強化外骨格「霞」


村雨良に支給された。

強化外骨格という意思を持つ甲冑で原作では葉隠散が着装していた。
強化外骨格の大将となるべく葉隠四郎が開発した最高傑作で攻撃力は他の外骨格を遥かに凌駕している。
甲冑としての相が強い外骨格のなかで唯一、女性に似せて作られており全体的に曲線的で細身の姿をしている。

「霞」を最高の外骨格とするべく、葉隠四郎は鎧に宿る霊魂に量ではなく質を求めた。
彼は純真無垢な赤ん坊の霊魂を欲するようになり、瞬殺無音部隊犬養少尉の息子 玉太郎を選んだ。
犬養の妻である冥は玉太郎を守ろうとするのだが、四郎に心酔する犬養は冥の腕を切り落とし玉太郎を連れ去った。
玉太郎は霞の生体組織に取り込まれ命を落とした。四郎は生体実験の証拠を隠すために犬養を斬殺した。

生き長らえていた冥は玉太郎の運命を知り”怒死”を遂げた。
怒りによって自ら破裂したその血は霞に振りかかった。このような死を遂げたものは全世界に仇を為すという言い伝えがある。
強大な力を有する怨霊となった冥は霞に憑りついた。彼女は人類そのものに対し激しい憤怒と憎悪を覚えるようになる。
「霞」は自らに触れる者を無惨に引き裂き、正しい心を持つ超一流の戦士であった散でさえも例外では無かった。
しかし霞の生い立ちを知った散は意志の力で零式鉄球を作動させて復活し、冥とともに全人類を破滅に追いやる”現人鬼”となることを誓った。

冥の怨霊としての力は強化外骨格「零」に憑依する三千の英霊を上回るものであり、開発者である葉隠四郎ですら対処できずにいた。
玉太郎の霊魂が宿る「霞」と心を繋いだ散を同時に喪失した際には益々錯乱し、地球全土を崩壊させようとするまでに至った。
原作では葉隠覚悟の献愛とヒロインの堀江罪子の慈愛により玉太郎の霊魂が開放され実に72年の時を経て母子は再会し、冥の怨念は晴れ光輪となって消え去った。

「零」に比べると化学兵器の種類は少ないが、戦術天誅により火力が大幅に増強されている。
基本性能も「零」より幾分か強化されているようだ。


武装

冥門:「霞」の肘から針を伸ばし、相手を串刺しにする。斬りつける場合は袈裟。超冷凍液でコーティングし斬りつけると超冷凍塗布肘斬撃となる。
     踵にも同じ針が仕込まれている。

閃滅:両掌から放出される超高熱の光球。「零」の昇華弾と相殺していたことから威力は同等と思われる。
戦術天誅:気象兵器。頭上の気象を操作して雷を落とす。バリエーションとして雷を五本落とす「五束天誅」
          自身に雷を落として充電してから、掌より電撃を放出する「弔電」と相手の打撃を肘で潰して、そのまま電撃で追撃する「受即昇天」がある。