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ただいま留学中!

イギリス 迫田 まゆ
2007年度奨学生(1学年度)
留学先:ケンブリッジ大学
専攻:開発学


a 留学準備

実際の出願準備を始めたのは、10月中旬頃でしょうか。年内に出願を済ませようと思っていたのですが、語学の点を上げること、卒論執筆に追われ、結局出願書類を郵送したのが1月の終わり頃になってしまいました。第一希望のケンブリッジ大学の締め切りのなんと3日前でした。1月20日から内閣府主催の世界青年の船の研修に参加していたので、夜な夜な願書を書き、船が出港する直前にそれを母に託すという、どたばた劇でした。出願した3校中、締め切りにまだ余裕のあった2校からはすぐに合格の通知をいただいたのですが、ぎりぎりに出願したケンブリッジは、結果がくるのも5月で、はらはらしたのを思い出します。皆様には、私のようにならないよう、できるだけ早めに出願することをお勧めします。特にイギリスは、早く出したほうが、合格にも有利な大学も多々あるようです。また、私の場合、第一希望の大学をロータリーから指定校に選んでもらっていたわけではなかったので、指定校を変更してもらう必要がありました。最初は、「ケンブリッジのある地区は人気地区で、変更は不可能だ」と断られ、何日か泣いて過ごしました。しかし、数日後、幸運にも急にケンブリッジに空きができたという知らせを受け、晴れてケンブリッジ大学に留学できる運びとなりました。このやり取りの間、同期の奨学生にはとても励ましてもらい、支えてもらいとても感謝しています。その後、あわてて実際の留学準備に取り掛かったわけですが、生活用品はイギリスで揃えることにし、海外のATMでお金を下ろせるデビットカードを作ったり、(イギリスに留学される方は、日本の銀行に奨学金が振り込まれるので、海外でも現地通貨で下ろせる銀行をあらかじめ指定されることをお勧めします。)、VISAを取得したり、日本でしか買えないものを買ってまわりました。特に、耳かき、電子レンジでご飯が炊けるお釜、自分の専門分野の日本語の本、ボイスレコーダーはかなり役に立っています。

b 語学研修

語学研修を指定されたわけではないのですが、大学のEAP(English for Academic Purpose)Pre-sessional Courseという大学院生専用の5週間の語学コースに8月の中旬から参加しました。英語でのエッセイの書き方、プレゼンテーションの行い方など、大学院において必要な英語のスキルを中心とした授業が土日を除いて毎日行われました。また、授業とは別に、ロンドンやオックスフォードへの遠足、パブツアー、美術館めぐり、パンティング、ケンブリッジのカレッジ巡り、ゴーストツアーなど、課外活動もたくさんあり、コースのみんなととても仲良くなることができました。毎日毎日、本当に楽しい、最高の5週間でした。今でも語学コースの友人達とは頻繁に会っていますし、支え合っています。また、銀行口座の開設、携帯電話の購入、生活用品の購入など、時間がかかることも、語学コースの間に済ませておくことができました。
英語力の向上だけでなく、修士課程が始まる前に、その土地に慣れ、その後も支えあっていけるすばらしい友人を作ることができるので、語学コースはとてもお勧めです。

c 学業面

授業は、私の場合、必修科目3科目が週に2コマずつ(レクチャー1コマ、セミナー1コマ)選択科目のレクチャーが週2コマの合計8コマになっています。授業数自体は少ないのですが、少人数制のセミナーのために本を読んだり、エッセイを仕上げたり、何かと忙しい日々が続いています。ケンブリッジ大学開発学修士コースはでは、9ヶ月のコースである上、メインとなるMichaelmas Term(秋学期)とLent Term (春学期) がそれぞれ8週間ずつしかないため、学期中は目の回るような忙しさです。最後にEaster Termがあるのですが、Easter Termには授業は週2コマほどしかなく、必修科目のテストの準備などに当てられます。また、他学部や他研究所の行っているセミナーに参加するのもとても有意義です。私は環境問題にとても関心があるので、自分のコースとは別に、環境問題に関するセミナーにたくさん参加しています。
授業も、セミナーも、全て英語で理解するのは大変ですが、英語漬けの毎日に感謝し、楽しみながら勉強しています。聞き取りにくい授業の際はボイスレコーダーを持参し、それを聞きなおして、リスニングの向上にも役立てたり、Economistなどの時事雑誌も頻繁に読むようにしています。さらに、机の上の勉強だけでなく、友人を通じて世界のことを学んでいます。私の学部のコースは約67名の生徒が所属しているのですが、インド、パキスタン、中国、ガーナ、ウガンダ、ドイツ、イタリア、ポーランド、カナダ、アメリカ合衆国、日本、韓国、ヴェトナム、などなど、世界各国から、集まってきています。皆の経歴もそれぞれ個性的で、彼らと話し、彼らの人生、考えを聞くことで、視野がとても広がっている気がします。

d コンピューター、メールなどのIT環境

IT環境は比較的整っていると思います。学部、図書館、寮と至る所にパソコンやプリンターが設置されていますし、大学にはコンピューターセンターというものがあり、修理やトラブルに対応してくれたり、毎日のように無料で様々なパソコン講座を行ってくれています。ただ、大学のパソコンは必ずしも日本語が使えるとは限らない上、毎日頻繁に使うので、持ち運びに便利な軽量タイプのノート型パソコンを日本から持ってきています。また、学校の図書館や街中のカフェなど、ワイヤレスネットワークが無料で利用できる場所がたくさんあるので、無線LANの取り付け、設定を日本で行ってくることをお勧めします。余談になりますが、携行品にも保険をかけておくこともお勧めします。私はパソコンが壊れたのですが、クレジットカードに自動で携行品の保険が付いていたため、高い修理代を払わずにすみました。

e 生活面

ケンブリッジ大学では、それぞれ特徴を持った「カレッジ」というものが大学とは別に31校あるのですが、ケンブリッジの学生は必ずその中の1校に所属することになっています。大学院生の場合は、カレッジで授業が行われることはないのですが、カレッジごとに入学式が行われたり、フォーマルホール(正式にガウンを着て食べる食事)があったりなど、カレッジは生活の拠点となっています。私はダウニングカレッジという学部生・院生が共に所属する、伝統のあるカレッジに所属しています。私はカレッジの寮で生活することに決めましたが、同じカレッジの生徒と仲良くなる機会が多いだけでなく、食堂やテニスコート、ジム、図書館などカレッジの施設を利用しやすいので、とても満足しています。特に食堂は、毎日朝、昼、晩と比較的安い価格でご飯を食べることができるのでよく利用していますし、図書館も24時間空いています。
  また、クラブ活動も盛んで大学のクラブやソサエティだけでなく各カレッジごとにもソサエティがたくさんあります。先学期は勉強に慣れるので忙しく、ホームレスの方々に毎週お昼ごはんを作って持っていくというソサエティの活動、テニスを時々、趣味のスペイン語を週1回程度しかできていませんが、今学期は勉強の合間を縫ってもっとたくさんのことに挑戦したいと思っています。

f ロータリー関係の活動

9月 :受け入れクラブであるSouth Cambridge Rotary Clubのディナーに参加。また、最終週に行われた、イギリス全国からロータリー財団の奨学生が集まるイベント「ロータリー・リンク・ウィークエンド」に参加しました。ボーンマスという町で、現地のロータリアンの家に2泊3日させていただき、他の奨学生ともオリエンテーシ
ョン、ディナーなどを通じて交流しました。同じ志を持つ仲間と出会えたとともに、現地のロータリアンの方々に家族のようによくしていただいて、忘れられない思い出となっています。
10月 :受け入れ地区である1080地区の奨学生と顧問ロータリアンでの食事会に参加。
また、ケンブリッジ大学に留学している他の生徒達と今後国際親善奨学生としてどのように活動していくか会議を開いたり、顧問ロータリアンのお家にご飯をいただきに行ったりもしました。
11月 :2つのロータリークラブでスピーチをしました。浴衣を着ていったところとても喜んでいただけた上、スピーチも大変好評でした。スピーチをすることで、日本について、自分について、もっと知ることができ、私自身も楽しんでスピーチを行っています。
12月 :受け入れクラブである、South Cambridge Rotary Clubにてスピーチ。顧問ロータリアン一家と共に、クリスマスキャロルを聴きに行ったり、お家のクリスマスパーティに参加しました。また、受け入れクラブの他のロータリアンのお家にもおじゃまさせて行かせていただき、お孫さんたちとも遊びました。
今後:1月の中旬には、ロンドンで行われる「Rotary London Conference」にも2日間参加してまいります。また、これからも何回かロータリークラブでのスピーチを予定しています。



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