イービルフェイス・D.D.

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――イービルフェイス・D.D. 極限まで表情を簡略化された、シンプルな仮面を着用した男。 仮面は丸と線だけで構成されており、主に極めて単純な「感情」を表現している。 紫紺色のローブに全身を包み、異様に大きな袖に手をすっぽり隠しているが、 その袖の中には別の表情の仮面が収納されている。 普段は袖の中には仮面しか見えず、その姿は少々異様。 即ち、イービルフェイスが両手を前に突き出した状態で真正面から彼を見れば、 顔、右手、左手と、3つ顔があるように見えるのである。 モノとか掴めないが、任務中トイレとかどうしているのであろうか。 本名はディフォロ・ルドルフ・ドレクスラー。 [[≪R.I.P.≫]]所属、≪四刃(フィーア・シュヴェアート)≫隊長である[[カーネル>カーネル・フェンダンス【≪四刃隊長≫】]]の私兵部隊「ヘルクロイツ」の一員。 上昇志向が強く、かつての隊長であるカーネルに感謝こそしているが、自分の方が強いと思っており、 また、いつか≪四刃≫、さらには≪R.I.P.≫幹部まで上り詰めるという野望を持っている。 カーネルを蹴落とし、その座を奪うことが夢であることも匂わせていた。 が、しかし後述の[[金の国]]戦で戦った[[ライク>ライク・ヴェルトゥス]]からは、 「自分の感情をコントロールできない奴に隊長は務まらない」といわれたことも。 まさしくその通りである。 なおコードネームの由来は恐らく、その奇妙な仮面から「イービルフェイス」。 「D.D.」は[[キャノンボール・O.Z.]]と同じく本名の頭文字であると思われる。 ――能力&戦闘スタイル 『怒り』『笑い』『悲しみ』の3つの仮面を使い分けることで、 自身の属性・感情を変化させ戦うトリッキーな能力を持つ。 なお仮面は[[海里>愛野 海里]]に斬られた際に消滅していたので、能力の産物だと思われる。 能力に加え、長い袖の中に隠した様々な暗器による奇襲攻撃を得意とする。 鎖付の刃や鎖分銅、ナイフやピストルなどを忍ばせており、なかなかの脅威。 ローブの下には鎧も纏っており、忍ばせた武器と合わせて相当な重量となっている。 そのため機動力は劣るが火力は平均して高く、殲滅力に優れる。 ただし、ドレクスラー本人の性格と、能力による感情の変化に難があり過ぎる。 仮面を装着したドレクスラーは、異常なまでにその仮面の『感情』に囚われる。 「怒り」ならば尋常ではない怒りに囚われ、 「笑い」ならば知性を疑いたくなるほど笑い、 「悲しみ」ならば端から見て引きたくなるほどに涙する。 彼自身はその能力の異質さと滑稽さを揶揄してか、自身を「ハーレクイン(道化)」と呼んでいた。 強力な能力のためのリスクなのかもしれないが、結果としてこれがかなり足を引っ張っている。 3つの仮面にはそれぞれ属性があり、装着した仮面の属性をドレクスラー自身が操れるようになる。 「怒り」は『炎』、「笑い」は『雷』、「悲しみ」は『氷』である。 顔に装着していない状態でも、その仮面から対応する属性の弾丸を射出することができるが、 装着している仮面の属性は自分自身が操れるようになるため、必然的に攻撃範囲や威力も高くなる。 推理力に優れていればすぐ見破れるが、厄介な能力であることに変わりはない。 なおドレクスラー曰く『悲しみ』の仮面にこめられた『氷』魔力が最も強力で、 極めて狭い範囲ながらもドレクスラー周囲の空気中の水分すら凍結させることができる。 ただし本人は「ブザマになるから」とあまり使いたがらない。悲しみに囚われるからである。 奥の手として、3つの仮面を全て装着し3属性を一挙に操る技がある。 すさまじいパワーを誇るが制御不能であり、攻撃までにタイムラグを要する。 また、3つの感情が全て混ざるためドレクスラー本人も暴走状態に陥ってしまう。 必殺技はその状態限定の『凝結した氷の刃に』『雷を纏わせ』『直撃と同時に火炎をばらまく』エモーショナル・トライデント。 だが、この技の発動前段階でドレクスラーが死亡したため、お披露目されることはなかった。 技名と内容は、直前に狂ったドレクスラーが叫んでいたものである。 ――近況 [[金の国]]の剣の丘において、カノッサ機関の[[Dr.ビフロン>Dr.ビフロン≪No.46≫]]と接触。 尋常ではない怒りに囚われており、殆ど会話が成立する状態ではなかったが、 その際≪R.I.P.≫が今後金の国において宣戦布告することを匂わせる台詞を口走っていた。 彼の言葉から、恐らくこのドレクスラーもその宣戦布告に参加すると思われる。 なお、機密事項を聞いてしまった(というかドレクスラーが一人で叫んだだけ)ビフロンに対して、 「名前、所属、住処、好きな食べ物を名乗れば見逃してやる」とか口走っていた。 頭大丈夫なのかこいつ。 ――終焉 そして、情報通りに≪R.I.P.≫の金の国襲撃戦に参加。 カーネルの宣戦布告を聞きながら噴水広場で不満を溢しているところ、 噂を聞きつけやってきたライク、海里、[[ルシア>ルシア・マリカ]]と接触。 ≪R.I.P.≫に拉致された[[天ヶ谷 昴>天ヶ谷 昴 / スバル=エルデピアス]]の友人らしい海里とルシアに対し嘲笑し、 昴の情報が欲しければオレを倒してみろ的なテンプレ悪役の台詞と共に戦闘開始。 能力を駆使した攻撃と暗器の奇襲コンボで3者を苦しめるが海里がその性質を見抜き、 3人の連携の前にドレクスラーは少しずつダメージを蓄積させてゆく。 やがて海里の砲撃にブッ飛ばされたことで苛立ちがピークに達し、3仮面を一気に装着。 自身を暴走させ必殺技「エモーショナル・トライデント」を放とうとする。 ……が、これも海里の斬撃によって魔力を分解され威力減、 ライクの火炎の剣とルシアの闇の剣に身体を貫かれ致命傷を追い死亡――と思われたが。 それは狂気の執念か、明らかに致命傷を負いながらも攻撃を続行。 断末魔の叫びと共に、3人を道連れにしようとする。 ……が、しかし、攻撃発動の瞬間にドレクスラーの身体をひとすじの≪穿光≫が貫く。 状況を理解できず、接死の領域で混乱するドレクスラーに襲い掛かったのは、風の槌撃。 あまりにも呆気なくその身を叩き潰され、最期を遂げる。 無様にも暴走し≪R.I.P.≫にも被害を及ぼしそうだったドレクスラーを「粛清」したのは、 カーネルに“付き従う”ように現れた、≪R.I.P.≫に拉致されたはずの昴であった――。
――イービルフェイス・D.D. 極限まで表情を簡略化された、シンプルな仮面を着用した男。 仮面は丸と線だけで構成されており、主に極めて単純な「感情」を表現している。 紫紺色のローブに全身を包み、異様に大きな袖に手をすっぽり隠しているが、 その袖の中には別の表情の仮面が収納されている。 普段は袖の中には仮面しか見えず、その姿は少々異様。 即ち、イービルフェイスが両手を前に突き出した状態で真正面から彼を見れば、 顔、右手、左手と、3つ顔があるように見えるのである。 モノとか掴めないが、任務中トイレとかどうしているのであろうか。 本名はディフォロ・ルドルフ・ドレクスラー。 [[≪R.I.P.≫]]所属、≪四刃(フィーア・シュヴェアート)≫隊長である[[カーネル>カーネル・フェンダンス【≪四刃隊長≫】]]の私兵部隊「ヘルクロイツ」の一員。 上昇志向が強く、かつての隊長であるカーネルに感謝こそしているが、自分の方が強いと思っており、 また、いつか≪四刃≫、さらには≪R.I.P.≫幹部まで上り詰めるという野望を持っている。 カーネルを蹴落とし、その座を奪うことが夢であることも匂わせていた。 が、しかし後述の[[金の国]]戦で戦った[[ライク>ライク・ヴェルトゥス]]からは、 「自分の感情をコントロールできない奴に隊長は務まらない」といわれたことも。 まさしくその通りである。 なおコードネームの由来は恐らく、その奇妙な仮面から「イービルフェイス」。 「D.D.」は[[キャノンボール・O.Z.]]と同じく本名の頭文字であると思われる。 ――能力&戦闘スタイル 『怒り』『笑い』『悲しみ』の3つの仮面を使い分けることで、 自身の属性・感情を変化させ戦うトリッキーな能力を持つ。 なお仮面は[[海里>愛野 海里]]に斬られた際に消滅していたので、能力の産物だと思われる。 能力に加え、長い袖の中に隠した様々な暗器による奇襲攻撃を得意とする。 鎖付の刃や鎖分銅、ナイフやピストルなどを忍ばせており、なかなかの脅威。 ローブの下には鎧も纏っており、忍ばせた武器と合わせて相当な重量となっている。 そのため機動力は劣るが火力は平均して高く、殲滅力に優れる。 ただし、ドレクスラー本人の性格と、能力による感情の変化に難があり過ぎる。 仮面を装着したドレクスラーは、異常なまでにその仮面の『感情』に囚われる。 「怒り」ならば尋常ではない怒りに囚われ、 「笑い」ならば知性を疑いたくなるほど笑い、 「悲しみ」ならば端から見て引きたくなるほどに涙する。 彼自身はその能力の異質さと滑稽さを揶揄してか、自身を「ハーレクイン(道化)」と呼んでいた。 強力な能力のためのリスクなのかもしれないが、結果としてこれがかなり足を引っ張っている。 3つの仮面にはそれぞれ属性があり、装着した仮面の属性をドレクスラー自身が操れるようになる。 「怒り」は『炎』、「笑い」は『雷』、「悲しみ」は『氷』である。 顔に装着していない状態でも、その仮面から対応する属性の弾丸を射出することができるが、 装着している仮面の属性は自分自身が操れるようになるため、必然的に攻撃範囲や威力も高くなる。 推理力に優れていればすぐ見破れるが、厄介な能力であることに変わりはない。 なおドレクスラー曰く『悲しみ』の仮面にこめられた『氷』魔力が最も強力で、 極めて狭い範囲ながらもドレクスラー周囲の空気中の水分すら凍結させることができる。 ただし本人は「ブザマになるから」とあまり使いたがらない。悲しみに囚われるからである。 奥の手として、3つの仮面を全て装着し3属性を一挙に操る技がある。 すさまじいパワーを誇るが制御不能であり、攻撃までにタイムラグを要する。 また、3つの感情が全て混ざるためドレクスラー本人も暴走状態に陥ってしまう。 必殺技はその状態限定の『凝結した氷の刃に』『雷を纏わせ』『直撃と同時に火炎をばらまく』エモーショナル・トライデント。 だが、この技の発動前段階でドレクスラーが死亡したため、お披露目されることはなかった。 技名と内容は、直前に狂ったドレクスラーが叫んでいたものである。 ――近況 [[金の国]]の剣の丘において、カノッサ機関の[[Dr.ビフロン>Dr.ビフロン≪No.46≫]]と接触。 尋常ではない怒りに囚われており、殆ど会話が成立する状態ではなかったが、 その際≪R.I.P.≫が今後金の国において宣戦布告することを匂わせる台詞を口走っていた。 彼の言葉から、恐らくこのドレクスラーもその宣戦布告に参加すると思われる。 なお、機密事項を聞いてしまった(というかドレクスラーが一人で叫んだだけ)ビフロンに対して、 「名前、所属、住処、好きな食べ物を名乗れば見逃してやる」とか口走っていた。 頭大丈夫なのかこいつ。 ――終焉 そして、情報通りに≪R.I.P.≫の金の国襲撃戦に参加。 カーネルの宣戦布告を聞きながら噴水広場で不満を溢しているところ、 噂を聞きつけやってきたライク、海里、[[ルシア>ルシア・マリカ]]と接触。 ≪R.I.P.≫に拉致された[[天ヶ谷 昴]]の友人らしい海里とルシアに対し嘲笑し、 昴の情報が欲しければオレを倒してみろ的なテンプレ悪役の台詞と共に戦闘開始。 能力を駆使した攻撃と暗器の奇襲コンボで3者を苦しめるが海里がその性質を見抜き、 3人の連携の前にドレクスラーは少しずつダメージを蓄積させてゆく。 やがて海里の砲撃にブッ飛ばされたことで苛立ちがピークに達し、3仮面を一気に装着。 自身を暴走させ必殺技「エモーショナル・トライデント」を放とうとする。 ……が、これも海里の斬撃によって魔力を分解され威力減、 ライクの火炎の剣とルシアの闇の剣に身体を貫かれ致命傷を追い死亡――と思われたが。 それは狂気の執念か、明らかに致命傷を負いながらも攻撃を続行。 断末魔の叫びと共に、3人を道連れにしようとする。 ……が、しかし、攻撃発動の瞬間にドレクスラーの身体をひとすじの≪穿光≫が貫く。 状況を理解できず、接死の領域で混乱するドレクスラーに襲い掛かったのは、風の槌撃。 あまりにも呆気なくその身を叩き潰され、最期を遂げる。 無様にも暴走し≪R.I.P.≫にも被害を及ぼしそうだったドレクスラーを「粛清」したのは、 カーネルに“付き従う”ように現れた、≪R.I.P.≫に拉致されたはずの昴であった――。

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