キャラバトルロワイアル0点・家出編 ◆05fuEvC33.



話し声がするマンションの一室のドア前に、美しく整った顔を腫らし美しく伸びた髪でアフロを形作る男が立つ。
その男マーティン・ジグマールは、殺し合いに乗らない人物に匿ってもらう為
自身が殺し合いに乗っていることを隠し、部屋内の人物と接触を図ろうとしていた。

(今度こそギャラン=ドゥに怒られない様に、しっかりしないとな……
 取り入る相手を戦闘力の有無ではなく、危険の有無で判断しないと……)
ジグマールは緊張の面持ちで、ドアノブに手を掛けようとした時。
「何の用だ?」
気配も物音も無い背後から筋骨隆々の男、ケンシロウの声が掛かった。

声を聞いた瞬間にジグマールは腰を抜かし、声の主から離れる様に後ずさっていく。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお前こそっ! 何者だっ!!?」
「質問しているのは俺だ。お前に危険は無いと分かれば、危害は加えん」
ケンシロウはジグマールの異常な取り乱し様に、威嚇を止め宥めに掛かる。

「でも筋肉ダルマ、こいつ頭がもっさりしてるヨ。きっと生き方ももっさりしてるネ。
顔も0点ネ、0点の人生を送ってきたに違いないアル。信用出来ないネ」
「あら、顔は腫れさえ引けば整ってそうな感じじゃない」
「……お前達には、部屋の中で待っていてくれと言った筈だぞ」
「こんな面白そうな奴、独り占めはずるいネ」

部屋の奥から白い肌の小柄な少女神楽が現れ、ジグマールの頭を無遠慮に触る。
褐色の肌の長身の女性キュルケも現れ、こちらは杖をかざして警戒の様子を見せる。
ケンシロウも交え、ジグマールを囲んでの口論を始めた。
(ど、どうやらこいつ等は、殺し合いに乗っていないらしいな。
 それは良い。とても良いんだが…………)

「俺の事は筋肉ダルマでなく、ケンと呼べ」
「ついでに言っておくと、私もマダオじゃ無くキュルケよ」
「やれやれ、親から授かった大事な名前を捨てるなんてマダオも堕ちたアル」
「……やっぱり、貴族に対する口の聞き方を教育して上げようかしら」

何時の間にか口論は、ジグマールを離れた所で行われていた。
ついでに3人とも、既にジグマールは眼中に無い様子である。
(人生…最大の屈辱だ
 このホーリー部隊隊長の
 この最も強く最も古く最も美しいアルター使いである
 この設定年齢19歳の
 この蟹座のB型の
 この最近髪形をアフロにした、と言うかアフロにされた
 このマーティン・ジグマールが、ガン無視されるハメになるなんてっ!!)

ジグマールは、大袈裟に咳払いを始める。
「ゴホン! ゴホン! 私が突然の不躾な訪問をしたせいで、キミ達に混乱を招いてしまった様ですね」
ジグマールが話し掛けるも、3人に反応は無い。
「それに関しては、すまないと思っています。だが私はキミ達に害する意思が有って、訪問した訳では無い」
なおもジグマールの声を無視し、3人は口論を続ける。
「それだけはどうか信じて欲しい…………少しは人の話を聞け、この3馬鹿トリオ」
「「「誰が馬鹿だ(よ)(ネ)」」」
神楽、キュルケ、ケンシロウは揃ってジグマールに向き直った。
(! 聞いていないハズ…!?)

神楽、キュルケ、ケンシロウはジグマールの持ち物を調べた後部屋に入れて事情を聞く事にした。
ケンシロウがジグマールに殺気が無かったと説明した為、神楽とキュルケもとりあえず警戒を解く。
ジグマールは殺し合いに乗っているものの、今の所他から仕掛けられない限りは誰も殺すつもりは無いので
ケンシロウがジグマールの気配を発見した際、殺気が無かったのも当然である。

「申し遅れた、私はマーティン=ジグマール。設定年齢19歳蟹座のB型ッ!!!」
「設定年齢って何アルか?」
「あなた中々面白い人ね、普通ここで星座や血液型は言わないわよ」
「フフン、この程度当然ですよ」
「……別に褒めて無いわよ? 私はキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー、キュルケでいいわよ」
「だから設定年齢って何ヨ?」
「俺の名はケンシロウだ」
「おいィィィ!! 何で揃って設定年齢、華麗にスルーしてんだ!」

何やら抗議の声を上げている神楽も、渋々自己紹介を終え
全員がこれまでの経緯を話し、情報交換する運びになった。

 ◇  ◆  ◇

ジグマールの話によると病院で五人の男女に出会い、彼等と情報交換した後急に襲われ
現在居るマンションまで、逃げて来たとの事である。
その病院で出会った五人組の中に、神楽とキュルケの各々の知人である坂田銀時とルイズが居たと言うのだ。
ジグマールの説明する外見的特徴も、神楽とキュルケの知る二人と一致する。

「ふざけんなァァァァァァァ!!! 銀ちゃんがそんな事するかァァァ!!
 私は銀ちゃんをこんな殺し合いに乗る子に、産んだ覚えは無いネ!!!」
「……あなた、子供を産んだ覚えあるの?」
話を聞いた神楽は、ジグマールに木刀正宗を付き突きつけ叫ぶ。
それを受けたジグマールは、動揺を隠せない。
(こいつ等の知り合いが居たのか! どうする? どうする? どうする? この場をどうする?
 ……いや、どうするもこうするも有るまい。ここで下手な言い逃れをしても、立場を悪くするだけだ)

「私はあくまで事実と真実を贈っているのだよ……」
「銀ちゃんはな、家賃も従業員の給料もろくに払った事が無くて、死んだ魚のような目をしてぐーたら生きる
 屍のようなダメ人間だったアル! そんな銀ちゃんが人の道に外れた真似をするかァァァァ!!
 オメーと一緒にすんな! この、まるでダメな大盛りアフロ――――略してマダオ!!!!」
「マダオは私のあだ名と被ってるから、別のあだ名を付けて頂戴。……私の方を」
憤慨する神楽を、ケンシロウとキュルケが押し止める。
「少し落ち着け。そう興奮していては、話にならん」
「でも私もジグマールの話は、素直に信じられないわね」
「何故だ?」
「ジグマールの言った五人組の中に、私の知り合いも居るのよ」

キュルケの知るルイズは貴族の誇りを何より尊び、主催者の言うなりに殺人に走る様な人物では無い。
平賀才人を生き返らせる為に、殺し合いに乗る可能性は考えられるが
ジグマールによればルイズの襲撃を受けたのは、2回目の放送前。
その時点では少なくとも、優勝者の褒美については知らない筈。
「ケンはどう思ってるの?」
「話を聞いただけでは、俺には判断が付かん。だがジグマールの言葉の真偽は確かめる方法は有る」

「テメー銀ちゃんを陥れて、どうするつもりだ!! 吐けコラァァァ!!!」
自分に詰め寄る神楽のあまりに一方的な態度に、ジグマールは険を含めて答える。
「私は坂田銀時が普段どんな人物かは存知無いが、誰であれ殺し合いの中では恐怖や不安等から
 誤って他者に武器を向ける可能性も、否定出来ないのではないかね。
 おっと、こんな事を言っても
 お馬鹿な
 お子様には
 お難しい
 お話かもしれないな」
ジグマールの言葉を受けて、徒でさえ手に持つ木刀正宗により昂ぶり易くなっていた神楽の感情が
あるいはそれら全てが化学反応を起こしスパークしたかの如く、臨界点を超えた。

神楽はバックステップで、一瞬にして抑えに掛かるケンシロウとキュルケから距離を取り
部屋の壁を使った三角飛びで、二人を避わしてジグマールに切り掛かる。
戦闘民族である夜兎の瞬発力に、キュルケも標的となっているジグマールさえ反応出来ない。
しかし如何に神楽が早くとも筋力に頼った大きく直線的なその動きは、ケンシロウにとっては予測が可能な物。
ケンシロウは神楽の動きを先読みし、軌道上に割り込み両頬に蹴りを入れる。
ジグマールを逸れた神楽は、勢いはそのまま壁に激突した。

「テメー!! このかぶき町の女王と、やろうってのか筋肉マン!!!
 上等だ、毎日牛丼食ってるからって舐めてんじゃねーぞ! こっちは毎日酢昆布食って……あれ?」
立ち上がり気勢を上げていた神楽が、突如尻餅を付いた。
「北斗繰筋自在脚。筋肉を5分間弛緩させた、そこでおとなしくしていろ」
「フフフ、感謝しますよ。危うく乱暴なお子様に殺される所で……ひでぶっ!」

ケンシロウは、ジグマールの背中を脚で押した。
「新一という秘孔をついた。お前は意思に関係無く、俺の質問に正直に答えるしかない」
「な……なんだってー!!」
「それは本当なのケン?」
「北斗神拳に伝わる、秘孔の効果は絶対だ」
「北斗神拳?」
「1800年の歴史を持つ暗殺拳、俺はその伝承者だ」

(秘孔をついたとは何だ? 只のブラフか? まさかアルター能力の事か!?)
不意にジグマールの首に、ケンシロウの指が掛かる。
その瞬間、ジグマールは全身が総毛立つ錯覚に陥った。
(い、何時の間にこんなに近くに居たんだ!?)
ジグマールは、神楽から自分を守ったケンシロウの動きを思い出す。
動き自体は神楽程早くはなかったが、無駄と気配の無い洗練されたそれは
正に極限まで鍛え上げられた、暗殺者の物だった。
(こんな奴からは、人間ワープを使っても逃げられるかどうか…………)
ケンシロウの指先から殺気と威圧感が伝わり、ジグマールの汗が吹き出る。
(ほ、本当の事を言ったりしたら殺される! 助けてギャラン=ドゥ……)

「質問するぞ、今までのお前の話に嘘は無いか?」
(お願いだから助けてよう、ギャラン=ドゥ!)
恐怖の余り震えるジグマールが、幾ら心中で懇願してもギャラン=ドゥは現れない。
(……そうだった、忘れてたよ)
意を決して、震えを止める。
(僕がここで一人で頑張ってみせないと、ギャラン=ドゥが安心して出て来れないんだ……!)
「……う、嘘は無い! 全部本当の事だ!!」

「…………分かった、無礼な詮索の仕方をしてすまなかった」
「ちょっと、ケン……」
「言っておくが、ハッタリではない。新一をつかれた者に、偽証は不可能だ」
ケンシロウはジグマールの秘孔を、精確についてはいた。
しかし例えばトキ程の北斗神拳の熟達者による秘孔縛でも、精神力によって解ける事も有る。
ケンシロウは、秘孔の効果に制限が掛かっているのに気付いていない。
新一の秘孔の場合、肉体操作の強制力が制限されていた為
ジグマールは本人すら気付かぬ内に、精神力によって新一の秘孔を破っていた。
「フフフ、どうやら誤解が解けた様で何よりです」
(フン、やはり秘孔とやらは只のブラフだったか……)

「ミギーという不良が憑いたとか言われても、そんなもん知らねーよ!! 納得いくか!!」
神楽は壁に手をつき、立ち上がろうとする。
「新一という秘孔だ。これ以上ジグマールを攻めるつもりなら、俺が相手になる」
神楽の威勢をケンシロウが受け、二人の睨み合いとなる。

「落ち着きなさいよ。私やあなたの知り合いが普段通りの状態とは、限らないでしょ」
「……どうゆう意味アルか?」
「ここでは私達の知らない、異能を持つ人間や道具があるみたいだから
 他人を洗脳や操作する方法があっても、おかしくないじゃない」
「ぎ、銀ちゃんはそんな簡単に操られないヨ……」
「あるいは別人が化けた、偽者という事も考えられる。あまり可能性の話をしても切りが無いがな」

「…………もういいヨ、そんなダメアフロに騙される連中は相手にしてられないネ」
神楽は部屋の窓を開け
「待て!」
「私が病院に行って、確かめてくるネ」
制止しようとするケンシロウの手をすり抜け、窓から飛び出す。

(しまった! まさか病院に行くとは)
ジグマールは窓から、神楽が走り去って行くのを見つめる。
(今から追いかけても、間に合うまい。それにしてもお馬鹿なお子様だ
 あれは僕は悪くないよ、ギャラン=ドゥ……)

しばらく神楽を目で追っていたケンシロウは、窓から離れる。
「仕方ない、我々も病院に向かおう」
「ええええええええええええええっ!!!? 殺人者が5人もいるんですよ!!」
「その中には、私の知り合いも居るらしいじゃない。悪いけどあなたの話、完全には信用出来ないのよね」
「本々はアミバという人物を、捜索して回る予定だったからな。
 そうでなくとも病院に居る者は、放っておけん」
(な、何て無謀な連中だ! まさかこんな事になるとは!!)
ジグマールはあからさまに、狼狽を見せる。

「わ、私はあんな恐ろしい奴らの居る病院になど行かないぞ!!」
「だったらここに居たら? 私達はあなたに関係無く、病院に行くから」
「おま、ちょ! 殺されちゃうよ!?」
「でも、あなたは逃げ切れたんでしょ?」
「心配するな、お前を危険に晒したりはしない。だが病院まで来ないのならば、置いていくしかない」
(この目 決意を変えぬ瞳……)
ジグマールは二人の目を見て、病院行きを止められないと悟る。

「しかし今から追っても、あの子には間に合いそうに無い。それに道中にも、危険が無いとは……」
「電車を使う」
「……何よ電車って?」
「線路の上しか移動出来ない、電動の乗り物だ。どんな物かは現物を見れば分かる。
 それなら体力と時間の浪費も少ない上、移動中の安全の確保も比較的容易い」
ケンシロウは地図を取り出し広げる。
「このマンションから近いS8駅からS7駅まで電車に乗り、そこから病院に行こう
 3人連れなら、足で行くより早い筈だ」

結局ケンシロウ、キュルケ、ジグマールの3人は昼食も取らず病院に行く事となった。
当然ジグマールは、おとなしく病院に行くつもりは無い。
(何で病院なんかに行くはめに…………こうなったら病院に着く前に、この二人を殺すしかない。
 こうなったのは僕の所為じゃないからねギャラン=ドゥ、僕を責めないでよ…………)
ジグマールの苦悩は、未だ止みそうに無い。

【F-5 マンションの一室 一日目 日中】
【ケンシロウ@北斗の拳】
[状態]:カズマのシェルブリット一発分のダメージ有り(痩せ我慢は必要だが、行動制限は無い)
    キング・クリムゾンにより肩に裂傷
[装備]:
[道具]:支給品一式、ランダムアイテム(1~3、本人確認済み)
[思考・状況]
基本:殺し合いには乗らない、乗った相手には容赦しない。
1:電車で病院に行き、神楽と合流する。
2:アミバを捜索、事と次第によれば殺害。
3:ジャギ・ラオウ・勇次郎他ゲームに乗った参加者を倒す。
4:助けられる人はできるだけ助ける。
5:乗ってない人間に独歩・ジャギ・アミバ・ラオウ・勇次郎の情報を伝える。
[備考]
※参戦時期はラオウとの最終戦後です。

【キュルケ@ゼロの使い魔】
[状態]後頭部打撲(治療済) 貧血気味 マントが破られている
[装備]タバサの杖@ゼロの使い魔
[道具]支給品一式
[思考・状況]
基本:学院に三人で帰る、殺し合いには乗ってない人を守る、乗っている人は倒す
1:電車で病院に行き、神楽と合流する。
2:タバサ、ルイズと合流する。ルイズが殺し合いに乗っているか確認する。
3:サイトを殺した人物が乗っていた場合容赦はしない。
4:帰る方法を考える。
[備考]
軽い頭痛と出血により、行動に支障。
首輪をマジックアイテムだと思っています。

【マーティン・ジグマール@スクライド】
[状態]:全身に負傷中 美形+アフロ状態
[装備]: 本部の鎖鎌@グラップラー刃牙 アラミド繊維内蔵ライター@グラップラー刃牙(未開封)
    法儀礼済みボールベアリングのクレイモア地雷(リモコン付き)@HELLSING(未開封)
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
基本:生き延びて全宇宙の支配者になる
1:昼食後電車で病院に行く途中で、ケンシロウとキュルケを殺す。
2:ギャラン=ドゥの言うとおりに行動する
3:ギャラン=ドゥが活動できるまで戦闘は避ける
4:匿ってもらう(美貌が使えそうなら使う)
5:素性を知っている吉良、コナン、マリア、銀時、ルイズたちの悪評をばら撒く
[備考]
アフロ状態が次の話まで続くかどうかは他の書き手に任せます
※人間ワープにけっこうな制限(半径1~2mほどしか動けない)が掛かっています
連続ワープは可能ですが、疲労はどんどんと累乗されていきます
(例、二連続ワープをすれば四回分の疲労、参連続は九回分の疲労)
※ルイズと吉良吉影と覚悟はアルター使いと認識しました
※沖田のバズーカ@銀魂(弾切れ)をS8駅の車掌室に放置しています

【ギャラン=ドゥ@スクライド】
[状態]:ジグマールに潜伏状態 全身に負傷小(自己治癒中) 小程度の疲労
[思考・状況]
1:成り行きを観察中
[備考]
※ギャラン=ドゥは制限によりジグマールと命運を共にしています
 そのため、ジグマールを生かしています
※ギャラン=ドゥは制限により、30分前後しか表に出られません(それ以降は体力を大幅に消費してしまいます)
※表に出られる時間はギャラン=ドゥ本人の体力と精神力に依存しています
※一度引っ込んだら2、3時間ほど間を置かないと、表に出られません(無理をすれば出られますが、体力を大幅に消費してしまいます)
※人間ワープにジグマールほどではないが、けっこうな制限(半径3~4mほどしか動けない)が掛かっています
連続ワープは可能ですが、疲労はどんどんと累乗されていきます
(例、二連続ワープをすれば四回分の疲労、参連続は九回分の疲労)

昼過ぎの太陽の光が、高度から容赦なく降り注ぐ。
夜兎族が嫌悪を抑えきれない筈のそれも、今の神楽には意に介する余裕は無い。
頭の中に描かれるのは、坂田銀時が殺戮に走る風景。
神楽は頭を振って、自分の想像を否定する。
「銀ちゃんがそんな事する訳無いアル! あんのダメアフロ、いい加減な事言いやがってェェェェ!!」

次に頭に描かれたのは、自分からジグマールを庇うケンシロウとキュルケの姿。
神楽は苛立ちに、歯噛みする。
「ダメアフロ如きにあっさり騙されるなんて、筋肉ダルマとマダオも見損なったヨ!
 あういう大人が、ろくでもない女やダメな男に騙されるネ!」

神楽は気付いていない、なぜ自分がジグマールにそれ程の怒りを覚えるのか。
それはジグマールの話を、完全には否定しきれない為。

神楽は気付いていない、なぜ自分がケンシロウとキュルケにそれ程の苛立ちを覚えるのか。
それは彼等から逃げた自分に、後ろめたさが有る為。

神楽は気付いていない、なぜ自分がそれ程焦るのか。
それは坂田銀時を、完全には信用し切れない為。
(病院なんてすぐに着くヨ、だから……だから何時もの銀ちゃんで居てヨ……)

神楽は気付いていない、自分の心の闇に。
そしてそれが手に持つ木刀正宗に拠って、増幅されている事に。
照り付ける太陽の下、神楽は明けない闇を走っていた。

【F-5 北部 一日目 日中】
【神楽@銀魂】
[状態]疲労 精神的に不安定
[装備]木刀正宗@ハヤテのごとく 
 ジャッカル・13mm炸裂徹鋼弾予備弾倉(30×2)@HELLSING
[道具]支給品一式 拡声器@BATTLE ROYALE
[思考・状況]
基本:殺し合いには乗っていない人は守る、乗っている人は倒す
1:病院に行き、銀ちゃん(銀時)を捜す。
2:新八を探す。
3:帰る方法を考える。
[備考]・原作18巻終了後から参戦。


136:悪魔(デモン)降臨 投下順 138:遥かなる正義にかけて
134:スタートライン 時系列順 139:幕間~それぞれの思い~
125:涙を拭いて ケンシロウ 149:大乱戦
125:涙を拭いて キュルケ 149:大乱戦
125:涙を拭いて 神楽 147:必要なのは助けてくれる人
125涙を拭いて マーティン・ジグマール 149:大乱戦