「"Knockin' on Heaven's Door" カルミア」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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*"Knockin' on Heaven's Door"──天国への扉
Stairway to Heaven"天国への階段"
────Led Zeppelinの4thアルバム"レッド・ツェッペリン IV"の"Stairway to Heaven"から
Made In Heaven
────Queenのラストアルバム"Made In Heaven"から
Knockin' on Heaven's Door"天国への扉"
────Bob Dylanのシングル"Knockin' on Heaven's Door" から
以上の三曲の名前をお借りしてできた二つの能力
ご覧になる前に一度お聞きなさってはいかがでしょうか
必ず、後悔はさせません――……
***・User"使用者"
カルミア・ヴァーミリオンの扱う二つの能力。
一つは空間を、もう一つは時間に大きく干渉し、そして書き換える、とても強大で複雑な能力。
それを操る彼女の思考力の高さはかなりの水準であり、そして彼女をもってしても、キチンと扱いきれない様子。
詳しくは後述する内容を読んでね!!
**@"Stairway to Heaven"―天国への階段
***・Summary"概要"
あらゆる物体を空間に固定する能力。
固定に必要な手順は彼女の近くの空間にその物体がある事だけである。
つまり、触れる必要も何も無い。
ただし、対象は物体に限る――命あるもの、主に生物は固定することはできない
しかしながら――方法は無いわけではない、そちらは後述する。
なお、生物が着ている服や持っている武器はその生物と"同じ"扱いになるため
固定することは不可能である。
***・Basic Knowledge"基礎知識"
まず、固定とは何か、読んで字の如く、その場にうちつける事。
画鋲で壁に紙をうちつける――そんな何気ないことを空間に対して行う。
固定された物体は、時が止まったように、その場所、その高さ、その状態を維持したまま静止する。
触ってみた場合、いくら柔らかい物体でも凹むことはなく、鉄になってしまったかのように、ピクリとも変形はしない。
しかし、性質は残しているようだ(例えば液体である血液を槍の形に固定しても、電流は流れる)
なお、液体に関する固定についてはこちらも後述する。
物体を固定する際の力学的エネルギーはその物体に保存されており
能力を解除した瞬間に、好きな方向にそのエネルギーをかけることができる。
つまり、地面に落ちるナイフを固定し、解除すれば
再び上へと舞い上がらせる事が可能になる。
これを利用し彼女は物体を操るような事を可能にしている。
更に、エネルギーは、固定中に加えられたエネルギーと固定中の位置エネルギーも加えられる
長い間、物体を留めて置けば置くほど、威力は高くなるのだ。
しかし、固定中には魔力を使う、無意味な放置は彼女にとって決して良いものではない。
固定中の物体は鉄程度の強度になるため、単純な力による破壊は中々難しくなる。
更に、人の全力の突進程度では、固定中の物体はピクリとも動かない。
***・Assistance Knowledge"補助知識"
&bold(){――生物に対する固定について}
生物は固定できない、と先述したが、厳密にはそうではない。
彼女の触れた空間ごと、固定するのは可能である――しかし
空間ごと固定するというのは"無駄"が多い。
すなわちラグが発生する、これは一瞬の刹那で結果が決まる戦闘には向かない
では、どうしたか――彼女はこれを罠として使うことにした。
彼女が触れた近くの空間は数分間、中へ入った物体――これは生物すらも含める――をその場に固定する。
全身を締め付けられたように、金縛りにあったかのように、自身の意思では一歩も動けなくなるのだ。
ただし、全身の固定など一瞬で解ける、悪くは無いが彼女としては全身を罠にかけるより
体の一部――腕や足などを数秒固定するほうが役に立つと考えている。
&bold(){――液体に対する固定について}
液体は主に、一部分を切り取って、その形で固定した後
再び固定した液体を物体として扱い、固定し、動かすという扱い方が多い。
これからも分かるように不定の物体、水や粉末などはこのように二度固定し扱う方が多い。
彼女の物体を操る術は不完全である、どんな物体も何度か固定、解除を繰り返すことで動かしているのだ。
つまり、一度しか固定していない液体や粉末などでは、一度解除した瞬間散らばってしまい
操るどころでなくなるのだ。
また、液体や粉末は通り抜けることは難しくなる。
なお、気体は固定することすら不可能。
&bold(){――元ネタについて}
JOJOのクラフト・ワークとキャッチ・ザ・レインボーの長所をとった感じ
***・Merit"長所"
様々な能力の中でも、物質を操る能力(火や水を操る能力など)に次いで応用範囲が広い。
名前の如く足場を作ったり、物質を移動させたりする以外にも
その地形を最大限に生かした戦法が取れる。
例えば雨が降っていれば彼女の近くは大量の刃が彷徨う戦場となり
砂が多ければ、彼女を守護する楯ができることとなる。
更には武器の生成からマーキングまで、その応用力の広さは圧巻の一言
攻撃、防御の面から見ても、普通の一般人であればかなりの能力者になれる。
しかし、後述する彼女のスペックを見れば分かるように、彼女が使う場合においては
この能力ではやや力不足になる。
***・Demerit"短所"
この能力は、ある程度の身体能力さえあれば強大な力を発揮する。
どんな状況でもかなりの殺傷力を持った武器を生成できるのだ、それだけでも十分すぎる。
しかしながら、彼女にとってそんなものは焼け石に水にすぎない。
彼女の遅い脚も、か弱い力も、そして――も……全て、この能力とは正反対、逆向きである。
更には戦闘する地形によっては武器など使えるものがなくなることもしばしば。
その為、彼女は主に血液をわざと放出し、武器にしなければならないのだ。
更に言えば、彼女の低い身体能力では最低限の条件の見る事で手一杯。
取っ組み合いの戦闘に持込さえすれば一方的に嬲ることができるだろう。
強度は鉄であるが、それは直接攻撃に強いだけであり
魔力攻撃に関しては、魔力耐性が無いため、干渉を受ける。
つまり、水などを固定していても、炎を放たれた場合、沸騰し水が消えてなくなることもあるのだ。
***・Deal"対処"
まず彼女と対峙した際、最初にするべき事は一にも二にも接近である。
彼女の身体能力は底辺――このスレでもワーストだろう、殆ど誰でも先手を取れる。
逆に言えば、彼女に対し距離を置いて、どうするか考え、待つという方法は危険極まりない。
己が持つ身体能力を最大限に生かし、止まることなく走り続ければ――勝利への道は確実に落ちてくる
では、彼女と同じく接近戦を苦手とする能力者が彼女の対峙した場合
逃げるしかないのか――否、そんなことは無い。
彼女の能力は基本的には動きに対応するもの、遠距離の能力者には逆に都合の良い相手だろう。
いずれにせよ、彼女では――彼女の身体能力では、扱えきれず、この能力の長所を常にいくつか潰している。
**@"Made In Heaven"
***・Summary"概要"
あらゆる、触れた物体を三分まで未来に送ることができる。
物体、とは言ったものの、この能力では生物であろうと何であろうと関係なく未来へ送ることができる。
未来へ送られた物体は、時が来るまで、何にも干渉される事なく、ただ時が来るのを待つ。
その間は別の世界に送られているため、誰も、それを見ることも感じることもできない。
そして、時が来ると、その場へと現れる(この事は後述する)
なお、発動中は常に左手に懐中時計を持っている必要がある。
更に、同じ物体に連続で発動するには、送った時間分待つ必要がある。
一度1分先に送った物体なら、戻ってきて1分間は未来へと送ることはできない。
***・Basic Knowledge"基礎知識"
物体を未来に送った場合まず"それ"に意識があるか否かで振り分けられる――尤も正確に言えば
どちらも同じ未来へと送られてはいるが、普通の小石を送ったのと人を送ったのでは大きく状況が違う。
例えば、物体そのもの――小石や武器など、意識を持たぬ道具を送った場合。
時間がたてば、彼女が未来に送った瞬間の場所――彼女が触れた瞬間の場所に現れる。
これはそれらの道具に意識がないからであり、急な地面の陥没や地割れが無い限り、それは変化しない(その場合どうなるか、は後述で)
では、意識のある人や存在を未来に送ったら、どうなるか
ふわりとした浮遊感の後、彼らの目の前には触れられた時と同じ場所の同じ光景が広がっているだろう。
ただしそこには人の存在感は無く、唯々、命の息吹を感じさせない空間でしか無い。
その空間で移動することは可能、勿論力を貯めることも、罠をしかける事も
移動や罠などは、時間が過ぎ、元の空間に戻るときには反映されている。
つまり、未来の世界でしかけた罠は、普通の世界の同じ場所にセットされたままになり
彼らが移動した場合、普通の世界の移動しおえた場所に現れる事となる。
発動中は常に懐中時計を持っている必要がある。
***・Assistance Knowledge"補助知識"
&bold(){――普通の世界での行動は未来へ反映されるのか、またその逆はどうか}
例えば、先に未来に送り、未来へ行っている間に普通の世界で穴を掘った場合、未来の方ではその穴ができるのか。
また、未来で穴を掘った場合、普通の世界に穴はできるのか――この二つの具体例から考えてみたい。
まず前者"普通の世界での行動は未来へ反映されるのか"
答えはYES、普通の世界で行った干渉は未来へも反映される。
その点で言えば未来は絶対に干渉されることは無いという前述の文章は
やや、正しくない――しかし、気にする程度では無いだろう、気にしないのっ!
次に後者"未来の世界での行動は普通の世界へ反映されるのか"
これはNO、未来の世界で穴を掘ったとしても、それが反映されるのは戻ってきた時。
時が経ち、未来へ送られていた人物が戻ってきたと同時に、未来で掘った位置に穴ができるのだ
&bold(){――未来に送られた者同士でコンタクトは取れるのか}
未来へ送られた者は点にいる事になる
(普通の世界) (未来の世界)
―――・――――――――――――・
例えば三分先にAを送ったとする
(普通の世界) (三分先)
―――・――――――――――――A
そして三〇秒たった場合、時間軸はこうなる
(普通の世界) (三分先【この時点の普通の世界から見れば二分三〇秒先】)
――――――・―――――――――A
この図からわかるように、Aの時間は動くことは無い。
同じ場所で時間が追いつくのを常に待っている状態なのだ。
この状態のAと会いたければ二分三〇秒後にBを送れば良い
(普通の世界) (三分先【この時点の普通の世界から見れば二分三〇秒先】)
――――――・―――――――――A
(普通の世界) (二分三〇秒先)
――――――・―――――――――B
こうなった場合、Aのいる未来へ、突然Bが現れたことになる。
そして二人とも、二分三〇秒後、この世界に戻ってくるのだ。
――普通の世界に戻った時、現れる場所に物があった場合どうなるのか
非常に限定的な状況では有るが、無いことは無い。
結論から言えば、現れる場所に既に何かが有る場合、何も無い少し横の空間へと自動的に修正される。
しかし、それを使った場合、数秒間からだが硬直してしまう。
&bold(){――未来で見えるモノ}
建物や、そこにある物体が見える。つまり、人の服に付着した血液を見ることはできない。
しかし、地面に落ちる血液などはリアルタイムで未来に影響を及ぼし、未来からでも見ることはできる。
見落とさないことが彼女にとって尤も重要な事の一つ
&bold(){――元ネタについて}
大半は思いつき、その為に穴が多い能力でもある、質問があればどしどし下さい><
わっちの血と肉になりますっ
***・Merit"長所"
恐らくは数多くある能力の中でもトップクラスの能力"時間跳躍"
どんな速度よりも速く、彼女は先へと行くことができる。
それはどんな能力とも違う"異端"の能力、塵にも宝石にもどちらにもなり得るニトログリセリン
二度目の新大陸の調査時にはこの能力が良い方向へと傾いたおかげで、かなりの力を発揮した。
まず所見では"何事か分からない"という強みを持つ。
彼女の能力最大の弱点である、未来からは相手が今、どこにいるのか分からないという弱点を
"相手の不安"による硬直で補うことができるのだ。
***・Demerit"短所"
能力がばれた瞬間から、先述した弱点はねっとりと彼女へと染み付く。
彼女は様々な対処をするが、それが意味を成さないことも多い。
また、単体では回避にしか役に立たないため、攻撃手段を使わないと宝の持ち腐れである。
***・Deal"対処"
まずは彼女の能力を見破らない事にはどうしようもない。
それができずとも、一点に固まらず常に動く必要がある。
彼女が攻撃を外した隙を狙うのが一番良いだろう。
*"Knockin' on Heaven's Door"──天国への扉
Stairway to Heaven"天国への階段"
────Led Zeppelinの4thアルバム"レッド・ツェッペリン IV"の"Stairway to Heaven"から
Made In Heaven
────Queenのラストアルバム"Made In Heaven"から
Knockin' on Heaven's Door"天国への扉"
────Bob Dylanのシングル"Knockin' on Heaven's Door" から
以上の三曲の名前をお借りしてできた二つの能力
ご覧になる前に一度お聞きなさってはいかがでしょうか
必ず、後悔はさせません――……
***・User"使用者"
カルミア・ヴァーミリオンの扱う二つの能力。
一つは空間を、もう一つは時間に大きく干渉し、そして書き換える、とても強大で複雑な能力。
それを操る彼女の思考力の高さはかなりの水準であり、そして彼女をもってしても、キチンと扱いきれない様子。
詳しくは後述する内容を読んでね!!
**@"Stairway to Heaven"―天国への階段
***・Summary"概要"
あらゆる物体を空間に固定する能力。
固定に必要な手順は彼女の近くの空間にその物体がある事だけである。
つまり、触れる必要も何も無い。
ただし、対象は物体に限る――命あるもの、主に生物は固定することはできない
しかしながら――方法は無いわけではない、そちらは後述する。
なお、生物が着ている服や持っている武器はその生物と"同じ"扱いになるため
固定することは不可能である。
***・Basic Knowledge"基礎知識"
まず、固定とは何か、読んで字の如く、その場にうちつける事。
画鋲で壁に紙をうちつける――そんな何気ないことを空間に対して行う。
固定された物体は、時が止まったように、その場所、その高さ、その状態を維持したまま静止する。
触ってみた場合、いくら柔らかい物体でも凹むことはなく、鉄になってしまったかのように、ピクリとも変形はしない。
しかし、性質は残しているようだ(例えば液体である血液を槍の形に固定しても、電流は流れる)
なお、液体に関する固定についてはこちらも後述する。
物体を固定する際の力学的エネルギーはその物体に保存されており
能力を解除した瞬間に、好きな方向にそのエネルギーをかけることができる。
つまり、地面に落ちるナイフを固定し、解除すれば
再び上へと舞い上がらせる事が可能になる。
これを利用し彼女は物体を操るような事を可能にしている。
更に、エネルギーは、固定中に加えられたエネルギーと固定中の位置エネルギーも加えられる
長い間、物体を留めて置けば置くほど、威力は高くなるのだ。
しかし、固定中には魔力を使う、無意味な放置は彼女にとって決して良いものではない。
固定中の物体は鉄程度の強度になるため、単純な力による破壊は中々難しくなる。
更に、人の全力の突進程度では、固定中の物体はピクリとも動かない。
***・Assistance Knowledge"補助知識"
&bold(){――生物に対する固定について}
生物は固定できない、と先述したが、厳密にはそうではない。
彼女の触れた空間ごと、固定するのは可能である――しかし
空間ごと固定するというのは"無駄"が多い。
すなわちラグが発生する、これは一瞬の刹那で結果が決まる戦闘には向かない
では、どうしたか――彼女はこれを罠として使うことにした。
彼女が触れた近くの空間は数分間、中へ入った物体――これは生物すらも含める――をその場に固定する。
全身を締め付けられたように、金縛りにあったかのように、自身の意思では一歩も動けなくなるのだ。
ただし、全身の固定など一瞬で解ける、悪くは無いが彼女としては全身を罠にかけるより
体の一部――腕や足などを数秒固定するほうが役に立つと考えている。
&bold(){――液体に対する固定について}
液体は主に、一部分を切り取って、その形で固定した後
再び固定した液体を物体として扱い、固定し、動かすという扱い方が多い。
これからも分かるように不定の物体、水や粉末などはこのように二度固定し扱う方が多い。
彼女の物体を操る術は不完全である、どんな物体も何度か固定、解除を繰り返すことで動かしているのだ。
つまり、一度しか固定していない液体や粉末などでは、一度解除した瞬間散らばってしまい
操るどころでなくなるのだ。
また、液体や粉末は通り抜けることは難しくなる。
なお、気体は固定することすら不可能。
&bold(){――元ネタについて}
JOJOのクラフト・ワークとキャッチ・ザ・レインボーの長所をとった感じ
***・Merit"長所"
様々な能力の中でも、物質を操る能力(火や水を操る能力など)に次いで応用範囲が広い。
名前の如く足場を作ったり、物質を移動させたりする以外にも
その地形を最大限に生かした戦法が取れる。
例えば雨が降っていれば彼女の近くは大量の刃が彷徨う戦場となり
砂が多ければ、彼女を守護する楯ができることとなる。
更には武器の生成からマーキングまで、その応用力の広さは圧巻の一言
攻撃、防御の面から見ても、普通の一般人であればかなりの能力者になれる。
しかし、後述する彼女のスペックを見れば分かるように、彼女が使う場合においては
この能力ではやや力不足になる。
***・Demerit"短所"
この能力は、ある程度の身体能力さえあれば強大な力を発揮する。
どんな状況でもかなりの殺傷力を持った武器を生成できるのだ、それだけでも十分すぎる。
しかしながら、彼女にとってそんなものは焼け石に水にすぎない。
彼女の遅い脚も、か弱い力も、そして――も……全て、この能力とは正反対、逆向きである。
更には戦闘する地形によっては武器など使えるものがなくなることもしばしば。
その為、彼女は主に血液をわざと放出し、武器にしなければならないのだ。
更に言えば、彼女の低い身体能力では最低限の条件の見る事で手一杯。
取っ組み合いの戦闘に持込さえすれば一方的に嬲ることができるだろう。
強度は鉄であるが、それは直接攻撃に強いだけであり
魔力攻撃に関しては、魔力耐性が無いため、干渉を受ける。
つまり、水などを固定していても、炎を放たれた場合、沸騰し水が消えてなくなることもあるのだ。
***・Deal"対処"
まず彼女と対峙した際、最初にするべき事は一にも二にも接近である。
彼女の身体能力は底辺――このスレでもワーストだろう、殆ど誰でも先手を取れる。
逆に言えば、彼女に対し距離を置いて、どうするか考え、待つという方法は危険極まりない。
己が持つ身体能力を最大限に生かし、止まることなく走り続ければ――勝利への道は確実に落ちてくる
では、彼女と同じく接近戦を苦手とする能力者が彼女の対峙した場合
逃げるしかないのか――否、そんなことは無い。
彼女の能力は基本的には動きに対応するもの、遠距離の能力者には逆に都合の良い相手だろう。
いずれにせよ、彼女では――彼女の身体能力では、扱えきれず、この能力の長所を常にいくつか潰している。
**@"Made In Heaven"
***・Summary"概要"
あらゆる、触れた物体を三分まで未来に送ることができる。
物体、とは言ったものの、この能力では生物であろうと何であろうと関係なく未来へ送ることができる。
未来へ送られた物体は、時が来るまで、何にも干渉される事なく、ただ時が来るのを待つ。
その間は別の世界に送られているため、誰も、それを見ることも感じることもできない。
そして、時が来ると、その場へと現れる(この事は後述する)
なお、発動中は常に左手に懐中時計を持っている必要がある。
更に、同じ物体に連続で発動するには、送った時間分待つ必要がある。
一度1分先に送った物体なら、戻ってきて1分間は未来へと送ることはできない。
***・Basic Knowledge"基礎知識"
物体を未来に送った場合まず"それ"に意識があるか否かで振り分けられる――尤も正確に言えば
どちらも同じ未来へと送られてはいるが、普通の小石を送ったのと人を送ったのでは大きく状況が違う。
例えば、物体そのもの――小石や武器など、意識を持たぬ道具を送った場合。
時間がたてば、彼女が未来に送った瞬間の場所――彼女が触れた瞬間の場所に現れる。
これはそれらの道具に意識がないからであり、急な地面の陥没や地割れが無い限り、それは変化しない(その場合どうなるか、は後述で)
では、意識のある人や存在を未来に送ったら、どうなるか
ふわりとした浮遊感の後、彼らの目の前には触れられた時と同じ場所の同じ光景が広がっているだろう。
ただしそこには人の存在感は無く、唯々、命の息吹を感じさせない空間でしか無い。
その空間で移動することは可能、勿論力を貯めることも、罠をしかける事も
移動や罠などは、時間が過ぎ、元の空間に戻るときには反映されている。
つまり、未来の世界でしかけた罠は、普通の世界の同じ場所にセットされたままになり
彼らが移動した場合、普通の世界の移動しおえた場所に現れる事となる。
発動中は常に懐中時計を持っている必要がある。
***・Assistance Knowledge"補助知識"
&bold(){――普通の世界での行動は未来へ反映されるのか、またその逆はどうか}
例えば、先に未来に送り、未来へ行っている間に普通の世界で穴を掘った場合、未来の方ではその穴ができるのか。
また、未来で穴を掘った場合、普通の世界に穴はできるのか――この二つの具体例から考えてみたい。
まず前者"普通の世界での行動は未来へ反映されるのか"
答えはYES、普通の世界で行った干渉は未来へも反映される。
その点で言えば未来は絶対に干渉されることは無いという前述の文章は
やや、正しくない――しかし、気にする程度では無いだろう、気にしないのっ!
次に後者"未来の世界での行動は普通の世界へ反映されるのか"
これはNO、未来の世界で穴を掘ったとしても、それが反映されるのは戻ってきた時。
時が経ち、未来へ送られていた人物が戻ってきたと同時に、未来で掘った位置に穴ができるのだ
&bold(){――未来に送られた者同士でコンタクトは取れるのか}
未来へ送られた者は点にいる事になる
(普通の世界) (未来の世界)
―――・――――――――――――・
例えば三分先にAを送ったとする
(普通の世界) (三分先)
―――・――――――――――――A
そして三〇秒たった場合、時間軸はこうなる
(普通の世界) (三分先【この時点の普通の世界から見れば二分三〇秒先】)
――――――・―――――――――A
この図からわかるように、Aの時間は動くことは無い。
同じ場所で時間が追いつくのを常に待っている状態なのだ。
この状態のAと会いたければ二分三〇秒後にBを送れば良い
(普通の世界) (三分先【この時点の普通の世界から見れば二分三〇秒先】)
――――――・―――――――――A
(普通の世界) (二分三〇秒先)
――――――・―――――――――B
こうなった場合、Aのいる未来へ、突然Bが現れたことになる。
そして二人とも、二分三〇秒後、この世界に戻ってくるのだ。
――普通の世界に戻った時、現れる場所に物があった場合どうなるのか
非常に限定的な状況では有るが、無いことは無い。
結論から言えば、現れる場所に既に何かが有る場合、何も無い少し横の空間へと自動的に修正される。
しかし、それを使った場合、数秒間からだが硬直してしまう。
&bold(){――未来で見えるモノ}
建物や、そこにある物体が見える。つまり、人の服に付着した血液を見ることはできない。
しかし、地面に落ちる血液などはリアルタイムで未来に影響を及ぼし、未来からでも見ることはできる。
見落とさないことが彼女にとって尤も重要な事の一つ
&bold(){――元ネタについて}
大半は思いつき、その為に穴が多い能力でもある、質問があればどしどし下さい><
わっちの血と肉になりますっ
***・Merit"長所"
恐らくは数多くある能力の中でもトップクラスの能力"時間跳躍"
どんな速度よりも速く、彼女は先へと行くことができる。
それはどんな能力とも違う"異端"の能力、塵にも宝石にもどちらにもなり得るニトログリセリン
二度目の新大陸の調査時にはこの能力が良い方向へと傾いたおかげで、かなりの力を発揮した。
まず所見では"何事か分からない"という強みを持つ。
彼女の能力最大の弱点である、未来からは相手が今、どこにいるのか分からないという弱点を
"相手の不安"による硬直で補うことができるのだ。
***・Demerit"短所"
能力がばれた瞬間から、先述した弱点はねっとりと彼女へと染み付く。
彼女は様々な対処をするが、それが意味を成さないことも多い。
また、単体では回避にしか役に立たないため、攻撃手段を使わないと宝の持ち腐れである。
***・Deal"対処"
まずは彼女の能力を見破らない事にはどうしようもない。
それができずとも、一点に固まらず常に動く必要がある。
彼女が攻撃を外した隙を狙うのが一番良いだろう。