核鉄


核鉄(かくがね)は錬金術研究(戦術兵器の開発)の成果で、錬金術の粋を集めて精製された超常の合金である。
通常は片手に収まるほどの大きさをした六角形の金属塊であるが、使用者の闘争本能に呼応し、使用者固有の武器「武装錬金」へと形を変える。
武装錬金は、それぞれ固有の「特性」を持ち、武器または動物型等の自動人形(オートマトン)といった形状を成すが、いずれにせよその能力は物理学・工学を超越する
(体積・質量・エネルギー等)。また、所有者の生存本能に呼応して治癒力を増幅させることもできる。

しかし、元々ある人の生命力を治癒力に強制変換するというものであるため、度を過ぎれば逆に命をすり減らす結果となる。
よって、現在武藤カズキはホムンクルスの攻撃で失われた心臓のかわりに核鉄を用いているが、これは実はかなりの荒療治である。
核鉄は通常1個を使用するが、同時に複数個使用して武装錬金を創造(W武装錬金)したり、治癒効果を倍とまでは行かないが、高めるコトが可能である。
この時、武装錬金のデザインは個々の核鉄によってわずかに異なり、2個目の核鉄によるデザイン違いの武装錬金はアナザータイプと呼ばれる。
アナザータイプは以前の武装錬金のデザインを最大で50%継承するため、形状はオリジナルとは若干異なるが、特性・性能等は変わらない。どれくらいの強度を誇るのかは不明だが、作中ソードサムライXの逆胴を受け止めている(アニメ版ではヴィクターによってディープブレッシングに使用した核鉄の内2つが破壊される描写がなされている)。
全部で100個(シリアルナンバーI(1)~C(100))とされ、世界中に散ってしまった核鉄の回収と管理のために錬金戦団が組織された。

武装錬金を発動する際に「武装錬金!!」と叫ばれることが多いが、熟練者は無音無動作で武装錬金の発動が可能である。
それでも作中で登場人物達が叫んでいたのは「そのほうが気合が入るから」と極々、私的な理由だったりする。

錬金の戦士達は敵であるホムンクルスと対等に渡り合う体力も当然、必要ではあるが武装錬金の特性を正しく把握するのが最も重要となる。
自らの武装錬金の利点と弱点を知り、特性を思いがけない形に応用してこそ錬金術のエキスパートなのである。