じのヴィラ子ズがお互いの顔をチラチラ見つつ首を傾げている。
「どうしたんですか?」
「あ、あぁいや…そんなに簡単にケーキが作れるのか?」
と言った艦長女王が、隣りで難しい顔で首を捻っている公務さんを見る。
「それ以前にホットケーキってなんだ?」
大慌てでソファの裏をのぞいたり、流しの下に顔突っ込んで見たり探し出した。
「まさか通りで事故に…」
「いや、誘拐かもしれん」
「猫ちゃ~ん何処行っちゃったの~><」
「なぁに?」
全員がバッと振り返ると、キョトンとした猫目に見つめ返される。
「何処行ってたんだ!心配したんだぞ!」
とか
「怪我は無い?」
とか
「急にいなくなったりするな!肝が冷えた!」
とか口々に自分の心配をする大人のヴィラ子ズに、子猫は何だがむず痒い気持ちで喉を鳴らす。
「シモンのトコロいってた!ホットケーキたべたいって!」
キラキラしたお目めでじーっと見つめられて、はにゃ~んとなる一同。
「ねぇねぇ、ホットケーキ!シモンがたべたいって!」
と先を急かされてやっと我に帰ってみたり。
「そうね。ホットケーキぐらいなら猫ちゃんでも作れるかも」
と手を合わせてほほ笑む若妻に子猫もニコッと笑い返す。
が、脇ではペット子を含め本編準じのヴィラ子ズがお互いの顔をチラチラ見つつ首を傾げている。
「どうしたんですか?」
「あ、あぁいや…そんなに簡単にケーキが作れるのか?」
と言った艦長女王が、隣りで難しい顔で首を捻っている公務さんを見る。
「それ以前にホットケーキってなんだ?」
テーブルのど真ん中に鎮座間しましたホットプレートに薄く油を引いて、若妻が周りの各人に目配せする。
それぞれは手にボウルを抱えて今や遅し!とプレートを見ている。
「では始め!」
何てそれっぽい開始宣言がされると、待ってました!とお玉が翻る。
「めすいぬのわたしのおっきい!」
「雌猫の私のは可愛いな」
ほめられた~!と破顔するこぬこが思い出したように目を丸くする。
「そーだ!あっちで、こ~んなかおしたシモンが、イスにグルグルになってでーぶいでーみてた!」
こ~んなかおと目元を吊り上げて見せるジェスチャーに、あーぁあのシモンね。と納得はしたが、イスにグルグルででーぶいでー?と全く要領を得ない説明に、集会所内に「?」が飛び交う。
「私のシモンはDVDを見ていたのか?」
と尋ねるペット子にこぬこはうん!とうなづく。
「ざけんな!ぶっころすっ!っていってた!」
ニコニコと語るこぬこに「?」が「!」に変わった。
「シモン!今行く!!」
と駆け出したペット子の手には何処に装備していたのやら、鉈が握られていた。
『うわ!セクシー過ぎるヴィラルキターー(゚∀゚)ーーー』
『オヤジ!貴様またシモンに嫌がらせしたな!死ねっ!』
『待て待てそれ教師!彼一般人死ぬ!オヤジこっち!』
『売ったな!総指令時代の俺!』
『違う!それ子猫と一緒!』
『えーい!ゴチャゴチャ五月蠅い!皆纏めて死に晒せっ!』
『バカ犬っ!先に縄解け!』
『覚悟っ!』
『おい!聞いてんのか!?』
『俺を誰だと思ってやがる!ヴィラル八人盛りする漢だぁああああっ!』
『くっ…やるな!しかし!』
『このバカ犬がぁあああっ!』
ガシャーン☆バリーン☆等々の破壊音が隣りの集会所から盛大に漏れ聞こえる。
本編準じのヴィラ子さんは毎度のこと過ぎて呆れ顔だが、若妻は旦那の危機に目付き買えて修羅場に特効していった。
『ワレコラボケッ!先生にちょっとでも傷つけてみぃ!三途の川バタフライで往復させっぞ!』
『わぁ…俺の妻がカッコいい!』
『ぇえええええっ!?これがさっきの若妻?!』
とか大騒ぎになっている隣りの集会所から、14才シモンと堀田がヴィラ子部屋に疎開してきた。
「毎度のことですが、艦長さんよろしくお願いします」
真面目な顔でお願いする堀田君に、艦長女王はゲリラさんをアシスタントにつけて修羅場収集に向った。
「何で私に頼まないんだ~!」
と頬を膨らませるサスーンに「だって余計混乱させるでしょう」と真っ当に切替えした志門少年は、目の前のホットケーキをさり気なく裏返す。
「ボクっていうシモンひっくりかえすのうまーい!」
と子猫に褒められて得意気に彼女の歪なホットケーキを裏返す。
「あー!それわたしのーわたしがやるのー!」
と言われてしまい、困ったな。と頭をかく堀田君がどんな風に見えたんだか知らんが、サスーンが勢い込んで「私だってできる!」と大降りに返されたホットケーキが宙を舞い、見事サスーン子の頭に着陸!
「あっつっ!」
大慌てでホットケーキを払い落としたのはいいが、まぁそこはサスーン…見事生地の入ったボウルを巻込んで、盛大にブッ被ってスッ転ぶ…正にミラクル!
「はわ~ん!堀田ぁあああっ!」
「あーもう何やってるんですか全く…」
と濡れ布巾でタネを拭き取っている堀田君を眺めていた14才が、はたと横を見ると頭から湯気がでるほど真っ赤になった公務さんが「卑猥過ぎる!」と呟いて倒れた。
「ヴィラル!?」
「わ~!?みやこのせんしのわたしがたおれたー!シモンーきてー!」
それぞれは手にボウルを抱えて今や遅し!とプレートを見ている。
「では始め!」
何てそれっぽい開始宣言がされると、待ってました!とお玉が翻る。
「めすいぬのわたしのおっきい!」
「雌猫の私のは可愛いな」
ほめられた~!と破顔するこぬこが思い出したように目を丸くする。
「そーだ!あっちで、こ~んなかおしたシモンが、イスにグルグルになってでーぶいでーみてた!」
こ~んなかおと目元を吊り上げて見せるジェスチャーに、あーぁあのシモンね。と納得はしたが、イスにグルグルででーぶいでー?と全く要領を得ない説明に、集会所内に「?」が飛び交う。
「私のシモンはDVDを見ていたのか?」
と尋ねるペット子にこぬこはうん!とうなづく。
「ざけんな!ぶっころすっ!っていってた!」
ニコニコと語るこぬこに「?」が「!」に変わった。
「シモン!今行く!!」
と駆け出したペット子の手には何処に装備していたのやら、鉈が握られていた。
『うわ!セクシー過ぎるヴィラルキターー(゚∀゚)ーーー』
『オヤジ!貴様またシモンに嫌がらせしたな!死ねっ!』
『待て待てそれ教師!彼一般人死ぬ!オヤジこっち!』
『売ったな!総指令時代の俺!』
『違う!それ子猫と一緒!』
『えーい!ゴチャゴチャ五月蠅い!皆纏めて死に晒せっ!』
『バカ犬っ!先に縄解け!』
『覚悟っ!』
『おい!聞いてんのか!?』
『俺を誰だと思ってやがる!ヴィラル八人盛りする漢だぁああああっ!』
『くっ…やるな!しかし!』
『このバカ犬がぁあああっ!』
ガシャーン☆バリーン☆等々の破壊音が隣りの集会所から盛大に漏れ聞こえる。
本編準じのヴィラ子さんは毎度のこと過ぎて呆れ顔だが、若妻は旦那の危機に目付き買えて修羅場に特効していった。
『ワレコラボケッ!先生にちょっとでも傷つけてみぃ!三途の川バタフライで往復させっぞ!』
『わぁ…俺の妻がカッコいい!』
『ぇえええええっ!?これがさっきの若妻?!』
とか大騒ぎになっている隣りの集会所から、14才シモンと堀田がヴィラ子部屋に疎開してきた。
「毎度のことですが、艦長さんよろしくお願いします」
真面目な顔でお願いする堀田君に、艦長女王はゲリラさんをアシスタントにつけて修羅場収集に向った。
「何で私に頼まないんだ~!」
と頬を膨らませるサスーンに「だって余計混乱させるでしょう」と真っ当に切替えした志門少年は、目の前のホットケーキをさり気なく裏返す。
「ボクっていうシモンひっくりかえすのうまーい!」
と子猫に褒められて得意気に彼女の歪なホットケーキを裏返す。
「あー!それわたしのーわたしがやるのー!」
と言われてしまい、困ったな。と頭をかく堀田君がどんな風に見えたんだか知らんが、サスーンが勢い込んで「私だってできる!」と大降りに返されたホットケーキが宙を舞い、見事サスーン子の頭に着陸!
「あっつっ!」
大慌てでホットケーキを払い落としたのはいいが、まぁそこはサスーン…見事生地の入ったボウルを巻込んで、盛大にブッ被ってスッ転ぶ…正にミラクル!
「はわ~ん!堀田ぁあああっ!」
「あーもう何やってるんですか全く…」
と濡れ布巾でタネを拭き取っている堀田君を眺めていた14才が、はたと横を見ると頭から湯気がでるほど真っ赤になった公務さんが「卑猥過ぎる!」と呟いて倒れた。
「ヴィラル!?」
「わ~!?みやこのせんしのわたしがたおれたー!シモンーきてー!」
こぬこの「シモン」と呼ぶ声に、隣りの「シモン」さん全員がワラワラと集まって(アバンはイスと仲良くしながら)来た。
「みやこのせんしのわたしがたおれたの…たすけて」
ウルウルな猫目に見つめられて、シモンズ全員真顔でこくこくうなづくが、相手のヴィラ子さんに睨まれて視線を逸らす。
「雌猫の私が送ってあげればいいんじゃないか?」
大事な仕事だぞと言うペット子にこぬこは小さな握り拳を握り締めて、自分の相手シモンを見つめた。
「だいじなにんむなんだぞ!」
「俺は別に構わないよ」
と相棒の承諾を得て、熱意に燃える子猫は14才シモンの手を掴んで見上げる。
「わたしがてつだうから、もうあんしんだな!」
「え?あぁうん」
と歯切れ悪く返事する少年の肩を、軽々公務さんを担ぎ上げた飼い主さんが叩く。
「ほら行くぞ」
「あ、うん」
遠のいて行く背中が何故か羨ましい…
「…二人×2離脱したから今回は御開きだな」
とのゲリラ女王の提案に誰も異論を唱えなかった。
「みやこのせんしのわたしがたおれたの…たすけて」
ウルウルな猫目に見つめられて、シモンズ全員真顔でこくこくうなづくが、相手のヴィラ子さんに睨まれて視線を逸らす。
「雌猫の私が送ってあげればいいんじゃないか?」
大事な仕事だぞと言うペット子にこぬこは小さな握り拳を握り締めて、自分の相手シモンを見つめた。
「だいじなにんむなんだぞ!」
「俺は別に構わないよ」
と相棒の承諾を得て、熱意に燃える子猫は14才シモンの手を掴んで見上げる。
「わたしがてつだうから、もうあんしんだな!」
「え?あぁうん」
と歯切れ悪く返事する少年の肩を、軽々公務さんを担ぎ上げた飼い主さんが叩く。
「ほら行くぞ」
「あ、うん」
遠のいて行く背中が何故か羨ましい…
「…二人×2離脱したから今回は御開きだな」
とのゲリラ女王の提案に誰も異論を唱えなかった。
まぁその後、お土産にと渡されたホットケーキと新婚イチャイチャDVDがどうなったかは、神とヴィラ子スレ住人のみぞ知る…