「戦火の中犯される娘達」SS保管庫

senka(合作)

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匿名ユーザー

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作者:2スレ344,348氏(合作)

悲劇は前触れもなく突然襲い掛かってくる。
スラルがそれを知ったのはまだ子供時代のことだった。

11歳の誕生日。
生まれ故郷の村が野盗の集団に襲われたのだ。
夕暮れ時、四つ年上の姉とふたりで誕生日に特製の晩御飯のご馳走を作って
いるときのことだった。
つんざくような悲鳴が聞こえて、突然、村の端で大きな爆発音がした。
「――逃げるわよ、スラル。はやく山へ!」
異変を察知すると、それまでスラルと一緒に歌いながら包丁を動かしていた
姉は、機敏な動作でスラルの手をとって家の外に飛び出した。
そのまま、村で起こった異変には目もくれず、真っ直ぐに山の中に逃げ込も
うとする。そこが唯一の逃げ道なのだ。
だが、山へ向かって走り出したふたりの足は、二歩と進まないうちにぴたり
と止まってしまった。
そちらの入り口にも、すでに野盗たちの姿があったのだ。
予め村を完全に包囲してから襲撃を開始したのだろう。遠目にも武装してい
ることがはっきりとわかる危険な気配を漂わせた男達が、山道の手前で、村
人たちを一人も逃すまいと待ち構えていた。
大規模な襲撃だ。もしかしたら皆殺し狙いかもしれない。
「――神さま……」
逃げ場がないことを悟った姉が、胸のロザリオに手をやって絶望の祈りを捧
げる。
そんな姉を、スラルは何もすることができずに、ただぼうっと見上げていた。
いきなりの出来事に意識がついていけず、現実のこととも思えなかったのだ。
生来しっかり者だった姉は、そんなスラルの視線に気がつくと、すぐに気を
取り直して言った。
「隠れるわよ。早く家のなかへ!」
息を切らせながらふたりでバタバタと二階に駆け上がったところで、姉に連
れられて入ったのは前年に他界した母の部屋だった。
奥の衣装箱のフタをあけた姉がスラルに向かって言った。
「この中に隠れるのよ。――いい? 何があってもぜったいに動いたらダメ。
声を出してもダメ。そうしたら、お姉ちゃんが守ってあげるから」
「そんな、怖いよ、お姉ちゃん。一緒にいてよ」
「ごめんね。いい子だから、中に入って。じっとしてて……あなただけでも、
助かるのよ」
半分以上泣き出してしまったスラルをほとんど押し込むようにして、姉が衣
装箱のフタをとじる。
その直後。一階でドアが破られる派手な音と、荒くれた男たちの歓声が聞こ
えた。

暗い衣装箱の中に、閉じ込められたスラル。耳に聞こえてくるのは遠くから聞こえる幾つもの悲鳴や怒号。
そして乱暴な幾つもの靴音が、二人の居るこの部屋に近づいて来ているのが分かった。
スラルは衣装箱の小さな鍵穴に気が付いた。小さな鍵穴だが目を細めれば、そこから外の様子を覗がう事ができた。

ガンッ!ガンッ!ガンッ!バキンッ!ドカドカドカッ・・・!

「一人居たぞ!俺が見つけたんだ!俺のだ!」
「馬鹿野郎!早いモン勝ちだ!」

ドアを蹴破る音が響き、怒号と共に部屋に雪崩れ込んで来たならず者達の足がぴたりと止まる。
スラルが隠れている衣装箱に気づかれるようなことが無いように、姉はワザと離れた寝台の前で
両手で握り締めた包丁を前に突き出して、ならず者達を威嚇していた。
手足は震え、顔色も恐怖のために蒼白ではあったが、自分を犠牲にしてでも、大切な唯一の肉親の弟を守る覚悟であった。

「ほっ!お嬢ちゃん、そんな危ない物を振り回しちゃあ、イケナイな・・・」
「全くだ・・・さあ、そいつを捨てなよ、何にもしねえからよ・・・」

卑しい餓狼達が口々に心にも無い言葉を口にする。こんなやり取りすら、既に遊戯の内なのだ。
女の細腕で、戦い慣れた屈強な男達を退けることなど万に一つの可能性も無い。
皆、解っていながら楽しんでいるのだ。この健気で儚い抵抗をも。

「出て行って!この家から・・・村から出て行って!」

萎縮する声を絞り出して、一歩前に進んだ姉。

バシッ!

「きゃっ!]

先頭の男が無造作に丸太のような腕を素早くを振ると、先程まで携えていた姉の包丁は叩き落され壁際まで滑っていった。

「残念だったな、それっ!」
「きゃーーー!!」

嘲笑しながら、男達は次々と姉の衣服に手を伸ばし、清潔だが簡素な作りの服を、力任せに引き裂いていった。
地面に引き倒され、野蛮な男達に衣服を引き裂かれ、悲痛な叫びを上げる優しい姉。
スラルは、姉の悲痛な叫びを聞き、不安、恐怖、そして怒りを覚えるが、無力なスラルには何もできることが無いのだった。
そして、姉の惨状に胸を痛めると同時に、下腹部に言い知れぬ感覚を覚えるのだった。

「ほほう!日に焼けちゃあいるが、地肌はコレ、真っ白だな?」
「こいつは上玉だな!見ろ!このでけえ胸を!」
「肌も若いだけあって手触りがいいな!」

男達は口々に姉の批評を口にしながら、服の残骸をも毟り取ってゆく。

「いやっ!離してっ!止めてぇーーー!」

暴れる姉の抵抗など歯牙にもかけず、男の一人は先程の包丁を拾い上げニヤリと笑った。
そして、包丁で残された下着を切り裂いた。

「ひっ!見ないでっ!」

男達が評したように、姉の肌は健康的な小麦色に焼けている。
自身と弟を養うために、父母が残した僅かな畑を懸命に守っていたためであった。
少しでも多くの良い作物を作り、弟に不自由な思いをさせない為に。
しかし、日に焼けていない部位、日に晒されていない肌は陶磁のように真っ白であった。
畑仕事で適度に鍛えられたしなやかな手脚、歳の割りに豊満な胸、装いは地味ではあるが、整った容姿。
それは飢えた男達の獣欲を刺激するには充分すぎるものだった。

「このオッパイ、でかくて触り心地がいいぜ!」
「いっ、痛っ、くうっ!触らないでぇ!」
「ひひひ、痛がってるぞ下手糞、俺様が手本を見せてやるよ!」
「ぬかせ!どのツラして言いやがる・・・!」

男の一人が他の男の手を払い除けて、姉のふくよかな右の乳房にむしゃぶりつく。
その勢いは、飢えた肉食獣が久方ぶりに仕留めた獲物を貪る姿に似ている。

「ひっ!いやっ!気持ち悪い!止めてぇ!」
「お前の舌じゃ、気持ち悪いとよ!こいつは傑作だ!」
「何だと!このアマ・・・!」

囃し立てられた男は、姉の柔らかい乳房に噛み付いた。甘噛みなどではなく、痛みを与えるための行動である。

「ぎっ、ぎゃあーーー!!い、痛いいっ!!止めて!!許してえーーー!!」

男が口を離すと乳房にはくっきりと歯形が付いており、じわりと血が滲みだした。

姉の下半身に取り付いている男が、固く閉じられている脚を難なく割り開く。
適度に筋肉の付いた締まった太腿、それでいて白い美しい肌。未だ男を知らぬ神聖な秘部を覆う濃い飾り毛が
露にされた。

「わはは!見ろよ!この女、可愛い顔して、オケケはモジャモジャだぜ!」
「本当だ!尻の方まで生えてら!」

姉は暴かれた羞恥と屈辱、汚される恐怖に暴れたが、両腕と両脚をそれぞれ抱え込まれ
一寸の動きも自由にならずにいた。

「そーれ、御開帳だ!」
「ひっ!触らないでっ!そんなところ、見ないでぇ!!」

飾り毛に覆われていた秘唇に指を掛け、ぐいっと両開きにこれ以上無いまでに開く。
今日まで、親の目にも晒されたことの無い聖地は、野蛮な獣達の卑しい視線の元に蹂躙された。

「外は毛だらけでも、中身は綺麗なもんだな」
「こいつは処女にちげえねえ!」
「おい、おめえ処女か?」

男の一人が姉の髪を掴み、無理やりに顔を上げさせ、恋らしい恋すらする暇の無かった姉に
無遠慮な問いを突きつける。

「マ○コにチ○ポを咥えこんだ事があるかって聞いてんだよっ!」

バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!

男は羞恥に口篭る姉の両頬を力を込めた平手で張った。
四肢を固定されて動きの取れない姉は髪を掴まれたまま、幾度も頬に平手を受けた。
姉をいたぶるのが目的な男は、姉が口を開いても構わずに頬を張り続けた。
健康的な頬は腫上がり、両の鼻穴からは鼻血を流し、口の中も切れ、唇の端から血が垂れていた。

「おいっ!いい加減にしねえか!見栄えが悪くなっちまうだろうが!」
「ちっ、いいところなのによ・・・」

決して良心や親切心からなどではない身勝手な理由にせよ、ようやく打擲地獄から開放された姉は
もはや恐怖と痛みから、男達に逆らう気力を完全に奪われていた。

「今度は言えんだろ?マ○コにチ○ポを突っ込んだことはあるのか?」
「ああ、ありまひぇん・・・」

小さい声の姉に苛立ったように、片手を振り上げる男。

「ドコにナニをだって?」
「ひっひいぃぃっ!ま、ま○ほにち○ぷおでふ・・・!」

男は満足そうに頷くと、姉のお尻を軽くピシャリと叩いた。
暴力を受けたとはいえ、普段の優しく気丈な姉からは想像もできない姿に
スラルは頭が真っ白になるほどの衝撃を受けた。
それと同時に、心臓を強く突き上げる程の動悸が間断無く続き、鼓動が強く打つたびに、鼻の奥から目の奥
そして頭の頂点まで。意識が濁ってくるのだった。
大切な優しい姉を蹂躙する野蛮人ども。
いつしか逞しく野蛮な男達の姿を、スラルは濁った頭の中で、次第に自分と置き換えていた。

「処女たあ、ツイてるな。久しぶりに処女の汁を味合わせてもらうぜ」

下半身に取り付いた男はそう言うと、ぴっちりと閉じた秘唇を舌でこじ開け、勢い良く舌を躍らせた。

「おひょっ!こいつは美味ぇ、ちょっとしょっぱくて匂うのが生娘らしくていいぜ!」
「きっ、ふひぃ・・・ひっ・・・むぷっ」

デリケートな秘部を嬲られ、空気の抜けるような悲鳴を漏らしていた姉だったが、その無垢な口に
あぶれていた男が、異臭を放つ男根を突っ込んだ。

「ふごっごっ!」
「おっと、噛むんじゃねえぞ?歯を立てやがったら歯を全部叩き折ってやる!」

おぞましい異性のシンボルを清潔な口に押し込まれ、目を白黒させている姉の目の前で
男はゴツゴツとした拳を握って見せた。
姉は恐怖に駆られ、生まれて初めて目の当たりにする成人男性のモノに懸命に吸い付いた。

「畜生!俺達も・・・!」
「おい、抜け駆けは許さねえぞ!俺が先だ!」

一人が血と埃にまみれたズボンを脱ぎ捨てると、ならず者達は我先にと罵り合いながらズボンを脱ぎ捨てる。
あぶれていた男達も豊満な胸に左右から吸い付く者、両の手に男根を握らせる者
長く美しい栗色の髪に男根を巻きつけて、己で扱く者もいた。
小さく窄まった尻孔に吸い付く者も、姉の身に唯一残っていたブーツを脱がし、その足指を口に含む者まであった。
性に未熟なスラルには、男達が何をしているのかも解らなかった。
解ったのは、姉の恐怖と嫌悪に歪んだ表情と、男達の歓び歪んだ表情。
弱い者と、強い者。

「そろそろ我慢できねえ!最初は俺からだ!」
「何だと!ふざけんな!」
「俺が一番だ!」

下半身を責めていた男が分泌液と涎で口の周りを汚したまま立ち上がると、男達は口々に交代を求めた。

「お前らにゃ、カードの貸しがたんまりあるんだ。ここは俺が一番で行かせて貰うぜ?」

荒くれ者どもの中でも、一際体格の良い男が名乗りを上げる。

「あんたの後じゃ、ガバガバになっちまうよ・・・!」
「んじゃあ、この場で耳揃えて全額納めてもらおうかい?他のヤツもよ」

荒くれ者達は不満の声を呟くものの、男に譲らざる得ない状況のようだった。
体格の良い男が姉の無垢な秘穴に男根を突きつけると、姉は悲鳴を上げた。
それは、周りの荒くれ者達の男根に比べても優に太く、そして長い。
凶悪な棍棒を連想させるソレの姿にスラルは息を呑んだ。

「コイツで立派に女にしてやるよ・・・そらよ、っと・・・!!」
「ぎっ、がっ!・・・ぐううぅーっ!!」

男が凶器のような男根を、組み敷いた姉の小さな処女穴に突き込むと、姉は目を剥いて
肺から奇声とも悲鳴とも取れる呻き声を搾り出した。

「なんだよ、せっかくの一生に一度の思い出だろう?もっと色っぽく鳴きな!」
「ぐはっ!ひいっ!いだっ、いぃぃ!ああ゛ーーーっ!」

身勝手な要求を口にしながら、男は狭い膣道を力強く押し拡げてゆく。

「おお、ずっぽり入ったぜ。流石に全部は納まらんかったが・・・」
「けっ、最初で壊さないでくれよな!」
「加減はしてやるよ、お前らも可愛がってやれ!」

遠巻きにしていた男達が再び、姉の身体に取り付く。
男の一人は、その手に姉が下げていたロザリオをぶら下げていた。

「そいつは木製だ、価値なんざねぇぞ?」

姉を貫いたままの男が見咎めると、ロザリオを持った男は厭らしい笑みを浮かべた。

「コイツは持って帰るんじゃねぇ、こうするんだよ・・・!」
「あぐうっ!」

男は手にしたロザリオの持ち手の部分を、姉の肛門に押し込んだ。

「へっ!良ーく、解しておけよ?ソッチも使うんだからな」
「こっちの一番手は頂くぜぇ?」
「好きにっしなっ・・・!うおおっ、そろそろっ、出そうだぜっ・・・!」
「ぐぼっ、じゅぽっ、ぐちゅっ」
「こっちも、そろそろっ・・・!」

口腔での奉仕を強制させられている姉は、混濁した意識の中で男の言葉の意味も理解できずにいた。
羞恥と屈辱はとっくに去り、今は苦痛と恐怖と嫌悪感のみが姉の意識を占めていたのだ。

「おらっ!全部飲めよっ!」

口腔を犯していた男が先に達した。
男は思い切り腰を突き出し、気分良く発射しようとしたがために腰が姉の顔にぶつかり
止まっていた鼻血が再び垂れ始めた。

どかっ!びゅっ!びゅううっ!ぶびゅ!びゅうーっ・・・

口内から喉奥まで、たっぷりと粘性の強い精液を吐き出され、姉は呼吸ができなくなったのか
目を白黒させていた。

「全部飲めっ!飲み込むんだ!・・・よーし、やりゃあできるじゃねえか!」

接吻も経験していない処女であった姉は、口から精を啜る術を教え込まれたのだった。
そして、手で扱かされていた男根も姉の手を白く染め、綺麗な栗色の髪は
いまや吐き出された白濁の欲望によって、無残な斑模様を付けていた。
そして今、膣を貫いていた男も、己の欲望を開放せんとしていた。

「おおおぉぉーっ!!たっぷりと濃いのを呉れてやるっ!!俺様のザーメンで孕んじまいなーっ!!」

ぶぶぴゅっ!!ぴゅうっ!!びゅううーっ!ずぴゅうっ!!

夥しい量の黄ばんだ精液が姉の清らかであった膣奥に噴出される。
姉は、熱い迸りを最奥に感じ、ようやく男の終わりが来たことを知った。
大量の子種を撒き散らしながらも、男は最後の一滴が出終わるまで腰を振り続けていた。

ぷぴゅう・・・どろーっ

男が柔らかくなりつつある男根を引き抜くと、滝のように白濁した液体が漏れ落ちていった。

「(ようやく終わったの・・・?)」

安堵する姉の両腕を抱えた男達が姉を強引に引き起こす。
そして、粗末な寝台に寝そべっている男の上に、姉をそのまましゃがませる。
寝そべった男は、自分から腰を浮かし、未だ白濁の滴る秘穴を貫いた。

「あうっ!」

そして、肛門に突き立てられていたロザリオがようやく引き抜かれる。
今度は、木製の細い木ではない。逞しい男自身が入り口に添えられた。

「はっ!!ふぅっ!ふぅっ!」

未だに痛む前門、割り開かれていく後門を同時に責め立てられ、姉は男に揺らされるがままになっていた。
滅茶苦茶に扱われる姉。その悲痛な姿に、スラルは下腹部、彼の未熟な男根が熱くなるのを覚えていた。
使い方は、すでに散々男達が実践している。
スラルは、ズボンの上から硬く膨らんだ男根を摩った。
外からは姉の悲鳴と痴態が続いている。

「嬢ちゃん!寝てる場合じゃないぜ?まだまだ後がつかえてるんだからな・・・!」

そう言うと男は、姉から悲鳴を引き出すために、一段と激しく腰を使うのだった。



かつての清楚で可憐であった姉の姿はもう見うけられない。
清潔だった唇の端からは精液が溢れ滴り落ち、快活で思慮深かった瞳は濁り、何も見ていない。
柔なかな長い栗色の髪は行為が終わった男根のタオル代わりとされ、至る所に乾いた白濁の跡が付いていた。
ふくよかな胸には、幾つもの歯型が付いており、内出血の痕が黒と紫の輪を作っていた。
働き者であった手は白濁に塗れ、足指でさえ得体の知れない粘液で濡れていた。
膣口も尻孔も腫上がり、未だに朱の混じった白濁を緩やかに吐き出していた。

無法者達の間に一通り姉の身体が饗され、男達の底無しかと思われるほどの獣欲は落ち着きを見せ始めた。
快復してすでに意識の無い姉に再び挑みかかる者もまだいたが、幾人かは衣服を整え外へと出て行っていた。
部屋に残っている者の中には、室内を物色するものも出始めた。

「おい、手斧よこせ」

姉の処女を奪った体躯の良い男が、仲間に声を掛ける。
彼の視線の先には、スラルが隠れた衣装箱があった。

「余所行きの服でもあるかもしれん」
「帰ったら女にでもやるのかい?」
「売って金にもできるだろ?」

そう言うと男は受け取った手斧を横なぎに、無造作に鍵穴目掛けて叩き込んだ。
箱を開いて中を覗き込んだ男は、ぎょっとしたが、すぐにニヤリと笑って振り返った。

「おい、見てみろよ・・・箱の中にガキが隠れてたぜ」

男に見つかったスラルは、男根を丸出しにし、すでに何回か自慰での射精をした後であった。
箱の内側にへばりつく精液の跡に気が付いた男は、あごを摩りながらニヤニヤとスラルを見ていた。

「っ・・・」

スラルは猿轡をされ、両腕を縛られ、ズボンを下ろされて床に転がされていた。
意識を取り戻した姉もスラルと同じく両腕を縛られていたが、膝の裏と腕のロープを結び
強制開脚の姿勢で脚も縛られていた。そして猿轡の代わりに目隠しをされていた。

「よーし、やっていいぞ!ほれ、ヤリたかったんだろ?お前もよ」

困惑するスラルに、男はガラにもなく優しく微笑んだ。

「どうした、遠慮するな・・・滅多に無い機会だぞ?」

スラルと姉、そして男を囲む荒くれ者達も、余興の出現をニヤニヤと楽しんでいるようだった。

「場所はココだ、このドロドロを出してるところだ。コイツは赤ん坊の素でな?
お前も、たっぷりと出してやっていいんだ。喜ばれるぞ・・・?」

スラルは男の言うがままに、姉の秘穴に未熟な男根を突きいれた。

「ううっ・・・ふっ・・・うっ」

汚され尽くした後であったが、先刻までは未通だった穴である。
スラルの男根をしっかりと咥え込んで優しく摩擦した。
姉の秘窟の蠢きに、スラルは自慰では得られない感触と、自分が姉を蹂躙し
思うままに啼かせていることに、かつてない程の精神的な昂りを覚えていた。

「ふっ・・・うっ・・・あぁっ・・・」

すでに感覚の鈍くなった膣内を往復している今度の男根は、今までのよりずっと小さく負担が少ない。
それが何を意味するのか、聡明な姉も、打ちひしがれて思考を放棄している。
急に拘束された意味すら考えられない。
何にせよ、男達から開放されるまで耐えればいいのだ。
この身は汚されてしまったが、弟のスラルさえ無事であれば・・・・・・
姉は、幾度射精しても激しく腰を振って、挑んでくる相手が最愛の弟とは気づかずに
ただ只管、この狂乱の終焉を願った。

いつしか無法者達は、皆無言でこの禁忌を見守っていた。
スラルの狂気にも似た情念に気圧されたのだ。
スラルをけしかけた男は黙って姉を貪るのに夢中なスラルを見つめていた。
始めは軽い冗談のつもりだった。
しかし、弟を守ろうとする姉、姉を慕う弟の姿に己の過去を思い出していた。

男は辺境の小さな村の出身だった。
男がスラル程の年齢であった頃に、村は賊の襲撃を受け焼き払われ、姉は自分を庇い陵辱の末に殺されたのだ。
生き残った男は奴隷として連れて行かれ、現在も賊の中に身を置いている。
姉を犯すスラルに、男は自分を見た。
取り戻すことのできない過去の幻影。
男は身に着けた服を再び脱ぎ捨て、姉の尻孔を穿った。男根の進入に、残っていた精液が掻き出されてきた。

「ぐうっ!・・・ぐっ・・・はっ・・・!」

スラルは、無法者達に自分を重ね、姉を汚した。
男は、スラルに自分を重ね、過去を汚した。
男は我武者羅に、姉に精を吐き出し続けるスラルを見つめ、二人を自分の所有にすることに決めた。

数年後、スラル達を所有した男は死んだ。
中央より派遣されてきた討伐隊を退けた戦い。その交戦中に流れ矢に当り呆気なく死んだのだ。

「お姉ちゃん、今度こそ僕の赤ちゃんだよね?・・・楽しみだなあ・・・」
「・・・・・・」

逞しく成長したスラルは賊に身を落とし、姉と生まれてくる子供のために日々、何処かの村々を襲うのだ。
信奉していた神は、この異常の坩堝から二人を救ったりはしなかった。
今は頼りになるのはスラルだけ。彼の略奪品が生活の糧である。
以前は、所有者の男に身体を求められ、スラルと三人でまぐわっていた。
男が死ぬと、毎夜、いや、昼夜問わずにスラルは姉の身体に挑みかかってきた。
男は子供を好まなかったため、幾度か堕胎を経験したが、今度の子種は間違いなく自分の実弟の物である。
姉は、握り締めたロザリオを無言のまま窓から、放り投げた。
そして大きくなった腹を押さえ、背後から獣の姿勢で挑みかかってくるスラルを受け入れた。



END

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